ベン・アーロノヴィッチ著、金子司訳『女王陛下の魔術師』
なんとなくタイトルに引かれて図書館で借りました。
「ロンドン警視庁特殊犯罪課1」ということで、シリーズものらしいです。
主人公は見習い期間が終了した、黒人の警察官ピーター・グラント。
ちょっと霊感があるのか、幽霊が見えてしまいます。
んで、配属先が決まる段になって、事件処理推進ユニットという書類仕事専門の部署に
決まりかけるのだけど、犯罪を目撃したという幽霊に会いに行ったとき、一人の紳士に出会います。
で、正直に幽霊を探していることを伝えると、後日、彼の配属先が「専門刑事部の経済および特殊犯罪課」に
決まる。その課にいるのはトーマス・ナイティンゲール主任警部一人(それが上の紳士)。
さすがイギリスの小説です。トーマス・ナイティンゲール主任警部は英国唯一の魔法使いだそうで。
日本の小説にも幽霊専門の部署とか、あやかし対象の捜査班をとりあげたものがありますが、
これはそんな感じの英国版と言ったところでしょうか。
不可解な殺人事件を解決するのに、魔法使い一人じゃ今後心配……ってな感じで、ピーターも
魔法の修行をしつつ、事件を追いかけます。
なんかちょっとややこしいんだけど、過去の幽霊(?)が犯人っぽいとわかるのですが、
そいつがいろんな人の脳に働きかけて、代わりに犯罪を起こさせてしまう。
最後には、ピーターがちょっぴり想いを寄せていた(のになにも起こらないという残念な!)
女性も操られていたことがわかり、操られるとエネルギー(みたいなもの)が吸い取られて
顔面が剥がれ落ち、脳がカリフラワー状にスカスカになるという恐ろしいことになるのですが、
どうにか助けられました。
ちょっと説明が多いのと、聞き慣れないカタカナ語が多いのと、カタカナルビが多いのとで、
少し読み飛ばした箇所もあったけど(ごめんなさい!)、まあまあおもしろかったです。
あっと驚くようなトリックなどはなし。
なんとなくタイトルに引かれて図書館で借りました。
「ロンドン警視庁特殊犯罪課1」ということで、シリーズものらしいです。
主人公は見習い期間が終了した、黒人の警察官ピーター・グラント。
ちょっと霊感があるのか、幽霊が見えてしまいます。
んで、配属先が決まる段になって、事件処理推進ユニットという書類仕事専門の部署に
決まりかけるのだけど、犯罪を目撃したという幽霊に会いに行ったとき、一人の紳士に出会います。
で、正直に幽霊を探していることを伝えると、後日、彼の配属先が「専門刑事部の経済および特殊犯罪課」に
決まる。その課にいるのはトーマス・ナイティンゲール主任警部一人(それが上の紳士)。
さすがイギリスの小説です。トーマス・ナイティンゲール主任警部は英国唯一の魔法使いだそうで。
日本の小説にも幽霊専門の部署とか、あやかし対象の捜査班をとりあげたものがありますが、
これはそんな感じの英国版と言ったところでしょうか。
不可解な殺人事件を解決するのに、魔法使い一人じゃ今後心配……ってな感じで、ピーターも
魔法の修行をしつつ、事件を追いかけます。
なんかちょっとややこしいんだけど、過去の幽霊(?)が犯人っぽいとわかるのですが、
そいつがいろんな人の脳に働きかけて、代わりに犯罪を起こさせてしまう。
最後には、ピーターがちょっぴり想いを寄せていた(のになにも起こらないという残念な!)
女性も操られていたことがわかり、操られるとエネルギー(みたいなもの)が吸い取られて
顔面が剥がれ落ち、脳がカリフラワー状にスカスカになるという恐ろしいことになるのですが、
どうにか助けられました。
ちょっと説明が多いのと、聞き慣れないカタカナ語が多いのと、カタカナルビが多いのとで、
少し読み飛ばした箇所もあったけど(ごめんなさい!)、まあまあおもしろかったです。
あっと驚くようなトリックなどはなし。