徐々に、顕著に成ってきたファンの行動。
一度メンバーがはけると、感動のどよめきと共に、即座に椅子に座る。
以前なら、ほとんどのファンが、興奮冷めやらぬまま、立って拍手をしたものですが、
ここに来て、ファンの体力も衰えが目立つ。
そして、持参したドリンクを飲み、汗を拭く。
が、私は、ギリギリまで列に並んでいたので、飲み物を買い忘れてしまった。
くぅ〜〜〜〜〜喉が、カラカラだが、一旦ロビーに出て戻るのも、はばかられる。
なんせ、お年頃、トイレが近くなっては困るので、つい水分を控えてしまう。
体に良くないよねぇ。
でも、吉井さんも、アンコールの待ち時間、短めで再登場してくれて、ありがたい。
ヘロヘロで、少々気合が欠けたアンコールの拍手ですが、決して感動が薄らいでいるのではなく、
体力が消耗しているだけなので、許して欲しい。
再登場は、吉井名義第一弾の、BEAUTIFUL、なんともふさわしい。
次に、ぐっと明るく、吉井さんとしては珍しい可愛らしい歌詞のルビー、へぇ、ルビーが来るとは意外。
可愛い色っぽい歌だけどね。
ぐっとテンションが上がる、VS、私は今回も赤コーナージュリアン側。
この時、吉井さんが、左右に動きましたが、それ意外ほとんど、センターで歌っていた印象です。
これは絶対やる、やらないとね、ビルマニア。
これで上がらない人は、いない、MAX、ここで汗かいてライヴの醍醐味を味わう。
WINNERで、背中押されて、私の場合は、旦那とリンクしちゃうんだよね。
怪我してもやり直せばいい、ダメ元でもって、じわじわポイントです。
季節が冬の歌なので、やらないかと思ったけど、HEARTS聞けて良かった。
「最後の白い鳥は」を
「最後のあおい鳥は」と歌ってくれました。
吉井さんが、希望のあおい鳥に変えてくれたんだ、と、思ったらウルウルした。
他にも数箇所歌詞が変わってました。
本当のラストに、新曲「Island」
耳を澄まし、歌詞を歌声を聞きました。
血まみれの女神たちに向かって聞いてくださいと、語りかける様に、祈る様に、深いところへメロディーを響かせる。
心が疲れたらと、名前のない島へ行こうと、言ってくれる。
やはり、彼は、美しい手をした、私たちの救世主なのではないだろうか。
若かりし日の彼に熱狂した人は、少なからず、いかれている気がしていた。
現実逃避の夢の様な、怪しくも美しいロビン。
そこから、もがき苦しむ、姿を追い続け、ソロのヨシイロビンソンと共に這いずり回り、
吉井和哉と向き合い、それぞれがその時々で、彼と共鳴してきた。
今回のライヴは、吉井和哉のソロ15年と共に、自分の人生を振り返るストーリー。
だから、どの曲も、懐かしく、蘇る、今までで一番耳を傾け、心で聴いたライヴでは無かったかと思う。
仙台に来て良かった。
吉井和哉の音楽が、どれほど大切で、愛しいか再確認出来た。
ごめんなさい、あのフレーズがとか、あそこのギターがとか、音楽性について何の感想も述べられないアホです。
願わくば、地元札幌に来て欲しい。
もっと、もっと、もっと、ライヴが見たい。
TALIとか、欲望とか、トブヨウニ、マディウォーター、スウィートキャンディレイン、マイフーリッシュハートとか。