観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

コオバシギが観察できました。

2017-11-03 14:41:58 | 秋の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 5時05分 潮位249cm

今日の干潮時間11時09分 潮位 64cm

先々週、先週と週末は台風の影響で雨の天気が続きましたが、11月に入って最初の休日は風も無く晴れた良い天気になりました。

10月の後半から数を増やしてきたハマシギは満潮時間が終わり、朝日を浴びる頃、小さな群れが少しずつ集まり始めました。

しかし、時々ハヤブサやチュウヒが現れる為、休息もままなりません。

昨日、今季初めて観察できたズグロカモメは、目の前の水面に飛び込みカニを捕える姿が観察できました。

カニを咥えたまま岸に泳いできました。
初列風切も黒いことから若い個体のようです。

昨日1羽観察できたズグロカモメは、早朝の左岸では3羽が観察できました。

目の前に舞い降りたズグロカモメは成鳥、初列風切の白斑が目立ちます。

成鳥の隣に降りた、眠たそうにしている個体は、まだ若く初列風切も黒いままです。

アシ原の上をチュウヒが周ってきました。
干潟やアシ原で休息しているカモ達は干潟から水面に避難していきます。

チュウヒに驚いたのか、見つけられなかったコアオアシシギがアシ原の陰から現れました。
昨年、一昨年と越冬する個体が春まで観察できましたが、今年も冬を越してくれるのでしょうか?

遠くの干潟にはアオアシシギの姿も。
今日は5羽のアオアシシギを観察できました。

干潟が広く姿を見せ始めるとハマシギの群れと一緒にオバシギも飛来してきました。

シギチドリの渡りも終わりですか、オバシギと一緒に行動しているコオバシギが1羽観察できました。(前2羽オバシギ、3羽目コオバシギ)

昨年の秋はコオバシギの当たり年で最大13羽が観察できましたが、今年は例年通り1~2羽しか観察できていません。

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、トビ1、チュウヒ1、ミサゴ34、ハヤブサ1、オオバン2、シロチドリ57、メダイチドリ1、ダイゼン52、ハマシギ675、コオバシギ1、オバシギ11、コアオアシシギ1、アオアシシギ8、イソシギ3、ユリカモメ12、セグロカモメ2、ウミネコ66、ズグロカモメ6

明日の満潮時間 5時48分 潮位261cm

明日の干潮時間11時49分 潮位 65cm

コメント
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