「桜を観る会」招待者名簿をなぜ5月9日に廃棄したのでしょうか?毎年送っている招待者名簿はPCに記録されていますので、そのうち記録がありましたということになるやもしれません。二階幹事長による招待者名簿は保管しておくのは当たり前という発言が実にまともです。
この問題は三つあります。
1、なぜ税金を使用して安倍後援会員850名を招待したのか?(安倍晋三氏の私的利用ではないか)
2、私人である安倍夫人が知り合いに招待状を送ったのか?(税金を個人的に利用する権限など彼女にはありません。)
3、安倍政権になってから招待者が増えたのです。どんな基準で呼んだのか?なぜ増えたのか?
ところで小泉元首相は自分の後援会会員には招待状を送っていないのです。彼の軍師と言われた飯島補佐官は神奈川県地元の後援会会員にも招待状を送って欲しいという後援会からの要請を断固として拒否したのです。税金を個人的に流用していると疑われる行為はできないと飯島氏は述べています。さすがに先見の明があります。
一方、安倍政権の菅官房長官は招待者が毎年増えていたこと、桜を観る会の経費が予算額をオーバーしていることにも気が付ていたはずです。税金を流用しても問題なしと考えていたのでしょう。長期政権の驕りとしか言いようがないと思います。
消費税が上がりましたが、年金は据え置きですから多くの年金受給者は納得できないのです。今回の不祥事は次回国政選挙にも大きな影響を与えると予想します。安倍自民党が圧勝するはずはありません。安倍政権の終わりののろしが上がったのでしょうか?日本維新の会の橋下元代表の発言が多くの国民の心に響くのです。「政治家の私的活動と政府の仕事を混同するな!」
11月27日追記:菅長官と反社会的人物が写真に写っていた。そして、そのような人物と映っていたのは指摘されて今気が付きましたと菅氏が発言。ニヤニヤ笑いながら結果的に入られたのでしょうねと認めました。実に不謹慎。芸能人が反社会的人物と同席していたらバッシングされているのを忘れているのでしょうか?こんな人物を桜を観る会に招待した責任者は菅氏なはずです。実に無責任と言わざるを得ません(怒)。誰が反社人間を招待したのか真実を明らかにすべきです。