北上平野の東端に位置するわが里は地区のはじっこから北上山地が始まる関係から地区内耕地の一部がいわゆる中山間地域に含まれる。
中山間地域のきつい傾斜地の田んぼや畑は、制度の対象となり 「中山間地域等の農業生産不利を補正することにより農業生産活動を・・・・・・・」をうんぬん。
交付金を受けて農地の荒廃を防ぐように活動している。
対象地区の高齢でリタイヤした人や病気で手入れのできない人の耕地、みんなが利用する農道や、水路の手入れは年に数回、共同作業で行う。
大勢で行う作業はみるみる進み、手入の行き届いた中山間地帯は景観が美しい。
作業のあいまの小昼(おやつタイム)のよもやま話、楽しいひと時である。
晴れた秋の一日 協同作業に汗を流す
制度も今年から4期目、1期5年だから、この制度もすでに15年余、当初50代後半から60才位だった構成員も、後継も少なく平均年齢は確実に増えて今では平均60代も後半、リタイヤもポツポツ。
補助は貰っても働き手が無くなる・・・・・どうなる日本、というか どうする日本 国土の多くを占める中山間地域