初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

テレビと映画

2016年02月25日 21時17分33秒 | Weblog


テレビはニュースのほかに

アナウンサーを中心に

鼎談とか座談会がありました

ラジオのトーク番組では

音声だけでしたが、テレビになって

出演者のネクタイ,衣装が見えますし

身振り手振りや表情が番組に加わります

テレビは新しく感じられました



ラジオドラマは音声だけでしたが

テレビドラマになって動画が加わりました

ラジオドラマはテープレコーダーを駆使して

組み立てていましたが、テレビドラマは

まだ、録画機がありません。

すべて生ドラマです。制作しているスタジオで

タイトルからエンドマークまですべて処理しなくては

なりませんでした



我が家の14インチのテレビを

父親と二人で,テレビドラマ(生)をよく見ました

カツドウ屋(映画人)の父親は画面構成を渋い顔で

眺めていました

… … …

映画では、登場する二人の俳優さんのそれぞれの

アップを同じ焦点距離のレンズで切り返していくのに

テレビ・ドラマでは、それぞれの俳優さんのアップを写す

レンズの焦点距離が違うのです。レンズの焦点距離が

違うと,なんとなく場面の雰囲気が違ってきます



また、二人の俳優さんのアップショットで一人は

キチッと正面を向いているのに,もう一人の俳優さんの

アップに切り替わると横顔になることがありました

… … …

ワンカットずつ,厳密なカットで積み重ねていく映画に

比べて、テレビ・ドラマのカットは、少し違っていました









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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
丁寧な 映画と (在豪大阪人)
2016-02-25 22:16:57
映像技術専門分野の説明で この歳になって初めて分かったことがあります。
渋い顔をなさっていたご尊父様のお顔が見えてきそうです。
まさにテレビ映像の現場に携わっておられる貴兄の 一種身の置き所のない辛さも想像できそうですが
既に60年余の昔、 読ませていただきました。有難うございます。
ヌーベルバーグ (Keidate1)
2016-02-28 21:20:14
在豪大阪人さま。歴史ある映画界からみると、当時のテレビ・ドラマの映像組立が乱暴だったかも知れません。しかし,荒削りなテレビがやがて映画を追い越して行きます。このテレビの荒削りな画面構成が、映画に反映して新しい波としてヌーベルバーグが誕生したと思っていますが、丁寧なコメントありがとうございます。

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