算太郎日記

日々の日記を綴ります

お墓参り

2021年08月29日 | 日記
今日は、夏が再び戻ったような晴れ渡った暑い一日だった。

青空のもと、海岸線を小一時間ほど車を走らせた。
行く先は、二年前に亡くなった我が家の愛犬コロが眠っている墓地だ。

目的につくと、丁寧にコロが眠っている共同墓地まで案内された。
古墳みたいにこんもりと盛られたその墓地は、夏の陽ざしを浴びて眩しかった。

お墓の前にたたずむと、しっぽを振りながらコロが寄ってくる映像が脳裏に浮かぶ。
すると、胸に苦いものがこみ上げてきたかと思ったら、鼻の奥がツンとなった。

「ごめんな、コロ。」という言葉を飲み込みながら両手を顔の前で合わせた。

コロの死はあまりに突然だったので、「もっと、たくさん一緒に散歩をしとけばよかった。」「もっと、優しくかかわってやればよかった。」と後悔ばかりが先に立つのだ。

「また、来年もきっと来よう。」と自分に言い聞かせながら静かな墓地を後にした。

髪を切った

2021年08月26日 | 日記
久しぶりに髪を切った。

行きつけの理髪店を覗くと、数人がスマホに目を落として待っていた。
待ち時間が長いかなと思ったが、今日切りたかったので待つことにした。

カットのみの店なので、一人あたりの所要時間は短い。15分程度か。
理容師さんの腕が良く愛想も良いので人気がある。
私も気に入っている。

しかし、気になったことが一つ。

それは、カットしてもらうときは、マスクを外すのだ。
理容師さんはつけているけれど。
人によってはマスクを外した状態で、よく話しているのだ。
それがどうしても気になって仕方がなかった。

「吉田類の酒場放浪記」

2021年08月24日 | 日記
「吉田類の酒場放浪記」という番組がBSで放送されている。
好きな番組でよく見ている。

先日この番組が、作り手が選ぶ作り手のための賞「ATP賞」を受賞したという新聞記事を目にした。受賞理由は、「BS放送全体の普及に寄与し、民放BSの看板番組的存在になった。」ということらしい。

「私だけが知っているちょっと良い番組」というのが、私の中での位置づけだったので、そんなに人気があるすごい番組だったのかと驚いた。

番組を見ていると、吉田類さんと一緒に居酒屋ののれんをくぐり、一緒に飲んでいるような心地良い気分になる。

番組のプロデューサーによると、過度な演出を排除し、テロップは必要最低限度にしているとのこと。吉田類さんが自然体で実際にお酒を飲み、ほろ酔いになる姿を映しているとのこと。

それが見ている我々にとっては心地良いんだろうな。

これからも、今のままの「吉田類の酒場放浪記」であって欲しい。

「キネマの神様」

2021年08月22日 | 日記
最近、「キネマの神様」という映画を観に行った。山田洋二監督ファンとしては、是非観ておきたい作品だった。

この作品は、松竹映画100周年記念作品ということで、宣伝にも力を入れているようなので観客も多いだろうな予想していったが、ガラガラだった。
コロナ禍で平日の昼間、都市部から少々離れた映画館ではあったが、もう少し入ってもよさそうにと思いながらシートに体を埋めた。
密にならないのは歓迎するが、人気がないのかと思うと複雑な思いでスクリーンに見入った。

映画が活況を呈していた時代に助監督としてスタートする主人公のゴウ。
映画創りに夢を追い求め、自分の創りたい映画を熱く語るゴウ。それは、若き日の山田監督自身なのではないかと思わせる。
語り口調は寅さんを思い出し、思わず頬が緩む。
北川景子演じるスター女優 園子は、往年の大女優 原節子を彷彿させる。随所に山田監督の先輩監督や俳優へのオマージュを感じる。

現代のゴウ役は沢田研二氏が頑張っていたが、若き日の菅田将暉氏演じるゴウと少々ギャップがあるなあと感じた。しかし、全編にわたり山田監督の映画へのリスペクトと家族愛が感じられ良い作品だった。もっと多くの人に観てもらえたらと思う。

LINEデビュー

2021年08月18日 | 日記
昨日、LINEデビューをした。

今まで、あまり必要性も感じなかったので、LINEは使っていなかった。
今回、いくつかの点でLINEを使ったら便利かもしれないと思い始めていた矢先に、娘が半ば強引に登録してしまった。

登録後、数名の友達にLINEデビューしたことを伝え、登録のお願いのメールを送った。
ポツンポツンとではあるが返事が来て、普段は静かな携帯がざわつきを見せていた。

返事が来ると嬉しいものだ。

LINEのホーム画面に「友達 名」と数字が出ている。余計なお世話だと思いながらもその数字を見る。
そして、「そうか私は友達は 名なのか」と改めて認識させらる。

少ない数字ではあるが、かけがえのない数字でもある。