蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

花月庵 みのしま  市原

2008-06-03 21:53:43 | 蕎麦
江戸前の魚といえば、ハゼやメゴチ、鱸に星カレイなど、繊細な味わいのものが豊かだったようだ。それが徳川の世から続く埋め立て事業と、巨大コンビナートなどにより江戸中心近くでは、捕れなくなった。しかし、東京湾の地形には変化がなく、コンビナートのちょっと外側まで行けば、その昔江戸前と呼んだ魚がまだまだいるらしい。


なにやら前置きが長くなってしまったが、こちらのお店の天麩羅盛り合わせは、山の幸も、海の幸も、実に絶品なのだ。衣は少し厚めで、ホコットした素材の香りを閉じ込める味わいが、美味そのままである。




もちろん、蕎麦も最高。自家栽培の蕎麦は実に香り高い。いわゆる細打ちではなく、プルンとした感じの口ざわりを楽しめるのも嬉しい。こういう蕎麦をいただくと、本当に心が和む。


これはこれは、ご馳走様でした。


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