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札幌ドーム観戦記

2016年06月26日 | スポーツ

NPB交流戦終盤に北海道遠征して札幌ドームへ見参しました。これで日本6ドーム球場のうち五つの球場を踏破しました。残るはナゴヤドームのみです。昨年までは札幌ドームには行く機会がないのでドーム球場制覇は何年先かと思ってなしたが、家族の転勤先が札幌になったお陰で、思わぬ機会が訪れ5泊6日の北海道を楽しみました。あいにく梅雨を凌ぐつもりが雨の日もあり風も強く思った以上に体感が寒さを感じる時期でした。

主たる目的の阪神タイガースVs日本ハムファイターズ 三連戦を観戦しました。札幌ドーム撤退で話題になっている日ハムですが、観戦してみた感じは球場内は見やすくいい雰囲気で申し分のない球場だと思います。不便と云えば指摘があるように交通機関と人の流れでしょうか、地下鉄の駅が終点にあり入退場の人がスムーズに捌けません。球場からの退場や入場も最終的に一カ所に絞っているため人の渋滞が起こり僅かな距離に時間を要する不便があります。スタンドの傾斜が急なのは見る景観にはいいのですが下からの上り下りは大変です。他の球場に比べてトイレが少ないのもスタンドの上り下りを考慮すると大変な苦痛です。日ハムが問題視している使用料を考えると自前の球場を作って投資を検討するのも頷けます。

試合は2勝1敗で日本ハムの勝ち越しです。初戦は不安視されたタイガース藤川球児の炎上で、荒れる阪神ファンのメガホンが外野に散乱しました。

第二戦はタイガースがメッセンジャーの好投と高橋、ドリスで締めくくり快勝。久しぶりの大和ヒーインとなりました。負けた日ハムも敗戦処理気味に投げたハンカチさんの斎藤佑樹の登板で盛り上がりました。

三戦目はサンデー大谷の登板で球場は超満員です。それにしても、この三日間何処に行っても多い阪神ファンに北海道にこれだけのタイガースファンがいるのかと驚きです。

大谷翔平は初回から全力投球で最速の163キロ連発でした。おかげでタイガース打線は沈黙、手も足も出ないとはこのことでしょうか。阪神先発の岩崎は、初っぱなから陽岱鋼に一発を食らうと、西川、レアードにも被弾、無抵抗のまま完敗。あの騒がしいタイガース応援団が静まりかえり、盛り上がることなく敗れ去りました。

慌ててシャッター切ったらボケた163キロ表示でした。

この三連戦は不調でおとなしくしていてくれた中田翔でした。

大谷は7回まで投げて3安打のみの完封でした。

タイガースは負け越しましたが、おかげで2回も地面からの勝利打ち上げ花火が鑑賞できました。

移転となれば、これで此所へは来ることがなくなる札幌ドームを満喫できた三連戦でした。