一週間前は桜が見頃でした。百年公園では大きな桜と楠が出迎えてくれました。ここは、少し前までまだ小さかった孫たちと弁当をもって遊びに来たところです。
花壇の向こうに桜並木があります。
この桜はそう古いものではありません。
堤防は菜の花とダイコンの花でおおわれていました。向こうの木立は対岸になります。写真では見えませんが、真ん中に高良川の流れがあります。昨年の秋に . . . 本文を読む
彼岸の中日。菩提寺へお参りに行きました。来てみると、山門で満開の桜が出迎えているのに驚きました。宗教心の薄い私も彼岸のお参りは欠かしませんが、この寺に桜の木があったとは気がつきませんでした。それだけ今年は桜の開花が早いのでしょう。
階段の上は仏堂ではなく、国指定の装飾古墳です。古墳を保護するための覆屋が建っています。寺は臨済宗妙心寺派で小さな寺です。
もう数十年前になります。父が . . . 本文を読む
柳川の雛祭りである、さげもんまつりに行きました。柳川は1年ぶりです。白秋生家の近くにある市営の駐車場に車を置いて歩きます。この辺りは漁師町で恵比須信仰が強く、町のあちこちに恵比須様が祀られています。どの恵比須様も住宅街の小さな空間に鎮座しています。
沖端近くの鬼童町にある旧戸島邸です。柳河藩武士の隠宅として建てられました。庭園は国の名勝に指定されています。
座敷に飾られた雛飾りと . . . 本文を読む
筑後平野を東西に連なる耳納山地。その山辺の道や、麓の田畑や植木・苗木の圃場が広がる辺りを車でよく走ります。いまの季節、道沿いの景色はいろいろな花木で彩られていて、気持ちが弾みます。南に山並み、北の低地に筑後川が流れています。
谷筋から流れてくる小川に菜の花が咲いていました。小さな川ですが名前があります。ここに住む人たちは、下流の田園地帯に行くと周りに何もないので道に迷うといいます。
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草野町にある世界のつばき館では各品種の椿が見頃を迎えています。
「ヤマトウツバキ」 (中国雲南省)
ガラスハウスには金花茶など、中国産をはじめとする原種椿が咲いていました。一般に原種椿は地味な花を咲かせます。この日は併設のつばき庭園に咲く花を少し紹介します。
「正義」
「正義」はシーボルトが出島から持ち帰り、ヨーロッパにおける椿の園芸品種づくりの元になったと言われてい . . . 本文を読む
今月の初め。草野町の山裾にある河津桜を見に行きました。麓近くに車を置いて少し登ります。
植木の圃場や柿畑の中に10本ほど河津桜の並木があります。
ここは山に近いのですが、花だよりを聞いた人が訪れます。花のあいだをメジロが忙しく飛び回っていました。周りは緑豊かで、道々の景色は椿などで花盛りです。
となりには椿の圃場。落ち椿で地面はピンクに染まっています。 . . . 本文を読む
隣町の八女でひなまつりが行われています。まず横町町家交流館へ。この建物はもとは造り酒屋だったもので、いまは市の観光施設になっています。
まつりの期間中は、毎年たくさんの雛人形が並べられます。
旧往還をぶらぶらと歩きます。四百年前、短期間ですが八女は城下町でした。一国一城令により廃城となりましたが、その後は在方町として八女地方の物資の集散地として栄えました。
い . . . 本文を読む
いつも歩く散歩道。ピンクの桜が見頃でした。以前に「オカメ」という手書きの木札が下がっていたのでいたのでオカメ桜でしょう。向こうには高さ62メートルの慈母観音像。残念ながら後ろ姿の観音様です。
オカメ桜は濃いピンクの花を下向きに咲かせます。
オカメの隣にサンシュユの木がありました。こちらも満開でした。
花が小さいので、これまで気に留めませんでしたが、よく見ると可愛いですね。 . . . 本文を読む
先月の下旬、梅林寺外苑に行きました。この梅林は60年ほど前、寺号にちなんで篤志家により整備されました。川岸にあるためか、ほかより少し遅れて咲きます。
紅梅を中心に見頃を迎えていましたが、まだ蕾の枝もあります。
梅の季節になると多くの人が訪れます。密になるような人出ではありませんが、この時期だけ茶店も営業しています。
外苑から寺の伽藍の方へ歩いていきます。
振り返る . . . 本文を読む