あまり歓迎もされないのに、毎年やってくる「鷺(さぎ)」の一団、
虫を探して田んぼを歩き回り、長い脚で稲を踏みつける。
住みついてから、我が郷の蛙が減ったと言う人もいる。
名古屋近郊に住む知人が、たまには孝行、親に顔を見せようと数年ぶりに花巻の実家に里帰り。
僅か二泊だけの花巻滞在で名古屋の勤務先に戻った。
この会社も外国から来て働いている人たちが多い、休憩のとき一緒のテーブルになった外国人が
「〇〇さん、実家に里帰りしたそうですね」
「お父さん、お母さんに、おみやげのお金、いっぱい持って行ったんでしょう?」
彼は、これだけと言って三本指を立てた。
「〇〇さん、すごい 30万円も・・・・・」
「いや、いや違う、仏さまに3千円だけ供えてきた・・」
懸命に働き、無駄遣いを避けて、せっせと国の親元に送金を続ける外国人労働者は唖然・・・
「たったの、3千円!」
その後、外国人の皆に白い眼で見られているような気がする。 と言っていた。
倅の勤める、市内の会社でもベトナムから来て働いている社員がいる。
良く働いてくれるから、ベトナム人グループに差し入れしたいと、我が家産の「ひとめぼれ」30㌔を持参した。
日本のお米は美味しいと喜んでくれたと言う。