観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

雨のち曇り

2021-02-26 23:41:30 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間11時47分 潮位 82cm

今日の満潮時間17時27分 潮位220cm

 

今日は午前中に雨が多く降っていましたが、バードウォッチングや野鳥撮影に来られた方もいらっしゃいました。

干潟では、頭の黒くなってきたズグロカモメが目立つようになっています。

また、野鳥観察館周辺では、このところ、地面をピョンピョンと移動しているツグミやシロハラをよくみかけるようになっています。

土の中にいる虫などを狙っているのだと思います。

さらには、野鳥観察館の周辺ではハシボソガラスが巣材を探しているような場面も見られます。

間もなく3月ですね。

 

【3月の藤前干潟の渡り鳥調査隊のご案内】

☆3月27日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ2,259、カワウ191、ダイサギ1、コサギ14、アオサギ22、マガモ14、カルガモ34、コガモ2、ヒドリガモ16、オナガガモ23、ホシハジロ3、キンクロハジロ120、スズガモ59、ホオジロガモ1、ミサゴ6、シロチドリ8、ダイゼン46、ハマシギ601、ダイシャクシギ3、ユリカモメ130、セグロカモメ16、オオセグロカモメ7、カモメ27、ズグロカモメ16

 

明日の干潮時間12時21分 潮位 66cm

明日の満潮時間18時08分 潮位233cm

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ポカポカ陽気

2021-02-25 23:21:49 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

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藤前干潟

今日の干潮時間11時13分 潮位 99cm

今日の満潮時間16時46分 潮位203cm

 

今日は暖かく穏やかで、外にいるとポカポカしてきて眠たくなってくるような日でした。

稲永公園は平日とは思えないほど、散歩している人やバードウォッチャーの姿がありました。

しかし、花粉が飛んで来ているようですね。今年はすでに花粉症がかなりツライと言っている人が多いように思います。

 

野鳥観察館の前のスイセンは、今にも開花しそうです。

 

2月24日に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ1,522、カワウ1,528、ダイサギ1、コサギ4、アオサギ9、マガモ50、カルガモ81、ヒドリガモ28、オナガガモ35、ホシハジロ6、キンクロハジロ43、スズガモ5、ホオジロガモ1、ミサゴ8、トビ1、ハヤブサ1、ダイゼン33、ハマシギ984、ユリカモメ12、セグロカモメ49、オオセグロカモメ7、カモメ9、ズグロカモメ28

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ20、カンムリカイツブリ2,485、カワウ2,946、ダイサギ1、コサギ1、アオサギ10、マガモ81、カルガモ17、コガモ5、ヒドリガモ24、オナガガモ30、ホシハジロ26、キンクロハジロ299、スズガモ25、ホオジロガモ1、ミサゴ8、オオバン2、ハジロコチドリ1、シロチドリ10、ダイゼン1、ハマシギ696、アオアシシギ3、イソシギ1、ダイシャクシギ3、ユリカモメ215、セグロカモメ34、オオセグロカモメ9、カモメ47、ズグロカモメ9

カワラヒワ、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラ、メジロ、キジバト、シロハラ、ツグミ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ジョウビタキ

 

 

明日の干潮時間11時47分 潮位 82cm

明日の満潮時間17時27分 潮位220cm

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寒さ再び、強風の一日

2021-02-23 22:10:53 | 冬の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間 9時50分 潮位123cm

今日の満潮時間15時03分 潮位161cm

 

朝の藤前干潟は薄曇りの天気でした。

天気予報が昨日より10度低くなる事を予想していたとおり、昨日までの暖かな日とは違い、寒くなりました。

干潟に到着した時には空っぽだった干潟にハマシギの群れが飛来してきました。

ハマシギの群れと一緒に1羽のハジロコチドリも観察できました。遠くにはコアオアシシギが4羽。

ちょっと目を離していると、葦原の陰にいたアオアシシギが鳴きながら上流に逃げていきます。
カモたちやハマシギの群れも一斉に飛び立ちました。

でも、上空に何も飛んでないし?

猛禽レーダーのカラスも警戒してないし?

鳥たちはただトラックの音に驚いたのかと思いました。

しかし、150m先の宝神下水処理場の排水口の岩場で大きめの鳥の姿をフィールドスコープで見つけることが出来ました。

オオタカの若い個体です。

先々週(14日)の調査の時にカラスの群れに追われて逃げて行ったオオタカでしょう。

オオタカが、しばらく干潟から動かないので、干潟には鳥の姿が全くなくなりました。

若いオオタカは時々上空を通過するハシボソガラスを警戒しています。

やっとオオタカが上流に飛び去って、30分もするとハマシギの群れも再び左岸に戻ってきました。

ただ、どんどん強くなる北西の風にハマシギ達はしばらく耐えていましたが、群れは導流堤の干潟に徐々に戻って行ってしまいました。

日曜日(21日)には、夏羽への換羽が進んだ頭の黒い成鳥のズグロカモメが左岸でも観察できましたが、今日は若いズグロカモメばかり(まだ頭は白色)が左岸を飛び回り、頭の黒い成鳥のズグロカモメは導流堤の干潟で多く観察できました。

 

しかし、さらに風が強くなってきます。

フィールドスコープを覗いていても三脚が風でブレて見辛くなってきました。

左岸の鳥たちは導流堤に多くが飛び去っていきます。

導流堤の干潟の鳥たちも風を堪える為、干潟の上で低い姿勢をとって動きが少なくなってきました。

 

9時になりました。
最大干潮時間にはあと50分ほどありますが、鳥たちも座り込んで動きも無さそうです。

昨日までの20℃に慣れた体には、今日は再び冬が戻ったようで寒いし、北西の風も強いので自分も耐えられそうにないので観察館へ撤収です。

 

明日から中潮が始まります。

今日は30cmの潮位差だったのが、明日は70cmの潮位差になります。

今日までは満ち潮からの観察でしたが、明日からは引き潮からの観察ができるようになります。

 

明日の干潮時間10時36分 潮位108cm

明日の満潮時間16時01分 潮位178cm

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火曜日まで潮位の差が少ない日が続きます。

2021-02-21 16:17:52 | 冬の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間 5時08分 潮位134cm

今日の満潮時間11時12分 潮位165cm

 

今日の潮は長潮で、明け方の干潮時間と昼前の満潮時間の潮位の差が31cmしかありません。

こんな干満の差が少ない潮の日は、干潮時間には広く干潟は広がらないし、満潮時間になっても干潟が僅かですが残ります。

左岸の堤防に向かったのは8時頃、最大干潮時間が過ぎて3時間経って満ち潮で干潟が小さくなる時間でした。

そんな日なので、潮が満ちて来ても僅かに残っている干潟に、シギ・チドリ達やカモメの仲間が集まってきます。

先週の日曜日に比べ、ハマシギの飛来数は減ってしまいましたが近くで観察できる今日のような日も良いものです。

時間が経つにつれさらに潮が満ちて来て、ハマシギの群れが寄ってきました。

ハマシギの群れの後ろをコアオアシシギが通り過ぎていきます。

今季はコアオアシシギが10羽以上、冬を越し、今日の左岸だけでも5羽が観察できました。春まで残ってくれたら、綺麗な夏羽の姿を見せてくれるでしょう。

いつもは上流部で多く観察できるアオアシシギも今日は左岸で5羽が観察できました。

アオアシシギは、今年の冬は藤前干潟全体で10羽以上が冬を越しています。

コアオアシシギと比べると太い嘴が目立ちます。

水際から少し離れた干潟にはハジロコチドリも観察できました。

藤前干潟で良く観察できるシロチドリやコチドリに比べると短い嘴が特徴で、オレンジ色の足が目立ちます。

ハジロコチドリは、近年冬鳥として藤前干潟周辺で観察できる機会が増えてきています。

そして、今日もユリカモメたちがハマシギを盛んに追いかけていました。2、3羽で追いかけていることも珍しくないです。

さらに、先週より頭の黒い部分が多くなり、ほぼ真っ黒になったズグロカモメも見られました。

今日は非常に暖かでしたし、いよいよ春を感じます。

 

明日はさらに干満の差が19cmと少ない為、今日のような条件で観察できると思います。

明後日(火曜日・祝日)も同じく潮位差が少ないです。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ4、カンムリカイツブリ2784、カワウ713、ダイサギ3、コサギ7、アオサギ31、マガモ29、カルガモ50、コガモ25、ハシビロガモ2、オカヨシガモ7、ヒドリガモ8、オナガガモ60、トモエガモ3、ホシハジロ30、キンクロハジロ101、スズガモ164、ホオジロガモ1、オオバン3、ミサゴ8、ハジロコチドリ3、シロチドリ2、ダイゼン20、ハマシギ488、コアオアシシギ5、アオアシシギ8、イソシギ3、ダイシャクシギ1、ユリカモメ348、セグロカモメ13、オオセグロカモメ4、カモメ9、ズグロカモメ18

 

 

明日は野鳥観察館の休館日です。

月曜日の干潮時間 8時17分 潮位140cm

月曜日の満潮時間13時15分 潮位159cm

火曜日は祝日ですが開館します。

火曜日の干潮時間 9時50分 潮位130cm

火曜日の満潮時間15時03分 潮位168cm

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先日のセグロカモメとヨシ原

2021-02-20 21:00:59 | 冬の藤前干潟

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藤前干潟

今日の満潮時間10時20分 潮位177cm

今日の干潮時間18時03分 潮位 81cm

 

一昨日は雪が降っていましたが、今日は昼間はポカポカ、暖かな日で、稲永公園は賑わっていました。

干潮時間が早朝と夕方で潮が悪く、干満差が小さいので、干潟が大きく出ることはありませんが、干潟が出ている時間が長く、今日は長い間、カワウの大群が干潟で休んでいたり、シギ・チドリが干潟で餌を食べている姿を観察できました。

 

今日は、先週日曜日(14日)の定例調査時に出会ったセグロカモメをご紹介。

道路などの電灯の上にカモメの仲間が休んでいるのをよく見かけますが、この日、南陽大橋の電灯で休むセグロカモメを発見。

ちょうど真下で調査していましたが・・・、

調査している人が気になるようで何度も下をのぞき込んでいました。

真下からも。

そして、このセグロカモメが休んでいた真下の欄干にはこんなものがありました。何か良く分かりませんが、カモメの仲間のペリットだったりするのでしょうか?近くには糞もいくつか落ちていました。

セグロカモメは、私たちがその場を離れた後も、のんびりと電灯の上で休んでいたようです。

ちなみに、南陽大橋からは、庄内川の広大なヨシ原を見ることができます。現在は枯れて茶色ですが、夏は緑色が鮮やかな光景が見られます。

河口の干潟だけでなく、このヨシ原のある場所も国指定藤前干潟鳥獣保護区に含まれており、この広いヨシ原も藤前干潟の宝のひとつです。

しかし、ヨシ原のところどころには、ペットボトルなどの大量のごみが漂着している場所もあり、気になります。ヨシ原は、こういったごみをキャッチし、庄内川河口のさらに先の伊勢湾へ出るのを防いでいるとも言える一方、この漂着ごみがヨシ原の生育を阻害しているのではないかともヨシ原調査等で考えられています。

南陽大橋からはカワウが繁殖中の鉄塔(カワウマンション)も見られました。

 

昨日(2月19日)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ4、カンムリカイツブリ2,320、カワウ396、ダイサギ1、アオサギ32、マガモ38、カルガモ72、コガモ14、ヒドリガモ11、オナガガモ116、ホシハジロ15、キンクロハジロ311、スズガモ236、ホオジロガモ2、ミサゴ9、ハヤブサ1、シロチドリ7、ダイゼン46、ハマシギ1,178、コアオアシシギ4、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ301、セグロカモメ20、カモメ6、ズグロカモメ17

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ3、カンムリカイツブリ1,710、カワウ4,853、ダイサギ1、コサギ1、アオサギ27、マガモ26、カルガモ72、トモエガモ2、ヒドリガモ5、オナガガモ137、ホシハジロ11、キンクロハジロ138、スズガモ128、ホオジロガモ1、ミサゴ8、シロチドリ6、ダイゼン36、ハマシギ406、コアオアシシギ3、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ251、セグロカモメ14、オオセグロカモメ5、シロカモメ1、カモメ5、ズグロカモメ21

 

明日の満潮時間11時12分 潮位165cm

明日の干潮時間19時43分 潮位 76cm

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