鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

2022年06月29日 | 日記
字が上手になりたいと思い10年前、工房に先生に来ていただいて習字教室を開いた。

6、7人の小規模のものでしたが4年ぐらい続いた。仕事が忙しくなり、通信にしていただき、その2年後に辞めてしまった。残念でした。

墨をすっている時間は特別の空気が流れていて、心が落ち着き、お習字は大好きでした。とはいえ、仕事と、娘の出産などが重なり時間が取れなくなった。でも、それは言い訳かもしれない。月に5、6時間の時間はとれた筈・・・、と、今にして思えば言えます。

仕方ない、その時はもう、いっぱいいっぱいでした。また少し時間が出来たらやります、やりたいのです。確かに字が変わってきました。

字がきれいにこしたことはありません。私でも、少しはお利口に見える筈と。

母がとてもきれいな字を書いていました。「丁寧に書けばきれいなのに」と、折に触れ言ってくれました。いつもそんな風に励ましてくれた母でした。

大正生まれの母は、友達と旅行に行くわけでもなく、自分の趣味に生きることもしないで、家族の為だけに生きた一生でした。私は、母には自分の時間を持ってもらいたかった。でも、それも今思えば、私の勝手な思いなのだが・・・。

「いつまでも自由に飛び回っていたあなたのことが気がかりで、そんな気になれなかったわ」と苦笑している事だろう。(申し訳ない気持でいっぱいです)

私は41歳で結婚して、42歳で母になった。母に孫を見せられたことが、私の唯一の親孝行で、それだけでチャラにするには、あまりにも母の愛情は深く、尊いものでした。                            

切なく、懐かしく母を思うのです、逢いたい。


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身だしなみ

2022年06月28日 | 日記
ネットで商品を買ったことは2度、普段はほとんど使わない私です。

サプリメントと寝具です。それも3、4年前の話です。

仕事の材料は、自分の目で見ないと買いません、頑固にです。

世代的に、なじみがないこともありますね。友人も同じことを言っていました。時代遅れなんです。それで不自由をしてないのでいいのです。

時代遅れ、好きです。鎌倉の路地裏の、古-い日本家屋の借家住まいです。ここでコツコツ仕事してます。隣が神社で建物が建つことはなく、風がよく通います。家具は大きな木の机と、仙台箪笥と、古いミシンがあるだけです。いや、細かい物、仕事の書類や電話機や、パソコン等もあります。

そして、何よりも大事な「布たち」がどさっと、私の一番の財産と言ってもいい布があります。仕事場の写真を載せようと思いましたが、あまりの散らかりようにカット。

明日は少し片ずけよう、お客さまが突然見えても大丈夫なようにしよう。ちゃんとお化粧もしていよう。身だしなみ、と言うやつです。
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空と樹と水と

2022年06月27日 | 日記
写真は、八幡宮の源氏池のほとりです。

水面に青空が映り、それはそれはきれいでした。緑も数日前の雨を一杯に含んだ葉がキラキラしていて、一時、暑さを忘れて見入ってました。

季節は忘れずに巡り、私たちも自然の中の「一人の生き物」です。謙虚であらねばならないと思います。




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食材

2022年06月26日 | 日記
身体は自分の住む土地に適応しているので、自分の身の三里四方のうちに在る物を食べていればよいのだが・・・と、先日読んだ「つきじ田村 料理の理」に書いてあった。

素材と土地の関連に改めて思いが行き、何気なくス-パ-で手にする食材が、あふれるほど山積みになっていることの幸せに感謝する。

旬の物をできるだけ食べる、不揃いでも泥付きや、人参、大根は葉付きの物を選ぶ、肉は国産の物と決めている。ほとんど駅前の市場周辺で買い物が済む。

今日は大根をコトコト煮た、あえて5センチぐらいの厚さで。鰹と昆布だしを利かせ、落し蓋をして30分ぐらい火にかけた。首だけよけて、丸ごと1本。これが使いまわしがきくのです。

手羽と煮たり、いちょうに切って豚汁に入れたり、千六本にするとお味噌汁があっという間に。冬は柚子みそをかけても美味い。冷蔵庫で3日もちます。

一種の手抜き料理です。明日は、竹輪と煮なおして、ザラメで甘みを利かせた八丁味噌でからめよう。白ごま少々パラリと。まずい!23時なのにお腹が空いてきた。


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片付ける

2022年06月25日 | 日記
「食器は日に3回、出して、洗って使う」

「洋服は最小限で、買う、捨てるを繰り返す。」

「空っぽの棚は、心の余裕、目に見えない豊かさが」


これ全部、雑誌の片づけ特集の記事からピックアップしました。

食器、洗って、水きりに置いといて、夜また使ってます。

洋服は、着なくなったらほどいて「布」として生き返ります。

空っぽの棚?いやいや棚は物置きます、棚だから。

こんなこと言ってるから片付かないのですね。今日は雑誌類を片付けていました。片付けていて、こんな記事を読んでいた、色々読み続けていたから、少しも片付かなかった。

本、雑誌の片付けはいつもこんなです。片付かない!
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