あいち・なごや周遊観光パスポート利用の第2弾は、愛知県長久手市の「トヨタ博物館」です。
「クルマ館」は、日米欧の代表的な車両約140台が展示されているそう。
1階のシンボルゾーンには、トヨタ初の生産型乗用車「トヨダ AA型乗用車」(1936年)が。
2階は、自動車の黎明期から日本車の誕生まで。
↑ はドイツで誕生したガソリンエンジン搭載第1号車。
「ベンツ パテント モトールヴァーゲン」(1886年)
こちらは、アメリカの「ベイカー エレクトリック」(1902年)
1830年代にはすでに電気自動車が作られていたことがわかり、びっくりです。
アメリカの「スタンレー スチーマー モデルE2」(1909年)
こちらは、蒸気自動車。
ちなみに、1900年時点のアメリカでは38%が電気自動車、蒸気が40%、ガソリンが22%だったそうです。
1910年代は、次々に豪華な車が誕生しています。
↑ はイギリスの「ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト」(1910年)
フランスの「ドゥローニー ベルビユ タイプ HB6L」(1911年)
ドイツの「ベンツ 14/30HP」(1912年)
いったいどんな人たちが乗っていたんだろうと思われるような高級車がずらり。
アメリカの「フォード モデルT ツーリング」(1909年)
1908年から1927年の間に15,007,033台も生産されたベストセラーカー。
「ダイハツ オート三輪 SA-6型」(1937年)
アメリカの「デ ソート エアフロー シリーズ SE」(1934年)
世界初の流線型デザインの量産自動車。
斬新過ぎてあまり売れなかったのだそう。
フランスの「イスパノ-スイザ K6」(1935年)
日本のナンバープレートがついています。
アメリカの「コード モデル 812」(1937年)
リトラクタブルヘッドライト装備。開閉は左右それぞれハンドルを使う手動式。
時代の先端を行きすぎてあまり売れなかったようです。
3階は1950年代から現代までの車が展示されています。
「トヨペット クラウン RS型」(1955年)
クラウンの初代モデル。
右は日本の「フライング フェザー」(1955年)
左は、ライトが一つなのが特徴的な「フジキャビン 5A型」(1955年)
どちらも面白いデザイン。日本車なのに全然知らない車です。
ドイツの「メッサーシュミット KR200」(1955年)
飛行機のコックピットのようなデザイン。
ドイツの「BMW イセッタ 300」(1959年)
ドアが前に開くんだね~と興味津々で見ていたら、
なんと!特別にドアを開けて見せていただくことができました
めちゃめちゃ画期的なデザインに感動です。
「スバル 360 K111型」(1959年)
これは、見たことある~!!
企画展「日本のクルマとわたしの100年」が開催されており、女性ドライバーの広がりのコーナーには、「ダットサン 16型 セダン 」(1937年)が。
「クルマ文化資料室」では、「移動は文化」をテーマにミニチュアカー、ポスター、カーバッジ、自動車切手、自動車玩具、プレートなど約4,000点が展示されています。
約800台のミニチュアカーは圧巻。
イギリスの「デロリアン DMC12」(1982年)
1985年公開の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にタイムマシンとして登場したことでも有名な車も見られます。
イギリスの「スイフト 9HP」(1905年)
こちらは、乗って記念撮影もできます。
「トヨタ ボンネットバス」(1963年)
こちらも乗ることができます。
トヨタ車だけでなく、よくこれだけの車を集めたものだと感心するばかり。
車にあまり興味がなくてもかなり見ごたえがあります。
車が好きな人にとっては1日では足りないくらいかも。