みーことふーこの山ある記

山歩きや身近な話など、あれこれ書いてます。

弁天ノ森~弥山~八経ヶ岳 2

2023-11-28 04:32:26 | トレッキング

弥山山頂を目指します。


大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)は、吉野と熊野の二大霊地を結ぶ、大峰山脈の尾根約170kmの修行の道のことで、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されています。
(道としての世界遺産はフランスからスペインへ至る「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」に次いで2番目のことだそうです)
私たちが歩いているのはこの中のほんの一部になります。


弥山(1895m)の看板の横の鳥居をくぐり、もう少し先が弥山山頂です。


八経ヶ岳がガスってよく見えません。


弥山山頂には、天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)の奥宮があります。


霧氷がすごい。


錫杖の向こうは八経ヶ岳。
少しガスがとれてきました。


待っている間に、きれいに八経ヶ岳が見えるように。
山全体に霧氷?寒そうです~。


いったん、弥山小屋まで戻り、


霧氷の中、八経ヶ岳に向かいます。


霧氷がキラキラして、ほんときれいです。


鹿除けの防護柵も霧氷で白くなっています。


写真を撮っていて、なかなか進まず・・・。


振り返ると、弥山小屋と弥山山頂が見えています。


谷が深い~。


八経ヶ岳山頂(1914.9m)に到着です。


周りの山も霧氷で白くなっています。


ここにも錫杖が。


手前が弥山、奥は行者還岳、大普賢岳。
天気がよければ富士山も見えることがあるそうです。
つづく


弁天ノ森~弥山~八経ヶ岳 1

2023-11-24 08:50:26 | トレッキング

今日は奈良県天川村と上北山村の境に位置する八経ヶ岳を歩きます。
日本百名山のひとつで、近畿最高峰の山です。
役行者が法華経八巻を埋納したと伝わることから仏経ヶ岳と呼ばれる他、八剣山と呼ばれるなど、多くの呼び方のある山なんだそうです。


弥山登山口から出発です。


ちょっとおしゃれな?橋を渡ります。


梯子を上り、


根っ子の急登をひたすら登っていきます。


大峯奥駈道との合流地点に到着しました。


ここからの大峯奥駈道はなだらかなアップダウンが続きます。


弁天の森(1600m)を通過。


あの山が弥山かな?


聖宝ノ宿跡に到着です。
聖宝理源大師さんの銅像が出迎えてくれます。


遠くの山並みがきれいに見える場所がありました。


ひたすら登っていきます。


あれっと気づいたら、周りの木々に霧氷が!


つららも・・・。


木々から落ちたのか、氷のかけらでいっぱいの道を気を付けながら進みます。


いやぁ、すごい、すごい!


苔にも霧氷。


帰りには溶けているかも?と思い、写真を撮りまくってしまいました。


弥山小屋に到着です。写真の小屋はトイレ。
つづく


大台ヶ原 大蛇嵓~日出ヶ岳 2

2023-11-21 05:12:20 | トレッキング

神武天皇が九州からの東征の際に大台ヶ原を越えたとの伝説があり、神武天皇が腰掛けたと伝えられる御腰掛の石の横に神武天皇像が建っています。
1928年に建てられたという、2mを超す像は総重量4.6t余り。
大阪で製造され、運搬だけで80日もかかったそうです。
弓の先にとまっているのは八咫烏ではなく金鵄(金色のトビ)なんだとか。


正木ヶ原にやってきました。
ミヤコザサの草地に立ち枯れた樹木が立ち並びます。


イスカ


立ち枯れしたトウヒの風景が幻想的。


いよいよここから日出ヶ岳山頂に向けて階段の上りです。


まだまだ先まで続いてる~。


八経ヶ岳を最高峰とする、紀伊山地の脊梁をなす大峰山脈(おおみねさんみゃく)がきれいに見えています。


立ち枯れたトウヒを眺めながら、ひたすら階段を上っていきます。


正木峠に到着。


みんなで記念撮影。


いったん下り、正面の日出ヶ岳を目指します。


途中、「海が見える」展望地へ。


この日は曇っていて海まで見ることはできませんでしたが、熊野灘、知多半島、富士山まで見えることがあるそうです。


山頂までもう少し。


大台ヶ原の最高峰、日出ヶ岳山頂(1695m)に到着です。


三角点も忘れずに。


展望台に上ると、東方向の山(富士山や御嶽山など)、


西方向の山(大峰山脈方面)の案内が。


大峰山脈をバックに記念撮影。


のんびり下ります。


駐車場近くできれいな紅葉が見られました。


大台ヶ原 大蛇嵓~日出ヶ岳 1

2023-11-17 08:37:16 | トレッキング

昨日に続き、奈良県上北山村の大台ヶ原を歩きます。
今日歩くのは、東大台地区。
昨日の西大台と違い、だれでも自由に歩くことができます。


地図を確認します。


最初にシオカラ谷まで一気に下るようです。


「クマ注意」の看板が何枚も。


ひたすら下ります。


シオカラ谷のシオカラ吊り橋を渡ります。
この辺りが一番低い地点のようです。


吊り橋の下には清流が流れています。


ここからはひたすら登ります。けっこうきつい・・・。


途中にはりっぱな熊よけの鐘が。


分岐を大蛇嵓方面へ進みます。


岩の道を進み、


ここを上ると、


昨日、西大台の展望台から見ていた岩山が見えます。


そして、その先が大台ヶ原の人気No.1スポットの大蛇嵓(だいじゃぐら)です。
”嵓”というのは切り立った崖のことで、800m断崖絶壁の自然の展望所でスリル満点。
大蛇の背のような岩場をたどって下っていきます。


鎖の柵はあるものの足を滑らせたら・・・と思うとゾクゾクします。


先端までたどり着くと、下に蛇の頭の形の大岩が。
正面に西大台、その奥には大峰山脈の大展望が広がっています。
写真を撮るのも、足がすくんで緊張の連続。


先端から戻るときも慎重に上っていきます。


分岐まで戻りホッと一息。しばらく進むと、


広々とした平原、「牛石ヶ原」に到着です。
つづく


のんびり満喫、西大台ヶ原 2

2023-11-14 08:16:34 | トレッキング

コケ群生地以外にもコケがたくさん。


恐竜の足みたい・・・。


開拓分岐を展望所方面へ。
ここが、今回歩くルートの中で一番標高の低い場所のようです。


ここも防鹿柵を通ります。


道をのぼっていくと、


「カボチャの木」。


ミズナラの巨木なのですが、巨大なカボチャに見える~!


展望地に到着です。
東大台の大蛇嵓方面が見えています。


案内図で確認。(たぶん、ルート内で唯一の案内板)


紅葉がきれい~!!


吊り橋は工事中。


木にびっしりときのこが!


こちらの吊り橋も工事中。


「タタラ力水」・・・でも水は出ておらず。


中ノ谷渓流。きれいな水に癒されます。


終わりかけですが、きれいな紅葉を


眺めながら進みます。


分岐まで戻ってきました。


お天気もよく、ほとんど人に出会うこともない静かな森を堪能できました。


のんびり満喫、西大台ヶ原 1

2023-11-10 09:05:42 | トレッキング

今日は、奈良県上北山村の西大台ヶ原を歩きます。
大台ヶ原は、東大台と西大台があり、西大台は日本で最初の利用調整地区(立入人数を調整する区域のこと)になっています。
そのため事前申請が必要で、大台ヶ原ビジターセンターで簡単なレクチャーを受講しないと立ち入りができません。


レクチャー受講後に立入認定証(裏に氏名や立入日などが記載されています)がいただけ、首にかけて出発です。


大台教会の看板がスタート地点の目印。


「教会」とはいっても、私たちがイメージする教会ではなく神習教の分教会だそうです。
大台ケ原を開いた古川嵩(かさむ)さんが明治32年に完成させた施設で、以前は登山者の宿泊場でもあったようです。


ここで、監視員の方のチェックを受けます。


原生的で静寂な雰囲気を残すため、標識等の設置は必要最小限となっているので、レクチャー受講時に頂いた地図を確認しながら歩いていきます。


このあたりがナゴヤ谷の上流部のようです。


開拓跡方面へ。


食べられそうな?キノコ。


少し紅葉している木も。


コケが竜みたい~。


根っ子の道をのぼり、


静かな森の中を進みます。


このあたりがコケ群生地。


コケがきれいです。


たくさん芽が出ていてかわいい~。


植生保護のための出入り口。


きれいに紅葉している木が!


渡渉点にきました。


慎重に渡ります。


開拓跡に到着。
明治時代に開拓が試みられたものの、頓挫し約150年たっているそうです。
つづく


温泉寺~下呂富士~里山

2023-11-07 07:19:23 | トレッキング

今日は、岐阜県下呂市の下呂富士(中根山)を歩きます。


まずは、中腹の温泉寺へお立ち寄り。


温泉寺は、白鷺に化身し、温泉の湧出を知らせた薬師如来を本尊としています。


「湯かけ薬師」
看板には、「下呂の温泉が湧き出ています 痛いところ、治したいところと同じ部分にお湯をかけてお参りください」と書かれています。


白鷺のキャラクターがかわいいです。


昭和6年創業の老舗高級旅館「湯之島館」


国登録の有形文化財の建物とお庭。
一度泊まってみたいですね~。


りっぱな「登山口」の看板。


こんな感じで一周できるようです。


思っていたより、のぼりがきつい・・・。


まだまだ上ります。


下呂富士山頂(中根山767.m)に到着です。


展望がないためか、こんな梯子が!
登ってみましたが、景色は変わらず。


三角点で記念撮影。


西ルートを下っていきます。


唯一、展望のあるポイントです。
飛騨川や萩原町方面が見えています。


ものすごいキノコを発見!


せっかくなので、里山へも行ってみることに。


意外にあっさり山頂へ。


ゆっくり下り、


愛宕神社へ。(修復中でした)


鳥居をくぐり、無事下山しました。


早起きして猿投山

2023-11-03 07:30:54 | 愛知県の山

今日は、豊田市の猿投神社側から猿投山を歩きます。
ちょっと早起きして出発。
それでも駐車場には車がいっぱい・・・。
みなさん本当に早起きですねぇ。
まずは、猿投神社でお参り。(七五三の準備がされていました)
猿投神社の主祭神は、日本武尊(ヤマトタケル)の双子の兄とされる大碓命(オオウスノミコト)です。


赤いトロミル水車横を通り、


御門杉を眺めながら登山道に入ります。


大岩展望台に到着です。


大岩展望台で記念撮影。


東の宮の鳥居をくぐります。


アキチョウジがたくさん咲いていました。


東の宮でお参りします。


恵那山、


南アルプス、


中央アルプス。今日はきれいに見えています。


かえる石で記念撮影。


猿投山山頂(629m)に到着です。


人が少ないので堂々と三角点で記念撮影。


御嶽山もばっちり。


おさるさんは、ハロウィンの飾りをつけてもらっていました。


伊吹山、


能郷白山、


白山も。
白山は山頂付近が雪で白くなっていました。