観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

さよなら夏休み

2021-08-31 23:33:00 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間12時33分 潮位182cm

今日の干潮時間17時11分 潮位167cm

 

今日で名古屋市などの小中学校の夏休みが終わりです。

今日も、夏休みの宿題や野鳥観察に来た小学生連れのご家族がたくさん来館していました。

こんなに多くの小学生が来館した夏休みは近年はなかったので、嬉しいことです。

明日からは稲永公園は少し静かになるでしょうか。

 

干潟に集まるウミネコ(8月28日撮影)。

ダイサギとコサギ(8月28日撮影)。

 

しかし、秋の渡り鳥のシーズンはまだまだ続きます。

新型コロナウイルスの感染拡大状況が気になりますが、現在のところ9月に野鳥イベントも行う予定です。

 

8月28日(土)に観察できた主な野鳥 カワウ503、ダイサギ5、コサギ4、アオサギ21、マガモ30、カルガモ31、ミサゴ8、トビ2、ダイゼン37、コオバシギ1、オバシギ5、キアシシギ1、イソシギ1、ソリハシシギ24、オオソリハシシギ2、チュウシャクシギ1、ウミネコ121

カワセミ1、シジュウカラ1、ムクドリ1

 

明日の干潮時間 7時20分 潮位104cm

明日の満潮時間15時05分 潮位191cm

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暑い日

2021-08-27 23:58:20 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の潮時間 8時28分 潮位232cm

今日の干潮時間14時28分 潮位 89cm

 

今日は暑かったです。

名古屋は最高気温が35度近くまで上がったようですね。

 

お天気は良かったのですが、そのせいなのでしょうか、昨日はダイゼン、コオバシギ、オバシギの飛来数が増えたのですが、

今日は干潟が現れても、1~2羽のシギ・チドリしか導流堤の干潟に姿を見せず、その後しばらくしてから、群れを確認できました。

飛来数も昨日より少なくなり、移動したのでしょうか。

しかし、今後も次々と渡ってくると思われます。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ643、ダイサギ18、コサギ4、アオサギ16、マガモ16、カルガモ95、ミサゴ5、トビ1、ケリ18、ダイゼン21、コオバシギ1、オバシギ9、コアオアシシギ3、アオアシシギ15、ソリハシシギ3、オオソリハシシギ2、ウミネコ71、オオセグロカモメ1

 

明日の満潮時間 9時08分 潮位218cm

明日の干潮時間14時52分 潮位108cm

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明日からも通常通り開館します。

2021-08-26 19:42:09 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 7時51分 潮位244cm

今日の干潮時間14時04分 潮位 70cm

 

今日も蒸し暑くなりました。

稲永公園では、セミの鳴き声が少なくなりましたが、ツクツクボウシやミンミンゼミの鳴き声が目立つようになってきました。

また、干潟に飛来するシギ・チドリの数が増えてきており、オバシギやコオバシギ・ダイゼン・オオソリハシシギが群れで飛んでいる姿も観察できました。

 

明日から愛知県には緊急事態宣言が適用されますが、今現在のところ、名古屋市野鳥観察館は通常通り開館します。

感染対策には気をつけて、来館いただきますようお願いします。

 

【藤前干潟のイベントのご案内】新型コロナウイルス感染症の拡大状況・天候によっては変更・中止することがあります。

★秋の野鳥写真展「秋から冬を彩る野鳥たち」&藤前干潟写真展「藤前干潟の魅力~風景・生き物~」@名古屋市野鳥観察館2階詳細はこちら(PDF)※募集は終了しました。

展示期間:8月21日(土)~10月10日(日)※休館日を除く

 

★9月18日(土)・19日(日)・20日(月・祝)「秋の野鳥イベント」@名古屋市野鳥観察館

 

★9月23日(木・祝)・10月17日(日)「干潟(ヨシ原)の人気者 カニとトビハゼに会おう!」@稲永ビジターセンター(主催:藤前干潟ふれあい事業)→詳細はこちら(名古屋市HP)

 

★7月24日(土)~11月30日(火)「もし君が干潟の生きものだったら~カニからみると~」@環境省稲永ビジターセンター

私たち人間が干潟の生きもの(例えば、手のひらほどの大きさのカニ)になったら世界はどのように見えるのでしょうか?

そんなことを感じ、考える展示になっています。展示物はセンタースタッフの方々の力作が勢ぞろいです。お楽しみに!

 

★7月24日(土)~12月19日(日)「藤前干潟のハンター展」@環境省藤前活動センター

藤前干潟に飛来するハンター(主にタカやハヤブサの仲間)を紹介する展示です。

飛来数が増えたミサゴや、人気のあるハヤブサなどの藤前干潟のハンターの魅力的な姿を知ることができると思います。

写真やイラストでは野鳥観察館のスタッフも協力させていただきました。

 

★実施中~8月31日(火)「なごやSDGsモバイルスタンプラリー」(主催:なごや環境大学)

SDGsフィールドに行って学びながら、スマートフォンなどでスタンプを集めるものです。

野鳥観察館のお隣の稲永ビジターセンターや川向いの藤前活動センターもSDGsフィールドになっています。

さらに、SDGsフィールドを紹介している「なごやSDGs街」というウェブサイトでは、SDGsについて学んだり、ポイントを集めて自分の街を作ったりすることもできるそうです。

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ926、ダイサギ13、コサギ3、アオサギ22、マガモ21、カルガモ27、オナガガモ4、スズガモ2、ミサゴ5、トビ1、ダイゼン37、コオバシギ13、オバシギ11、コアオアシシギ2、アオアシシギ7+、キアシシギ2、イソシギ2、ソリハシシギ18、オグロシギ2、オオソリハシシギ2、チュウシャクシギ18、ウミネコ151

 

今日の満潮時間 8時28分 潮位232cm

今日の干潮時間14時28分 潮位 89cm

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エリマキシギ飛来

2021-08-25 23:27:38 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

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藤前干潟

今日の満潮時間 7時15分 潮位252cm

今日の干潮時間13時39分 潮位 53cm

 

今日も蒸し暑い日でしたが、この時期にしては、小学生の来館者が多くありました。

いよいよ夏休みの宿題も追い込みですね。

 

今日も干潟には、シギ・チドリが飛来。

キアシシギ↓やアオアシシギは護岸のすぐ近くで観察できるときもありました。

また、エリマキシギの雄も飛来(↓スマスコ撮影)。すでに、その名にあるエリマキ(首の周りの飾り羽)はないようでしたが、顔が小さく、首と足がスラリと長いエレガントな姿を見られました。

 

今日観察できた主なシギ・チドリ ダイゼン26、コオバシギ1、オバシギ7、アオアシシギ4+、キアシシギ2+、ソリハシシギ22、オオソリハシシギ2、チュウシャクシギ2、エリマキシギ(♂)1

 

明日の満潮時間 7時51分 潮位244cm

明日の干潮時間14時04分 潮位 70cm

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漂着したマイクロプラスチックごみの調査に向けて

2021-08-24 23:43:47 | 夏の藤前干潟

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時39分 潮位256cm

今日の干潮時間13時11分 潮位 40cm

 

今日は雨は降らなかったものの、湿度の高い過ごしにくいお天気でした。

屋外ではちょっと動くだけで汗が噴き出てくるので、熱中症には気をつけないといけないですね。

 

干潟には、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、オバシギ、コオバシギ、オオソリハシシギ、ダイゼンなどが今日も見られました。

アオアシシギとソリハシシギ↓。

ゴカイのようなものを食べていたアオアシシギ↓。

ソリハシシギ、オバシギ、コオバシギ↓。オバシギとコオバシギはほぼうつむいて餌を食べているので、なかなか顔がしっかり見られません。

(※今日のシギの写真は、来館者の方に提供いただきました。)

 

午後からは、野鳥観察館の対岸の藤前海岸(南陽海岸)で、名古屋市環境局が行うことを検討している「マイクロプラスチック調査」の調査地・調査方法を確認しました。

藤前干潟には、先日からの大雨で、ここ最近にしてはとても多くのごみが漂着しています。

藤前海岸にも満潮時の潮のラインに、延々とごみがあり、そのごみの多さに私たちもびっくりするほどでした。

目につくペットボトルなどのごみも拾いたいと思いつつも、今日の目的は「マイクロプラスチック」(一般的には5mm以下の小さなプラスチックごみ)。

ヨシくずや大きなごみの下には、徐放性肥料のカプセルなどの小さなプラスチックごみが大量に溜まっているところもあり、調査するのは予想よりも大変そう、という声もありましたが

今後、調査方法などが再検討されて、調査が実施される予定です。

海岸に漂着しているごみの中には漁網(恐らく)もありました。

絡まりに絡まって、さらにいろんなものを絡めて、何が何だかわからなくなっています・・・。

このように海などに漂う漁具(プラスチック)は「ゴーストギア」や「ゴーストフィッシング」と呼ばれ、長い長い期間に渡って海に残り続け、海の生き物の脅威となっていることが大きな問題となっているそうです。

藤前干潟は、漁業をしている方は少ないので大きな漁具がたくさんみつかるということはないのですが、簡単な漁具や釣り糸・釣り針が護岸や干潟に見ることは多くあります。

釣り糸1本でも生きものは傷つくので、こういったものが干潟、さらには海へ流出しないように、漁具・釣り具を使用される方には気をつけていただきたいと思っています。

 

 

明日の満潮時間 7時15分 潮位252cm

明日の干潮時間13時39分 潮位 53cm

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