クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

謎の飛行物体

2010年12月17日 19時24分07秒 | 日記
今日は小牧市のメナード美術館へ行ってきました。
今月23日まで開催している「コレクション名作展」です。
行きつけの喫茶店のママさんからいただいた招待券を助手席において、18キロの道のりです。

「名作展」では私の好きなルオーの“女曲馬師”にまた会えて、嬉しかったなぁ。
見る距離によって表情を変える女。
深い緑がかった黒色のバックに映える女の赤いドレスと、黒いドレスの縁取り。
何回見ても、いつも何も言わない無言の美の塊に圧倒されます。
岸田劉生の“林檎を持てる麗子”も劉生の娘を思う気持ちがほとばしり、ぞくぞく。
北斎の娘の応為の“夜桜美人図”の端正な桜吹雪。
ぁぁいいなぁ、絵画は無から有を作り、自分の世界を構築できて。

さて、帰り道、国道155号線を西進していると、目の前45度の角度に透明な球体が空に浮かんでいるんではありませんか。
視角度は、月の1/3ぐらい。
なんだろ、アドバルーンにしては垂れた紐が無いし。
そうこうしてうちに、1分ぐらい私を先導するかのように、私の車と同じスピードで前へ前へと。
そのうち、雲をバックにだんだん球の輪郭が薄くなり、ついに見失ってしまいました。
はっきりと言えることは、初めて見る物体。
宇宙人に会えるかと、何を話したらいいのかと、思う胸の高まりは、残念ながら醒めて行きました。
コメント
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