クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

丸っと4年ぶりに、1日1万歩を達成

2015年03月01日 22時12分00秒 | 散歩
今年の元日の誓いであった「1ヶ月間の1日平均1万歩」を歩きましょう。
ついに4年ぶりに達成しました。

残り5日間となった先月の23日夜までで月間累積歩数が21万歩。
残り5日間で1日平均1万4千歩を歩けば(、ちょっときついですが)達成です。
ところが26日には雨で、なんと1千歩。
27日、28日の2日間で3万6千歩が必要となりました。

2月もダメかと思いつつ、27日には2万4千歩を歩き、最終日には1万3千歩。
なんとか累積で1千歩超となり、「1ヶ月間の1日平均1万歩」を達成できました。

ちなみに、1日で2万4千歩を歩いたのは、2012年4月27日以来。
1日の歩数が最も多かったのは、2008年2月23日の4万3千歩で、これは、寒い2月のできごとで6時間半程歩いてますね。

数字だけを追っかけての他人からみればどうでもいいことなのでしょうが、健康維持の指標として、また3月以降も頑張ろうと決意も新た。
ちなみに3月1日の今日は雨でしたが、講演を聴きに名古屋に出て、ギャラリーめぐりも5箇所して1万9千歩で、順調なすべりだしです。
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愛知県立芸術大学卒業・修了制作展は、時間と空間が絡み合うエネルギーが発散する

2015年03月01日 20時04分49秒 | 美術展
坂場加奈子さんの「生命讃歌」。
中央には、座禅を組んだ少女が、じっとこちらをを見つめます。
少女の頭からは、額を隠し、そして両腕を覆うように長い布が垂れ下がります。
少女の後ろには、コヨーテ、ヒョウ、白クマ、サイでしょうか、1頭1頭段々と体の大きな動物が、頭を左右交互にして折り重なるように描かれています。
一番手前、少女の右手が届くような位置にはネズミでしょうか、頭をくるっと伸ばして半回転をしているような仕草で、何かが始まるタクトを振ろうとしているようにみえます。
静かな時間と、静かな空間が、人を含めた描かれた全ての生き物の息吹が、一緒に永遠に流れていくようです。

増田翔太さんの「ワダツミ」。
大都会の縦横に走る道路が幾本も見える俯瞰図が、白をベースの画面に精密に、がしかし捉えどころの無い茫洋とした輪郭線で描かれています。
そして、画面の上半分には大きく描かれたイグアナなんでしょうか、何か得体の知れない動物(、きっと爬虫類)2匹が大空を飛び、はるか遠くに見える大都会に住む人間を席巻してるかのようです。
姿の見えない人々の不安が一気に空高くを飛ぶイグアナに収斂されているようです。
不思議な絵です。
じっと見ることで、頭の中の全てが持ち去られ、考察はいつまでも空洞しか残りません。

久保智沙衣さんの「Chloe」、「Jennifer」、「Mary」。
3作品とも、黒い糸の太い束でしょうか、曲がりくねり、絡み合い、決してほどけることがない関係が、さりげないリズム感をもって描かれています。
ちょっと向こうを覗き見ようとしても、量感が溢れる透明な黒に、柔らかく跳ね返されてしまう錯覚に陥ります。
稠密な帯としての連続した動きからは、厖大なエネルギーが感じられ、“黒”が熱い“灼熱色”に変わるかのようです。

最終日の今日見てきた「平成26年度 愛知県立芸術大学卒業・修了制作展」は、若い人たちの全身全霊が込められて、素晴らしい作品ばかりでした。
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