算太郎日記

日々の日記を綴ります

中村哲氏の生き方を学ぶ

2020年12月30日 | 日記
アフガニスタンで、長年現地の貧しい人々の生活改善に尽力してきた医師の中村哲氏が、銃撃され死亡してから1年がたちます。

中村氏の追悼番組がTVで放送されていました。
番組を見ながら、改めて中村氏の思いや生き方に触れて胸を熱くしました。
何十年も、現地住民の方々と苦楽を共にして、貧しく弱い立場の人々のために人生を捧げるという生き方に感動しました。

当時の報道を読んでいると、安全対策として最善なのは「誰とでも友人になること」と語ったとありました。
そんな信念を持っていた中村氏が何故凶弾に倒れないといけないのか、その理不尽さに強い憤り悲しみが湧いてきます。

中村氏のような生き方をするのは、とてもできないのですが、氏の生き方・考え方に触れ学び、社会のありようを考えることはできるかなと思います。

「屋根の上の言葉たち」

2020年12月20日 | 日記
俳人の坪内稔典氏の「屋根の上のことばたち」というエッセイを読みました。
新聞で連載されていた時から、月一回の掲載を楽しみにしていました。
文学作品や氏の日常にまつわる事柄を軽妙洒脱にかつ本質的に語られる内容に大いに共感していました。

本になったことを知り、早速ネットで注文しました。

届いた本を妻が観て一言。「小さいわりに値段が高いね。」

はがきサイズよりも少し大きいサイズで、175頁。
そう言われてみれば、「高いかも。」と思ってしまいました。

が、読み終えて、満足感に浸っています。
読まずに、値段が高いと思ったことが恥ずかしい。


観劇

2020年12月05日 | 日記
今日は、芝居を観に行く予定にしていました。以前から楽しみにしていた芝居です。

しかし、ここにきてコロナの感染状況が急激に悪化してきました。連日報道で、感染者数過去最高・重症化数過去最高等の言葉が強調されるようになってきています。感染した時の不安が膨らんできます。上演に当たっては感染予防の対策はしてあるものの、「万が一」という文字が脳裏をかすめます。

この一週間ほど悩みましたが、結局、「万が一」を考えて断念しました。
こんなことがいつまで続くのかなあと腹立たしくなります。

仕方がないので、録画した映画でも観ることにしましょう。珈琲でも飲みながら。