算太郎日記

日々の日記を綴ります

宮崎駿監督と高畑勲監督

2023年12月25日 | 日記

先日、Nスペで宮崎駿監督を特集していた。


興味深かったのは、故高畑勲監督との関係だ。どれだけ、宮崎監督が高畑監督を意識していたのかがよく分かった。それは、高畑監督が亡くなった今でも変わらない様子が画面から伝わってくる。


高畑勲なくして宮崎駿はあり得なかったのだ。それは高畑勲にとっても同じことだったのだろう。二人が同時代に出会ったことに感謝したい。そうでなかったら、数々の二人の素晴らしい作品は生まれなかったのだから。


できることなら、高畑勲監督にも聞いてみたかった。宮崎駿監督のことをどう思っているのかと。


散々な観劇

2023年12月14日 | 日記

6時半の開演に間に合うようにと、雨の中を車を走らせていた。その日は、楽しみにしていた芝居を観る日だった。気がかりなことが一つ頭に浮かぶ。会場は駐車場が狭い。車を止められるだろうか。


できるだけ早く会場に着きたいと思いながら、燃料の残メータに目をやると、何と残り0。給油マークが黄色に光っている。左手に給油スタンドのマークが見えて来た。一瞬、「開演時刻に間に合うか。」という思いが過ったが、ガス欠の不安の方が上回り、ハンドルを慌てて左に切った。給油を満タンにして、出てきたレシートを確かめると一万円を超えていた。最近のガソリン高騰は頭が痛い。


6時過ぎに会場に着き、恐る恐る駐車場に視線を移すと、係の人が赤い誘導棒を片手に入れない合図を何度も送っている。「ダメだったか」と独りごちて、有料の駐車場を探した。空のマークが目に入ったのは、以前利用したことがある駐車場だった。料金が高いと思った記憶が蘇る。しかし、時間も無く、他を探すのも面倒だったのでそこを利用することにした。駐車すると、開演時刻が迫っていたので慌てて駐車場を後にした。


会場に入ると、8割ほどは席が埋まっていた。できるだけ前の席を狙っていた。チラホラと空席があったが、座席の合間を縫って空席を確保する気力がなく、中程の席に落ち着いた。しかし、幕が開くとそれを後悔することになった。最近、加齢による聴力の衰えもあり、役者のセリフがよく聞こえない。セリフが聞こえないと、集中力も途切れがちになってしまう。いつの間にか、舞台が遠のき、意識が飛んでいた。それでも、後半は何とか舞台に集中することができた。


3時間あまりの舞台の幕が降りると、窮屈だった座席を畳み、濡れた歩道を足早に駐車場に向かった。「いくらくらいになるのだろうか。」と不安に駆られながら、駐車番号を押して清算ボタンを押すと料金が表示された。表示された金額を見て驚いた。予想を遥かに超える高額な駐車料を請求されたからだ。「やっぱり高かった!」とこの駐車場に止めたことを激しく後悔した。



戦艦ポチョムキン

2023年12月05日 | 日記

先日、「戦艦ポチョムキン」を活弁で観た。活弁の語りとピアノ演奏が素晴らしく、無声映画の面白さを堪能した。


以前、DVDでだったと思うが、同じ戦艦ポチョムキンを観た時には、画質が悪く作品の良さを感じるまでに至らなかった。今回の作品は画質もとても良く、改めてこの作品の素晴らしさを感じることができた。有名なオデッサの階段での民衆虐殺の場面では、ウクライナの今やガザにつながり胸が痛くなった。