猫の気持ちになってみろ

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マグダラのマリア

2018-12-31 19:09:28 | 映画
マグダラのマリア
2018年イギリス・アメリカ・オーストラリア 監督:ガース・デイビス キャスト:ルーニー・マーラ、ホアキン・フェニックス
★★★☆☆

マグダラのマリアはキリストの使徒に値するほど重要な位置にあった女性。
イエスが十字架にかけられたとき、そしてイエスが復活したときの証人とされる女性。
マリアのイエスと使徒との旅を描く。
∞∞∞∞∞

この手の宗教や神話がらみの映画は、いろんな解釈があるのであらかじめネットで「マグダラのマリア」について調べてから観ました。

「マグダラのマリア」

確かに数々の絵画などに出てくる女性ですが、娼婦だったの、罪深いだのと不名誉な女性(イエスに救済された女性)として有名だったようです。
本作ではそんな不名誉なところは一切ナシで、むしろイエスの唯一の理解者のように描かれています。

映画『ダヴィンチコード』ではヨハネは実はマリアで、イエスの「妻」とまで解釈されていたようですが、
本作でも「最後の晩餐」のヨハネの位置に座っていました。

そんな感じでいろいろ思わせる作品ですが、映画としては風景と役者さんが「絵」的に美しい。
そんな作品でした。

魔界転生

2018-12-30 00:05:24 | 映画
魔界転生
2003年日本 監督:平山秀幸 キャスト:窪塚洋介、佐藤浩市 原作:山田風太郎
★★★☆☆

1638年、島原の乱。3万7千の農民に対し、天草四郎の妖術を恐れる徳川幕府は、12万の軍勢を送り込み、切支丹の一揆勢を全滅に追い込む。
十余年後、徳川3代目将軍・家光の治世、紀州藩主・徳川頼宣は平穏を保ったこの世に野心と不満を抱え、次期将軍の座を虎視眈々と狙っていた。
そんなある日、頼宣の前に死んだはずの四郎が姿を現わす。
四郎は頼宣の野望実現を約束すると、秘術「魔界転生」を披露し、女の身体から柳生流の豪傑・荒木又右衛門を復活させるのだった。
その頃、紀州藩の不穏な動きを察した柳生十兵衛も行動を始めていた・・・
∞∞∞∞∞

こちらは窪塚洋介版です。

島原の闘いとか、妖術の部分とか、前作と違ってCGも使ってリアルかつ美しく表現されています。
ただ、やっぱ迫力に欠ける点は否めません。

俳優さんも古田新太など面白い役者さんを使っているのですが、前作の迫力がなく、
沢田研二さんの天草四郎のイメージが強すぎて、窪塚洋介さんが悪いわけではないのですが「もっと美しさを・・・」と感じてしまいました。

とまぁ、前作と比較ばかりしてしまう作品。
ちょっと不利かな。
ちなみに、先日、明治座で観た演劇はとても良くできていたな。と感じました。

魔界転生

2018-12-29 13:26:40 | 映画
魔界転生
1981年日本 監督:深作欣二 キャスト:沢田研二、千葉真一 原作:山田風太郎
★★★☆☆

寛永の時代のある夜、島原の乱で殉死したはずの天草四郎が再び命を取り戻す。
彼は自分と同じように不本意な死に追いやられた人々を集め、時の将軍家綱に復讐を開始するが、彼ら魔界衆の前に柳生十兵衛が敢然と立ちふさがった。
∞∞∞∞∞

ジュリーです。ジュリーが天草四郎。

私、この映画は初めて観たのですが、公開当時、たくさんCMが流れていて、金色の眼をしたジュリー扮する天草四郎の映像が大量にお茶の間に流されていたのは記憶しています。
なので、私ら世代が天草四郎っていうと、「沢田研二」さんが「エロイムエッサイム」って呪文を唱えるイメージを浮かべる人が少なくないと思います。

で、本作。
1にジュリーのビジュアル。2に佳那晃子さんの妖艶さ。3に千葉真一さんの目力の強さ。
もう、これでこの映画の魅力の90パーセント以上占めてます!!!

っても、
時の将軍「家綱」を演じる松橋登さんとか、腹心の「松平伊豆守」を演じる成田三樹夫さんとか、刀鍛冶「村正」を演じる丹波哲郎さんとか、あ~懐かしいな~という名優さんの数々だの、
若き日JAC時代の真田広之さんが出演していてジュリー扮する天草四郎とのキスシーンだの、
これぞ「ザ日本」と言うべき美しい浜辺での、緒形拳さん扮する宮本武蔵と千葉真一さん扮する柳生十兵衛との決闘シーンだの、
若山富三郎さんの迫力の殺陣のシーンだの、
燃える江戸城の中、炎に浮かび上がる天草四郎と柳生十兵衛との決闘シーンだの。
と見どころ満載。

ライティングも、カメラアングルも、編集も昔懐かしい時代劇感満載で安定感もあり。
ちょっとお話の流れがバラバラだったのが残念でしたが、楽しめました。

東京ミチテラス2018(東京駅周辺)

2018-12-28 23:24:25 | イベント
東京ミチテラス2018(東京駅周辺)
会期:2018/12/24~12/28
丸の内イルミネーション:会期:2018/11/8~2019/2/17
Marunouchi Bright Christmas 2018 ~北欧から届いたクリスマス with Yuming~:会期:2018/11/8~12/25
WHITE KITTE:会期:2018/11/21~12/25
★★★★☆

2020年へのカウントダウンがはじまり、平成から新しい時代へと移り変わろうとするなか、日本の玄関口である東京・丸の内エリアに、『新しい時代への扉』『多くの皆さまをお迎えするエントランス』をイメージして、「ひかりのゲートウェイ」を創出します。
∞∞∞∞∞



東京駅周辺。毎年恒例のイルミネーションと「ミチテラス」が開催されました。
東京駅前から、誘導に従って歩くと





どっちゃりな人の先に東京駅です。
駅の柱にプロジェクションマッピングで、ちょっとだけ映像が映し出されていました。
いやぁ~都会って、明るいですね~



さて、丸ビルに入ると、こちらも恒例「Bright Christmas」のクリスマスツリー。今年はユーミンとコラボで、北欧のイメージだそうです。



あらステキ♪毛糸でできたツリーなのね♪
15分ごとに「恋人はサンタクロース」の音楽に乗せて、ライティングショーが繰り広げられていました。
名曲だな。



こちらは「三菱一号館美術館」前のツリー。今年はシンプルだな。



そして「WHITE KITTE」。このでかいツリーを夏の間はいったいどこにしまってるんでしょ?
と、いう感じで、都会のクリスマスは明るいのでした。

銀魂2 掟は破るためにこそある

2018-12-27 15:57:37 | 映画
銀魂2 掟は破るためにこそある
2018年日本 監督:福田雄一 キャスト:小栗旬、菅田将暉、橋本環奈 原作:空知英秋
★★★★☆

天人(あまんと)が台頭する江戸。
家賃を払うお金もない万事屋3人衆は、生活のためにアルバイトを始めるが、どのバイト先でもなぜか天下の将軍様と遭遇する。
同じころ、江戸の治安を守る特殊警察・真選組で内紛が起こり、創設以来最大の危機は、将軍をも巻き込む陰謀へと発展する・・・
∞∞∞∞∞

単純に笑えました!

若手実力派俳優がずらりと揃ったコメディなので、おちゃらけた中でも、そこそこ見ごたえありました。

昔、アメリカ映画でいわゆる「おバカ映画」ってやつが流行ったけど、それの日本版ってとこかな?