くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「拝啓、本が売れません」額賀澪

2018-05-27 20:58:00 | エッセイ・ルポルタージュ
 結構読んではいるのです。でも、なかなか文章にならない。なんでしょうね。更年期?
 額賀澪「拝啓、本が売れません」(KKベストセラーズ)。わたしにとって額賀さんは、かなり注目の若手作家さんなんですが、本人としてはまだ納得できないことが多いらしくて、ライトノベルの編集さんやWebコンサルタントさんに取材にいきます。
 なんと、盛岡のさわや書店まで「スーパー書店員」の松本大介さんに会いにくるのです。
 本を売るための仕掛け方とかポップとか、いろいろ刺激になります。
 そのなかで、額賀さんが朝井リョウと住野よるへの劣等感を激白。自分のブラックさをさらけだすのがすごいですね。
 また、ブックデザイナーの川谷康久さんの話もおもしろくて、画像検索しまくりました。あの本もあの本も、川谷さんの装丁なんですね! 
 ラストに入っている吹奏楽小説、気になります!
 

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