レンブラント展 光の探求/闇の誘惑(東京都台東区上野公園 国立西洋美術館)
会期:2011/3/12~2011/6/12
★★☆☆☆
国立西洋美術館、このG/Wの企画は「レンブラント」。
レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)は、オランダの画家であり、古くより「光と影の魔術師」「明暗の巨匠」と呼ばれ、光の探求や陰影表現、明暗法を終生追求した作家。
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只今「世界遺産申請中」の国立西洋美術館での、企画展。
今日も考えてます。
さて、中世、「光の魔術師」と呼ばれる画家は多いのですが、レンブラントの作品も、まるで絵画自身が光を発しているような、額縁から、ぬう、と人が出てきそうな、そんなリアリティのある、作風でした。
ただ、私の個人的見解としては「技巧派」で、絵自体に激しいストーリー性や感情があるわけではないので、ちょっと物足りなさを感じました。
面白いのは、彼は絵画より版画の方が主体のようで、版画の場合は明より暗を主体として、濃淡の黒で情景を表現していました。
また、版画なので刷りかたで全く印象の異なる仕上がりになっている作品(同じ版下)も展示されていました。
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