鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

春風

2021年02月28日 | 日記
  
春風の中に一歩を確かめて   増紀隆

わたしの俳句の師の句です。60代で亡くなられてしまいました。

穏やかで、沢山の方々から慕われていらっしゃいました。最近、鎌倉吟行でみんなで歩いた道々を懐かしく思い出します。

俳句の世界に浸りたいと思うこの頃です。1年のうち何度かこの気持ちが湧きあがります。忙しい時に限って・・・、これが不思議です。いや、不思議なことではないですね。「言葉の力」に助けられ、自分を活性化させてくれる作用がある、絶対にあるんですね。

言葉の力、信じてます。



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推し、燃ゆ

2021年02月27日 | 日記
1999年生まれの大学生が164回、芥川賞を受賞した。

アイドルの追っかけをして、自身の精神のバランスを取りながら、学校、アルバイト先、家族とのかかわりが、苦しくなるほど克明に綴られる。

若さは不器用で、無茶苦茶で、世の中に素直になれなくて・・・、きっと誰もが抱えるあの時代の痛みを「推し、燃ゆ」は思い出させてくれた。

果たして、他人の、21歳の女子大生が書いた文章が、私の青春時代の傷をいやすのか?見事に裏切られたのだ。まるで私自身の傷にかさぶたを作るように収まった。

インタビューで、質問者が卒業後はどうされますかとの問いに、

「就職して社会に出て、継続的に勤め、お金をもらう経験をしてみたい」と答えている。素敵です。














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2021年02月26日 | 日記
コートはもういらないのでは、と思う陽気、でもうっかりできない。

夕方ぐっと温度が下がる、コート必要です。まだ2月ですもの。

やっとここまで来ました、やっとです。

何とか風邪をひかずに来ました、マスクとうがいのおかげですね。

春は目の前です。油断しないように、よく寝て、美味しいものをいただいて、
沢山笑って、読みたい本を読んで過ごします。

昨日から宇佐見りん 芥川賞受賞作「推し、燃ゆ」を読み始めた。あっという間に心地よいリズムに引き寄せられてしまった。急ぎの仕事があり・・・。

ん、続きは明日に。

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健診

2021年02月25日 | 日記

鎌倉市の検診に行ってきました。お誕生月で指定の期日に振りあてられる。

改めて、病院は「健康の時に行くのがいいな~」と思いました。

検診ですから、どこも痛い処がないわけで、余裕です(?)

血液検査だけしていればいいかなーと、毎年思いながら、ちゃんと受けてます。

8時半に受付に。何と高齢者でごたごたでした。杖をついている方のなんと多いことでしょう。

整形が混むのですね、どこの病院も(ちなみに私が行ったのは総合病院です)
少し前に、珍しく腰が痛くなりましたが、歩いて歩いて直しました。

スポーツジムもヨガも続きませんでした。人の目が気になるのです。変ですよね、集中してやれないのです。何かコツがあるのでしょうか?

私は一人でコツコツ歩くのがあっています。運動とは言えないですが、歩く事
は全く苦になりません。それに、鎌倉の町はいくら歩いても飽きません。

検査の結果は2週間後から順次わかります。コロナも少し落ち着いて、健康の心配もない、桜の季節、待ちましょう。
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暮らしの手帳

2021年02月23日 | 日記

早春版です。

今月はてんぷら教室の特集があります。じっくり読みました。

私の天ぷら欠点がよくわかりました。

1,油の量が少ない。2,油に入れた後触りすぎる。3、野菜を数種類上げるときは、順番が大事。

納得、今度はきっと凄い天ぷら屋さん並みの揚げ物ができそう。

天ぷら屋さんというと、すぐ浮かんでくる銀座のお店がある。

「ここの大将は、客が2、3分遅れても機嫌が悪くなる」と連れていかれたお店がある。私が30代の頃で、誘って下さったのは、うんと年上のおじさま。

雑誌でよく名前を聞く、予約の取りにくいお店とのことだった。

「お任せ」で頂いた天ぷら、名前の知らない野菜から始った。

大将は、お客さんがいらしてもにこりともしない、いらっしゃいませもない。

弟子たち(?)が、ひと際大声を張り上げきびきび動いていた。

エビも、アナゴも美味しかったけれど、私は狭い台所で、かっぽう着姿の母が揚げた茄子やカボチャの野菜の天ぷらの方が、ずっと美味しいと思った、本当にそう思った。

食は進まなかった。第一、サツマイモも「何とかかんとかの珍しい品種で」
と説明が入る。なんでもいい、「おさつはおさつでしょ」と私は思う。

可愛くないなー、そう、可愛くなかった。

可愛くなくて、いっぱいしくじった。まあ、いいじゃない・・・。

これから、少しは可愛くなりたいと思うのですが、手遅れでしょうか?
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