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社員を守れない伊藤忠?

2019年02月15日 13時15分27秒 | 日記
伊藤忠商事の男性社員が国家の安全を害したとして、中国当局に1年にわたり、拘束されていることがわかった。伊藤忠商事は中国の友好商社として認定されていましたので罪状を公表せず、中国公安が1年も拘束しているのには驚きました。


菅官房長官は、「昨年の2月に、広州市で40代の邦人男性1名が中国の国内法違反であったとして、中国当局に拘束され、昨年6月に起訴された旨を確認いたしました」と述べた。

関係者によると、拘束されているのは、大手商社・伊藤忠商事の40代の男性社員で、南部広東省の広州で国家の安全を害したとして、2018年2月下旬から当局に拘束されているという。

しかし、具体的な容疑名はわかっていない。

日本時間午後4時、中国で開かれた定例会見でも質問が出たが、華春瑩報道官は、「その件は把握していません。担当部門に聞いてください」と述べた。いつもは何でも答えてくれる報道官は外交担当ですので、公安についての情報を公安部から入手していないでしょう。国家安全にかかわる事例についてはいつも黙秘権行使や質問を無視するケースが多いのです。



ところで、伊藤忠商事元会長の丹羽宇一郎氏は、2010年、民間出身者として、初めて中国大使に就任した人物です。

現在も日中友好協会の会長を務めるなど、親中派として知られる丹羽氏。その伊藤忠商事の社員をなぜ拘束したのでしょう。謎は深まるばかりです。

中国では、2015年以降、スパイ行為に関わったとして、日本人が拘束されるケースが相次ぎ、今回の件を除き、少なくとも日本人8人が拘束されている。

このうち、2015年5月と6月に拘束された4人には、2018年、それぞれ実刑判決が言い渡されているが、いずれもどのような行為が罪に問われたのか明らかになっていない。スパイ行為だからスパイ罪とは怖い国です。

さて、調べてみるとこの伊藤忠社員は休暇を取り、中国を訪問したそうです。入国して直ちに拘束されたそうですので中国公安は入国を事前に察知していたのでしょう。この人物への嫌疑を推測してみました(あくまで個人の推測です)。

1、、中国国内での地下鉄受注確保のため、中国要人への賄賂嫌疑がかかっていた。その賄賂を誰に渡したか黙秘しているため長期拘束されている。

2、伊藤忠社員であるが、元中国籍(?)であるため内閣情報調査室にスカウトされて中国国内の情報を集めていた。

覚せい剤など違法取引に関与していたなら、直ちに罪状を公表するのが公安当局です。今回は謎が謎を呼び、1年も拘束されているのを伊藤忠が公表しなかったのも不自然でした。

伊藤忠が公表できなかった理由も開示してほしいですね。一般企業の社員が理由もなく拘束される国へは怖くて出張にもいけないですよ。伊藤忠は社員解放に向けてどのような手を打っているのかもわかりません。社員を守れない企業に勤めたいと思う人はいないと思います。公表していませんが大企業は外国でテロリストに社員が誘拐されたならば身代金を支払う保険に入っています。しかし、国家による拘束については弁護士をつけるくらいしか打つ手はないのでしょうか?

中国公安が個人旅行した一般人を拘束したことにより、中国へ旅行に行きたいと思う日本人は今後も減少することでしょう。そうならないためにも伊藤忠社員の早期解放を願います。











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