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国産洋画劇場 船と氷山

2018-11-30 23:34:04 | テレビ・ラジオ
国産洋画劇場 船と氷山
2018年9月 大阪チャンネル配信 キャスト:秋山竜次、友近
★★★★★

異常気象により生じた巨大な氷山と衝突し、「沈まない船」大谷丸はゆっくりだが確実に沈みゆく・・・
雀(秋山竜次)と薔薇子(友近)の運命は・・・?
∞∞∞∞∞

「今や洋画は国産の時代」

ネット配信「大阪チャンネル」が贈る「和製洋画」第二弾です。
現在、YouTubeで絶賛無料配信中なので、観てみました!

もちろん、あの有名な巨大客船でのラブストーリー「タイ●ニック」にオマージュを捧げる作品。
約1時間の内容は、100%おふざけ、でないところが面白いです。

ワンダー 君は太陽

2018-11-29 20:29:40 | 映画
ワンダー 君は太陽
2017年アメリカ 監督:スティーヴン・チョボスキー キャスト:ジェイコブ・トレンブレイ、ジュリア・ロバーツ
★★★☆☆

生まれつき顔立ちが人と違う少年オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)は、幼いころから自宅で母のイザベル(ジュリア・ロバーツ)と勉強してきた。
10歳になり学校に通い始めた彼は同級生と仲良くしたいと願うが、じろじろ眺められたり避けられたりする。
しかし彼の行動が、周囲の態度を少しずつ変えていき・・・
∞∞∞∞∞

フツーに面白く、フツーに感動します。
先日観た「ドリーム」同様、いかにもアメリカ的、ハリウッド的。
多様性を認めない社会に立ち向かい、自分も、他人も変わっていくという物語。

なので、フツーに感動します。つまらなくもない。
本作は生まれつきの障害からくる「見た目」ですが、一昔前なら性的マイノリティ。二昔前なら貧しい人。三昔前なら人種がテーマになったような作品です。

という感じではあるのですが、
「ジュリア・ロバーツも年取ったな、でもきれいだな。ちょっと怖そうだな」なんて思いながら本作を観ていると、
主人公のオギーの「外見が悪い」という障害が、だんだん「たいしたことない」ように感じてくるのです。
オギーの障害を感じなくなるに反して、まわりの健常者の障害っぷりが際立ってきます。
将来に不安を感じる不安症。コミュニケーションがうまく取れないコミュ障。モンスターペアレント、妬み嫉み、いじめ・・・

たぶん本作が言いたいことは、そういうことなのかもしれませんね。
でも、フツーっぽいので★3つ。

ドリーム

2018-11-28 21:14:30 | 映画
ドリーム
2016年アメリカ 監督:セオドア・メルフィ キャスト:タラジ・P・ヘンソン、ケヴィン・コスナー 原作:マーゴット・リー・シェッタリー
★★★☆☆

1960年代の初め、ソ連との宇宙開発競争で遅れを取っていたアメリカは、国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画に乗り出す。
NASAのキャサリン・G・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソンは、差別や偏見と闘いながら、宇宙飛行士ジョン・グレンの地球周回軌道飛行を成功させるため奔走する
∞∞∞∞∞

フツーに面白かったです。
良くも悪くも、いかにもアメリカ的、ハリウッド的。
アメリカ合衆国の大いなる成功の陰にある、多民族国家ならではの暗の部分を乗り越えました。的なアメリカンドリーム。

まさに「ドリーム」です。

まぁ、まさにこれこそがアメリカの強さで、私たちが子どものころ憧れたアメリカですね。
肌の色とか、女性だとか、ちまちましたことを気にせず、大きな目的に向かって総力を結集する。というリーダーをケビンコスナーさんが好演しています。

ところで、本作、IBMのコンピュータが入ってくることで「計算係」の仕事が奪われる危機のシーンがあります。
これって、まさに今のAIクライシス(AIに人間の仕事が奪われる)そのものじゃないですか!!!
それを乗り越える(その波に乗る)ために必要なのは、拒絶ではなく、先取りなのね。

フラッシュゴードン

2018-11-27 08:15:11 | 映画
フラッシュゴードン
1980年アメリカ 監督:マイク・ホッジス キャスト:サム・ジョーンズ、マックス・フォン・シドー 原作:アレックス・レイモンド 音楽:クイーン
★★☆☆☆

地球征服を企む悪の皇帝ミンの野望を砕くため、恋人デイルとザーコフ博士と共に惑星モンゴへ飛び立つフラッシュ・ゴードン。
∞∞∞∞∞

ボヘミアンラプソディーを観て、クイーンで思い出したのがこちら、
フラッシュ!ア~、ア~!!♪の「フラッシュゴードン」。
私、観たことなかったのですが、子どものころ、テレビでこのテーマ曲がいっぱい流れていて、いまだに頭にこのフレーズが浮かぶ作品。
近くのツタヤにあったので借りてきました。

B級です。

「あの、ジョージルーカスも映像化を切望した」とか書かれていますが、「スターウオーズ」は本作の3年前の1977年に公開。
逆に、ジョージルーカスに撮らせていたら、スターウオーズはどうなっちゃったの?と思わずにはいられません。

全宇宙を支配するミン皇帝は、その後、老人役で名をはせるマックス・フォン・シドーさん。
味方になるパリン王子に、その後、007になるティモシー・ダルトンさん。と、名優もチラホラ。

このミン皇帝は超能力のようなものを持っていますが、肝心のフラッシュゴードンは、単なる体の丈夫な人間。
それも、ひょんなことから宇宙に行くハメになり、ひょんなことからミン皇帝と闘うハメに。
ポスターの印象的なコスチュームも、ひょんなことから身に着けるハメに。
ラストは大団円なのですが、スターウオーズを彷彿とさせるドヤ顔の整列。
と、ツッコミどころ満載で楽しめます。たぶん。

日日是好日

2018-11-26 04:11:46 | 映画
2018年日本 監督:大森立嗣 キャスト:黒木華、樹木希林 原作:森下典子
★★★★★
 
大学生の典子(黒木華)は、突然母親から茶道を勧められる。
戸惑いながらも従姉・美智子と共に、タダモノではないとうわさの茶道教室の先生・武田のおばさん(樹木希林)の指導を受けることになる。
∞∞∞∞∞
 
「良質な映画」でした。
四季折々、諸行無常、森羅万象って感じです。
 
しっかし、女優さんってスゴイですね。
樹木希林さんをはじめ、役柄として茶道の所作が美しいのは当然としても、
成長に従って所作が整ってくる、って感じが出せるなんて・・・女優さんですね~