岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「感謝・御礼」

2008-08-31 12:15:00 | いなか暮らし

Cimg4344 107
 心より感謝、御礼を申し上げます。
 日に数万回ものアクセスがあるサイトもある中で一万を越えたごときはゴミにも過ぎないかもしれないが「岩手の頑固親父」には偉大な一万件である。
  右写真 元気な岩手紹介 啄木碑から岩手山

「農業しながら見えてきたこと」を書こうと始めたブログだったが最近はボヤキが多くなったと感じてはいますがこの秋、高齢者入りする親父だと、お許し願いたい

 改めて自己紹介します。
「岩手の頑固親父」この秋、65才。
 65才を期して、いくらも残っていない髪を落とします。(出家ではない、単に坊主頭にするだけ)
生まれてこの方、岩手花巻の住民。 こよなく故郷を愛しています。


 8人の大家族に恵まれ、どちらかと言うと大型農家、水田8㌶を管理して仕事と公職に多忙な毎日です。
 昔、8㌶もあったらちょっとした豪農かも知れませんが今のランクでは貧農の部類です。
 この面積は最近少し息切れを感じるので来年からは管理面積を徐々に減らし認定農業者、担い手農家は返上・ハッピーリタイヤメント・すこしのんびりした農業をと感じています。

 生き甲斐は好きな旅行、登山(最近は次第に低めの山を目ざす傾向)それにPCいじりも好きです。
 加えて元気な孫が生き甲斐 というより「孫命」

 ぼけたことは書かないよう気をつけてはいますが要注意。
 変なことを書いていたら遠慮なく指摘していただきたい。忙しさに取り紛れて、折角コメントくださった方にもご返事差し上げないという事も多々。その ご指摘もいただいています。

 OCN 「ブリエ」「厳選!ブログの達人」に「岩手の頑固親父」を転載していただいている編集部担当者様には末筆ながらふかく感謝申し上げます。

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「日本一の花火」

2008-08-31 09:01:47 | いなか暮らし

 元来、人ごみは嫌いだからにぎやかなお祭は出かけないことにしている。
 が、、、断りきれない誘いがあって妻共々重い腰をあげた。

 人ごみの激しさも日本有数と聞いたツアー旅行の行く先は「日本一、大曲の花火」
 添乗員はトイレの混雑、人ごみ、迷子・・・・を繰り返す。
 Cimg4064 ツアーのバスは各地から同じ時間に目指すから会場から程遠い、道の駅は寄るたびにトイレに長い列が出来る。(左)

 8月とは思えない寒さに小雨が混じる。
 席番号を記した大きな名札を胸につけ、支給された夕食を手にぞろぞろ歩く その光景は蟻が巣に向かって行進しているようにも見える。(右)Cimg4068
 広い河原にはテント村が見渡す限り広がっている。(左下)
 Cimg4069
 人、人、人・・・・・・どこまで続くのか人の波。
 墨絵を思わせる大曲独特の昼花火の終わる頃には一時激しい雨になった。
 その頃のトイレの混雑に目を見張った。一人2分の待ち時間として×10人ではCimg4077 ・・・(右下)

 長袖肌着に下ズボン、ホッカイロも3枚貼り付けて雨合羽に、こうもりさして完全武装 周囲の人たちも寒そうに夕食の弁当。
 Cimg4078

 19時ごろから始まった花火はさすがは日本一。
 もっとも他所の花火は近くで見たことが無いから比べ様もないが日本一と言うから日本一に違いない。
 

 後日、BSで見た。
 現場で見るような迫力には欠けるが雨の会場を思い出しながらビール片手にゆっくり見るのも一興。

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「どろぼうの忘れ物」

2008-08-21 18:20:46 | いなか暮らし

Cimg4020 写真 農家ならではの生け花。飽きて食べなくなったミニトマトで活けた。

 お盆も終わって、そろそろ農作業をと、里山にある作業小屋に出かけた。
 小屋と言っても畳敷きの部屋もあるしパソコン、冷蔵庫、テレビ、ビデオDVDデッキ、ロッカーには色々の記録や申告書類が入っている。
本棚にはアルバムや旅行、山登りの本がいっぱい、
 小屋と言ってもむしろ私の書斎でもある。
 夏の暑さもあって少し風を通しておこうと鍵を掛けていなかった。

 小屋に入って 「ん・・・・・?」
 古くはなったが
 ノートパソコンが無い。いや、ビデオ、DVDデッキが無い

 盆休み中に盗られた。

 使い始めたばかりの草刈機械の替刃も無いから泥棒は同業の農家に違いない。
 外を見たら新品の4mのハウスパイプもなくなっているからトラックで乗り付けたに違いない。

 同業者に盗まれたとは悔しい。

 引き出しの中のパソコンのACアダプタとリモコンは盗み忘れたようだ。
 「泥棒さんへ 忘れ物ですよ」と書いてリモコンを通りにつるして犯人をおびき寄せる。
 リモコンに小型の発信機を忍ばせてGPSで追いかけて犯人を特定する。

 何てことも想像してみたが現実的ではない。
 それより警察に・・・・と思ったが不用心を怒られるのがオチ。
 この際、あきらめよう。

 「どろぼうさん、あとは来ないで・・・・・」

 出来秋を前に傷心の「岩手の頑固親父」である。

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「定点写真」

2008-08-16 09:50:44 | いなか暮らし

Cimg4015 ※写真 かって我が里は馬産地。
 8月のお盆には、今でも馬のお墓も 人と同じ供え物をして供養する。
 現在では馬はおろか牛の姿も見えないが散歩のお伴の犬が多くなった。

 我が家の定点観測(写真)は今から42年前の昭和41年から続く。
 お盆のお墓参りから帰ったら来客も含めて記念撮影。
 当初は朝のお墓参りだったから、我が家の前で写している。
 当時、萱葺き屋根の前でカメラを前に少し緊張した顔が写っている。当然みんな若いし、既に亡くなった懐かしい顔も多い。
 年を経るにつれて子供達が一人二人・・・・・その子供達も今は人の子の親。
 その内、お墓参りを夕方するようになってからは日暮れもあってお仏壇の前で定点写真を写すようになり、その頃から孫が一人二人・・・・・
 お盆の来客はそのアルバムを見て昔話に花が咲く。

 お盆に限らず決まった時期、場所の定点観測(写真)は良い記録になるはず。

 デジカメ写真が盛んな現代 パソコン内部には多くの写真が記録保存されてはいるが定点写真とか家族揃っての記録写真は意外と少ないのでは・・・・・・

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「鬼婆」

2008-08-08 21:15:10 | いなか暮らし

Cimg4000 ※写真 待ってました!!本格的な夏
  岩手はこの20日余り雨降り続き、その間200㍉余りの雨が降り、4日 ようやく真夏の気配。
 くなれ、くなれ・・・田んぼの稲が喜ぶ

 我が里は標高100㍍弱だが里山が近いのであちこちに、きれいな水が湧き出る
 上水道も整備されているのに、使っている人は半分位 あとは豊富な山の湧き水を利用している。
 その水には絶滅危惧種のゼニタナゴが住みビオトープで大切に保護している。
 きれいな流れには、少なくはなったが「どじょう」などの小魚が住み、今でも良く採れる。
 夏バテ予防にと、妻が近くの小川で沢山の「どじょう」を採ってきて、外流し台で数日飼っている間にすっかり孫の仲良しになってしまった

 ある晩、「はい ご馳走よ」と料理した「どじょう」を食卓に出した。
 それまで笑顔ではしゃいでいた孫の顔が凍りついた。
   「かわいそう」!!!
 何てことをするんだ。 この愚妻、鬼婆め
 ついさっきまで元気に泳いでいた「どじょう」を料理して、そのまま、孫に見せるとは・・・・・・残酷な鬼婆め
 お母さんも必死に「好きなお魚や、鶏のから揚げと同じよ」・・・となだめている。
 怒った孫は「おばあちゃんとお風呂に入らない」・・それ見ろ。


 「誰でも良かった人間」になったらどうするんだ。まったく・・・

翌日、孫は元気で保育園に出かけて、まずは一安心。

もっとも真夏を目前に、ビールのつまみ「どじょう」は美味しかった
 養殖ものなんかとても比べ物にならない。

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