昨日、マッチングユニットが出来上がったので、自宅車庫に 7m長の釣り竿を仮設し、アンテナエレメントと共にマッチングユニットを接続。どの程度に仕上がっているか調べてみました。
PC の画面を見やすくするため、ダンボール函内にノート PC を入れ、nanovna-Sarver を使っています。.
駐車場の門扉柱に釣り竿を固定し、測定を開始しましたが、バリコンおよびコイルのタップ位置を適当に選んで同調点 nanoVNA で調べてみると、5.6MHzあたりに合っていました。
ただ、最良点が今一つはっきりしないので、同調バリコンの接続位置を アンテナエレメント側 ⇒ 給電点側 に変更。
下の写真のとおり、7MHz帯では、コイルの 2/3 を短絡させており、巻き数が多すぎたようで、18MHz、21MHzで使う際は同調点探しに苦労しそうです。
逆に 3.5MHz 帯も使えるかも?しれないなと思いつつ、7MHzメインで使用する予定なので、材料のアルミ線・塩ビパイプも残っているのでコイルをもう1本巻いても良いかなと思っています。
やっと 7MHz帯内に同調点が出てきて、コイルのタップ位置とバリコン容量を微調整し、7,050kHz近辺に追い込みました。
( 画像は、PC 上の nanovna Sarver のハードコピーを利用 )
グラフ上のマーカー位置 ( ▽ 位置 ) で、下表の値となっています。ちなみに SWR 値は 1.156 と、まずまずの値を出しています。
念のために別のアンテナアナライザーでSWRを調べてみると、最良点で およそ 1.2 を指しているので、概ね良好に調整できているようです。
なお、このアンテナのラジアルは以前から使用している 6mビニール電線 × 5本を束ねたもので、コンクリート舗装 (車庫) に引き流しています。