感無量。
まだね、昨日の今日で、再生回数も数回なので、安易に感想を書くと、後で気持ちが変わるかもなのですが、初見、初聴?の感想です。
私は、音楽は好きでも、音、については、まるで説明出来ないアホです。
故に、見当違いの、なんじゃそら、な感想でも悪しからず。
昔は針を落とす瞬間、緊張したもんですが、今は、ポチッと。
先ずドキドキの1曲目。
「この恋のかけら」
タイトルから、ん、なんだけど、
ギターがさ、おっ、これか歪み、泣きのギターじゃないの、どこか哀愁漂う懐かしい様なサウンド。
吉井の声が優しい、情景が浮かぶ様な歌詞、確かに、もう残り時間は長くない気がする。
ダメ元でやってみようと、そっと背中を押す様な曲、むむっ、意外に思える幕開けの曲であった。
かと思えば、次に「天道虫」がガツンと疾走感で煽ってくる。
行くぜ行くぜ、ライヴ感が一気にボルテージを上げる。
3曲目「Love Homme」
野太いベースが期待を高める、もしかしてこれがオルタナティブ。
スローなブギーに乗せたエロい歌詞、両性具有とLOVE HOMMEの意味とは・・・
次に、「Stars」
宇宙です、古さと新しさが渾然一体となった、オシャレな曲ですよね。
ストリングスも多用して、凝ったアレンジにセンスを感じます。
5曲目「Breaking The Hide」
メタルな感じでありながら繊細なフレーズ。
ヴァンパイヤの疼き、次は君を選ぶよ、の決め台詞にハァ〜〜〜〜次なんかいっ、と突っ込む私。
次は「ロザーナ」
のろしを上げた、これぞ、NEW YELLOW MONKEYカッコイイ。
いい意味で暗さのない、乾いた感じが、今までにあまり無かった面を見せてくれてる気がする。
ネッチコさが好きな人も多いと思うけど、エマのギターと爽快さが癖になる。
7曲目「Changes Far Away」
イントロから、歌い出しがジュリーっぽくない?
日常を切り取った様な歌詞と、開放感のあるサビ、歌謡曲テイストなボヘミアンラプソディみたいな
なんとも、癒される曲です。
次は「砂の党」言わずと知れたドラマの主題歌。
ドラマの世界観そのままに、イントロからドラマティック。
品が良いと言うか、質が良いと言うか、伸びのある吉井の声も魅力的。
😱…今気づいた、誤字「砂の塔」だよ、ま、吉井がそんな政治的な党首なら、応援するけどなっ!
9曲目「Balloon Balloon」
おお、ストーンズぽい、こういうのやっぱり好き。
ちょっと暗さを秘めたメロディーがたまらなく好き。
一転、Balloonの連呼、飛びます飛びます、辺りがライヴ化しそうでワクワクする。
次は「Horizon」
私の号泣ソング、イエローモンキー至上一二を争う珠玉の名作だと思う。
私の葬式には、これを流してもらいたいと思うほどです。
11曲目「Titta Titta」
歌い出し、ビートルズっぽいなぁと。
うう、かけてかけて、呪文、私に、吉井の魔法をかけてぇ〜〜〜
HAPPYソングね、ありそうで無かったんじゃない。
次に、「ALRIGHT」
これは、始まりの歌、奇跡の始まり、スーパーなTHE YELLOW MOKEYの代表曲。
どんだけ待ってたか、聴くたびに感動が蘇ります、一つに集めてぇ〜〜〜。「忘れないぜ!」(PVの前髪も・・・)
そして最後は、「I don't know」
こちらは、先日まで放送していたドラマの主題歌。
希望を感じさせる歌詞とメロディーに、じんわり来ます。
優しいだけの青ばかり、そんな空を見上げたくなる、余韻の残る曲です。
ハァ〜〜〜いい、いいわ。
既に馴染みのあるシングル曲7曲と、アルバムで知る6曲が、交互に並ぶ13曲。
先の7曲は、やはり、それぞれに華があり、洗練された印象。
対する、初出しの6曲は、歌詞の感じも、ちょっと今までとは違ってて、懐かしくも新しい、昭和の要素を感じさせ、
更に、全く媚びることの無い、イエローモンキーならではの独自性を色濃く感じる。
実に、カラフルなコントラストで、明も暗も、静も動も、あらゆる喜怒哀楽を結局は先の希望に変える、吉井は天才だと思う。
だからこそ、ハマってしまう私です。
再結成前は、過去のモンキー曲が好きで好きで堪らなかった、それは今も変わらないのだけれど、
再結成後は、新しい曲が聴きたくて仕方なかった、待ってた甲斐があったよね、名盤だと思う。
さて、DVDも見ないと。
昨日の抜歯は、失神しそうだったけど、帰宅してから痛みもあったけど、アルバム届いて嬉しかった。