算太郎日記

日々の日記を綴ります

二人が借りた本

2021年09月27日 | 日記
最近、図書館からある本を借りた。
220頁ほどの文庫本である。

新聞で書評を読んで、興味を持ち借りたのだ。

先日その本が見当たらず、家の中を探していると、なんと同じ本が2冊あるではないか。
妻に聞いてみると、妻も同じ書評を読み、図書館から借りたとのこと。
気が合うというか、家庭内でのコミュニケーションが無いというか・・・・。

二人が借りた本は、「洟をたらした神」(吉野せい著)という本。

著者の吉野せい氏は、阿武隈山麓で農業に従事しながら、70歳を過ぎてから筆を執ったという。その文章は、一文一文が味わい深く、氏の強く繊細な感性を見事に反映させているように感じる。まだ読み始めたばかりで、これから先、読み進めるのが楽しみだ。