田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

吉野ヶ里歴史公園のソバ畑

2019年11月11日 | 吉野ヶ里

   先月末に吉野ヶ里歴史公園へ行きました。ここへは年に何度か訪れます。遺跡を見るというよりも歩くことが目的です。正面ゲートから田手川に架かる橋を渡って環壕を通り抜けます。

  園路沿いには猪の親子がいます。

  南内郭です。ここには地位の高い人々が住んでいたと考えられています。柵で囲まれており、四方を見張る物見櫓があります。この日は中に入らず外側の園路を歩きました。

 当時、まつりごとが行われていたとされる北内郭を過ぎ、歴代の王が埋葬されている北墳丘墓を見学しました。発掘時のままに保存されています。

 遺跡の中で集落などがあるエリアは環壕で囲まれています。環壕の外に出ました。

 「祭りの広場」への道を歩きます。この辺りまで来る見学者はほとんどいません。

  赤いソバ畑が広がっていました。6月に来た時は、ここはベニバナ畑でした。

  赤いソバの花を見るのは初めてです。

  ソバ畑は数ヘクタールの広さがあります。

 

  赤いソバの花は近くで見るとほんのりと色気を感じます。

  ソバ畑の横にピンクの花をつけた木が10本ほどありました。梅に似たこの花の名前を知りません。

 こちらの樹々に囲まれたソバ畑には、テーブルとベンチが数基置かれています。家族連れが来ていました。

 遺跡エリアの方に戻ります。広い公園の中を歩いていると気持ち良いです。この辺りは南内郭。

  ここは「倉と市」。倉庫群があります。

 一旦環壕を出て弥生式の水田に来ました。吉野ヶ里では炭化米は出土していますが、水田の遺構は発掘されていません。ここでは白米のほか、赤米や紫米が栽培されています。向こうを走るのは巡回バス。

  南のムラです。ここでは庶民が暮らしていました。ここのソバ畑は白い花です。

 テントでは火おこしや勾玉づくりなどの体験ができます。目の前を横切っているのはボランティアさんでしょう。

 夏の間のウォーキングはもっぱらショッピングモールを歩くことでした。秋に入ってからは出来るだけ野外を歩いています。やはり自然の中が気持ち良い。街なか散歩もいいのですが、中心商店街がさびれてちょっと寂しいですね。

 

 

 

 

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5 コメント

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広い (tango)
2019-11-11 08:23:46
いろいろな場所を紹介してくださるので
わかりますが、自分では時間がなく回り方も
検討がつきません
九州より様の紹介で社会科の勉強ができます
社会の勉強に先生について回ります!(わらい)
赤そばの花 (京都で定年後生活)
2019-11-11 17:12:37
こんにちは
赤そばの花すごいですね。
私はまだ見たことがないです。
ピンクの花、梅そっくりですね。
赤そばの花 (京都で定年後生活)
2019-11-11 17:13:57
こんにちは
赤そばの花すごいですね。
私はまだ見たことがないです。
ピンクの花、梅そっくりですね。
こんにちは (九州より)
2019-11-11 17:21:02
吉野ヶ里には何度も行きました。
遺跡の社会科勉強は卒業です。
自然の中を歩きまわるのが気持ち良いので、
時々でかけます。
ちょうどよいウォーキングコースになっています。
京都で定年後生活様 (九州より)
2019-11-11 17:46:57
こんばんは。
赤ソバは初見でした。
数日前に別の場所でも見ましたが、
品種名は「高嶺ルビー」ということでした。
樹木のピンクの花は紅梅のように思えるのですが。
どの木にもピンクの花が咲いていました。

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