算太郎日記

日々の日記を綴ります

有料駐車場

2024年06月02日 | 日記

仕事からの帰り道、100円ショップに寄った。


いくつか買いたいものがあった。2~3点ほどは直ぐに見つかったが残りがなかなか見つからない。そうこうしているうちに、駐車場が30分だけ無料だったことを思い出した。見つからなかったものは諦めて、レジに並んだ。


お金を支払おうとしてバッグの中に手を入れる。ん、いつもの手触りがない。慌ててバッグの中を覗き込む。無い!入っているはずの財布がないのだ。「何故!どうして!」と瞬時に頭の中が混乱する。とりあえず、商品はキャンセルしてもらいレジを離れた。どうやら違うバッグに財布を入れていたらしい。


原因が分かり、ひとしきり確認してこなかったことを悔いていたその時、駐車場のことを思い出した。「やばい!」と車に駆け寄り、急いで車を出した。祈るような気持ちで駐車券を支払い機の中に差し込んだ。すると、無情にも200円の料金表示が。慌てて車の中を探し回るものの、1円も出てこなかった。


車を元の駐車場所に戻して、さてどうしたものかと考えた。自宅からかなり離れた場所で、車を運転しない家族のもが対応するのは難しかった。いろいろと考えていたら、昔の同僚が割と近くにいることを思い出した。ここ数年連絡も取っていなくて、こんなことで連絡をするのは大変気が引けたが他に方法を思いつかない。


電話をすると直ぐに出てくれて、事情を話すと、快く駆けつけてくれた。何ともありがたかった。「きっかけはどうであれ、会えて懐かしかった。」と喜んでくれた。改めてゆっくり会おうとLINEの交換をして別れた。有料の駐車場を利用する時は、くれぐれもお金を持っているかどうかを、車を止める前に確認することが大事だということを思い知らされた。