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蝶々夫人



昨夜、NHKで「蝶々さん」のドラマの後編をやりましたが
ご覧になりしたか? 主演は宮崎あおいでした。



プッチーニの歌劇『蝶々夫人』がピエール・ロティの小説『お菊さん』の影響を受けていることは間違いないでしょうが、その“お菊さん”は、実はここ竹田出身の“おかねさん”だったという説があるのです。
http://taketa.angelfarm.jp/index.php?go=YCMB6b

思うにあの時代、おかねさん、お菊さん、蝶々さんのような人は
たくさんあったのでしょう。

明治のあの時代だけでなく、太平洋戦争敗戦後の基地周辺でも
たくさんあったと思います。

私がインドのプーナに滞在していたとき
きれいなサリーを着た年輩のインド女性から
“Do you want Poona wife?”とささやきかけられたことがあります。
若くてビューティティフルな子がいると彼女は言った。
それを思い出しました・・・それですね『蝶々夫人』。

実は普遍的なストーリーなのではないでしょうか。
ただプッチーニの歌劇が名作になったのは
音楽が素晴らしかった点と
主人公の蝶々さんが自刃したという劇的な脚色にあると思います。

おかねさんは故郷竹田に帰って
洞窟に住んで命を長らえ気がふれた。
これでは名声を博する歌劇にならなかったでしょう。
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