観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

定例調査を行いました。

2021-01-31 23:15:09 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 8時02分 潮位234cm

今日の干潮時間13時45分 潮位 71cm

 

今日は風はありましたがお天気は良い日でした。

1月最後の今日は、尾張野鳥の会と名古屋鳥類調査会が合同で毎月1回行っている藤前干潟周辺鳥類調査を行いました。

 

今冬は庄内川左岸の干潟にアオアシシギとコアオアシシギの両方を頻繁に見ることができていますが、今日も観察することができました。

アオアシシギ↓。

コアオアシシギ↓。

並ぶとその大きさの違いなどがよくわかります。

 

その他、今日はカンムリカイツブリが1,900羽以上確認され、2,000羽に届くまであと少しでした。

また、ハマシギは久しぶりに1,000羽以上が飛来しました。

明日から2月。間もなく立春です。

鳥たちの移動がさらに活発になっていくと思われます。

 

今日の名古屋鳥類調査会・尾張野鳥の会合同 藤前干潟周辺鳥類調査でカウントできた主な野鳥

カイツブリ1、ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ1,971、カワウ1,296、ダイサギ16、チュウサギ1、コサギ32、アオサギ46、マガモ129、カルガモ183、コガモ673、トモエガモ27、オカヨシガモ93、ヒドリガモ119、オナガガモ751、ホシハジロ109、キンクロハジロ212、スズガモ302、ミサゴ11、トビ3、ノスリ1、チュウヒ2、オオバン3、ハジロコチドリ3、シロチドリ13、ダイゼン38、ケリ6、トウネン1、ハマシギ1,092、ツルシギ2、アカアシシギ1、コアオアシシギ7、アオアシシギ13、イソシギ9、ダイシャクシギ3、オオハシシギ4、ユリカモメ98、セグロカモメ35、オオセグロカモメ21、カモメ76、ズグロカモメ17 他  計59種、7,742羽

 

※明日(月曜日)は休館日です。

月曜日の満潮時間 8時35分 潮位231cm

月曜日の干潮時間14時22分 潮位 67cm

火曜日の満潮時間 9時07分 潮位204cm

火曜日の干潮時間15時02分 潮位 64cm

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1月の渡り鳥調査隊を開催しました。

2021-01-30 22:22:03 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 7時29分 潮位233cm

今日の干潮時間13時09分 潮位 77cm

 

昨夕から雪が本格的に降り、今朝起きると、名古屋にも少しですが雪が積もっていました。

雪は日に当たるとあっという間に解けていきました。

 

昨日よりは風が弱く、青空がのぞくお天気でしたが、それでも今日も北西の風が冷たく、時折白い雲に覆われて雪がちらつく、とても寒い日でした。

そんな中ではありましたが、今日は1月の渡り鳥調査隊を開催しました。

永徳スリップ周辺で休んだり、採餌しているオナガガモ、ヒドリガモ、コガモ、マガモ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリを間近に見ることができました。

この他、ミサゴが上空を舞ったり、セグロセキレイとハクセキレイの争いなども観察できました。

見られた鳥とカウント数の振り返り↓。

 

寒かったですが、きれいな繁殖羽のカモたちを間近にしっかり見ていただけたので良かったと思っています。

また、今日はこの時期にしては比較的多くの方に参加いただけて、率直に嬉しく思いました。

 

次回の渡り鳥調査隊は2月13日(土)です。

カモなどの中には2月下旬には北へ帰り始めてしまう種(オナガガモ)もいるので、この日は心残りのないようカモを観察できたら良いと思っています。

防寒対策をして、マスク着用の上、ご参加ください。

☆2月13日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

また、その翌日のバレンタインデー(2月14日(日))には、お隣の稲永ビジターセンターで「カモのカップルを探せ!」という主にカモを観察するイベントも開催されます(NPO法人藤前干潟を守る会主催、なごや環境大学共育講座)。

イベントの詳細はこちら(藤前干潟を守る会HP)をご覧ください。

 

今日の渡り鳥調査隊などで観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ8、カンムリカイツブリ1,601、カワウ4,300、ダイサギ2、コサギ1、アオサギ30、マガモ5、カルガモ9、コガモ14、ヒドリガモ17、オナガガモ1,877、ホシハジロ34、キンクロハジロ119、スズガモ131、ホオジロガモ1、ミサゴ9、シロチドリ10、ダイゼン49、ハマシギ842、ダイシャクシギ1、ユリカモメ20、セグロカモメ36、オオセグロカモメ6、シロカモメ1、カモメ11、ウミネコ2、ズグロカモメ9

ハクセキレイ1、セグロセキレイ1、スズメ13、カワラヒワ28、ハシボソガラス5

(※イベント前後にスタッフがカウントしているものも含みます。)

 

明日の満潮時間 8時02分 潮位234cm

明日の干潮時間13時45分 潮位 71cm

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雪散る中

2021-01-29 21:07:21 | 冬の藤前干潟

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時55分 潮位229cm

今日の干潮時間12時34分 潮位 86cm

 

今日は風がとても強く、ここ名古屋でも雪が降り、寒さが戻りました。

今日はこんな荒れたお天気でしたが、ハマシギが850羽、さらに数日ぶりにダイゼン(36羽)を観察することができました。

あまりに風が強く波が立つので、水面に浮かぶカモなどは姿を確認するのが難しかったですが、それでも今日もカンムリカイツブリを多数確認でき、1,500羽あまりをカウントしました(藤前干潟の最大飛来数を更新しました)。

藤前(南陽)海岸から見たカンムリカイツブリの群れ↓。

奥の方には、オナガガモ、スズガモ、ホシハジロ、ヒドリガモなども見られましたが、とにかくカンムリカイツブリが多いです。

 

北へ渡る前の2~3月にカンムリカイツブリは集結する傾向にあり、まだこれから増えると思われるカンムリカイツブリ。

今冬はどこまで飛来数が伸びるのでしょうか。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ1,507、カワウ4,149、ダイサギ1、アオサギ11、マガモ14、カルガモ51、ヒドリガモ24、オナガガモ421、ホシハジロ10、キンクロハジロ8、スズガモ14、ミサゴ10、トビ1、オオタカ1、ハヤブサ1(♀、成鳥)、シロチドリ7、ダイゼン36、ハマシギ850、ユリカモメ27、セグロカモメ14、オオセグロカモメ2、カモメ28、ズグロカモメ7

 

明日の満潮時間 7時29分 潮位233cm

明日の干潮時間13時09分 潮位 77cm

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間もなく世界湿地の日

2021-01-28 23:37:50 | 冬の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間11時59分 潮位 95cm

今日の満潮時間17時34分 潮位215cm

 

今日は曇り空で、湿っぽかったですが、昨日の強風はやみ、穏やかでした。

引き潮の時間帯の午前中、野鳥観察館の前ではユリカモメが何羽も飛んでいました。

こちらは若いユリカモメ↓。上流へ、下流へ飛んで餌をさがしていたようです。

オナガガモも近く飛来し、群れで泳いでいました。

 

さて、早いものでもう2月になりますね。

2月2日は「世界湿地の日 World Wetlands Day (WWD)」です。

藤前干潟も登録されている湿地の保全に関する国際条約である「ラムサール条約」が

1971年の2月2日にイランのラムサールという都市で採択されたことを記念して定められたものです。

毎年の「世界湿地の日」にはテーマがあり、昨年のテーマは「湿地と生物多様性(Wetlands and biodiversity)」でしたが、今年のテーマは「湿地と水」だそうです。

 

2月2日にはオンラインで「2021年「世界湿地の日」記念シンポジウム|湿地と水」も開催されるそうです。

詳しくは日本国際湿地保全連合のHPなどをご覧になると良いと思います。

 

また、藤前干潟ふれあい事業実行委員会では、世界湿地の日にあわせて、2月6日(土)に「蟹の惑星」という映画上映会&監督トークショーを開催します。

干潟にすむカニの姿をとても鮮明な映像で見ることができます。

☆2月6日(土)藤前干潟映画会「蟹の惑星 上映&監督トークショー」@エコパルなごや(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)→詳細はこちら(名古屋市HP藤前干潟ふれあい事業)

 

また、明後日は野鳥観察館では渡り鳥調査隊を開催します。

☆1月30日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ9、カンムリカイツブリ1,480、カワウ4,236、ダイサギ1、コサギ6、アオサギ36、マガモ81、カルガモ16、コガモ1、ヒドリガモ13、オナガガモ195、ホオジロガモ1、シロチドリ20、ハマシギ260、コアオアシシギ2、アオアシシギ1、ダイシャクシギ3、ミサゴ16、ユリカモメ166、セグロカモメ30、オオセグロカモメ18、カモメ24、ウミネコ2、ズグロカモメ3

他、キツネ1

 

 

明日の干潮時間12時34分 潮位 86cm

明日の満潮時間18時23分 潮位222cm

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夕景

2021-01-27 23:54:51 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

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藤前干潟

今日の干潮時間11時23分 潮位105cm

今日の満潮時間16時55分 潮位204cm

 

今日は一日中、風がビュービュー吹きました。

今週に入ってカモメの飛来数がぐっと増えてきており、今日は99羽をカウントしました。

また、カンムリカイツブリは1月16日以降、早くも1,000羽を超える日が数日ありましたが、今日は1,339羽をカウント。

ここ近年、毎年増え続けているカンムリカイツブリですが、今年も増加傾向にあるようです。

 

閉館後の17時頃の野鳥観察館前の風景↓。

川面に波が立っています。そして、17時頃でもこんなに太陽の位置が高く、明るくなりました。

風に流されて、ちょうど野鳥観察館の真上を飛んでいたトビ↓。

 

少し前ですが、こちらは非常に穏やかだった1月20日(水)の夕焼け↓。

ちょうど干潟が出ていました。

名港トリトンと港湾施設と、浚渫船↓。

また、この日は朝から天気もよく、遠くの山々まではっきり見えました。

野鳥観察館正面に見える藤原岳などにもうっすら雪が。

雪を被った伊吹山↓。

白色の建物(宝神水処理センター)の左奥には真っ白な白山も見えました。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ1,339、カワウ1,783、ダイサギ3、コサギ1、アオサギ16、マガモ91、カルガモ52、コガモ5、オカヨシガモ6、ヒドリガモ34、オナガガモ921、ホシハジロ19、キンクロハジロ409、スズガモ37、ミサゴ8、ハヤブサ1、トビ1、シロチドリ16、ハマシギ182、アオアシシギ2、ユリカモメ480、セグロカモメ25、オオセグロカモメ8、カモメ99、ズグロカモメ10

 

明日の干潮時間11時59分 潮位 95cm

明日の満潮時間17時34分 潮位215cm

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