クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

『 史実を物語る資料に光を当て、息吹を与えることができた時、(私は)身震いする。 』

2014年02月22日 20時59分05秒 | 日記
『 史実を物語る資料を目の当たりにすることは、大きな喜びである。 』
『 そういった資料に光を当て、息吹を与えることができた時、(私は)身震いする。 』
今日行われた羽島市歴史検証委員会報告 「 歴史講演会 」 での講師則竹節さんの講演冒頭の言葉です。

則竹さんの演題は 「 毛利氏と八神城 」 。
「 鎌倉時代から明治維新まで 在地領主 として生きぬいた毛利氏 」 の観点を基に、毛利家の代々のお殿さまの処世訓を現存する種々の古文書 ( 毛利文書、金宝寺文書、真福寺文書等 ) から紐解き、中世以降800年に渡る羽島市南部の治世が語られました。

この古文書を伝えている金宝寺には観音、そして真福寺の隣の徳林寺には不動明王と円空仏が伝わっており、毛利家と円空さんとはなんらかの接点があったことだと思われます。

少ない資料で事実を拾い上げ論理的に結びつける作業はとても困難なことだと思いますが、そういった作業の一端に触れることができ、楽しい時間を過ごせました。
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