今年面白かった本を、ランダムにあげます。
秋川滝美「ひとり旅日和」
地味なOLの日和が、ひとり旅をすることで出会う様々な発見。
行ったことがある場所もない場所も、彼女の目を通して新鮮に味わえます。
こんなに続きが気になるのは、久しぶり。(三冊目まで続刊あるそうです)
私も今度旅行するときは、いろいろチェックしたいですね!
小野寺史宜「とにもかくにもごはん」
子ども食堂の一日を、関わる人々の視点で綴る連作。
波子さんの思いに触れて、周囲の人々も変化していく。
ラストが、とてもよかった。豆腐ハンバーグ、おいしそうです。
「みちのく妖怪ツアー」
児童書とあなどるなかれ。本当に怖いです。
禁忌を破って連れ去られる子どもたち。中にはかなり理不尽なものもあります。
よく知った場所や料理が出てくることもあり、生活のすぐそばにある異界を感じました。
いや、もう本当、こういう本が学校図書館にあるといいよね。
穂高明「ダブル・ダブルスター」
今年は穂高さんの新刊が読めてよかった。
家庭を失った主人公が、息子と一緒に天文台を訪れて星の話を聞くシーン、とても美しい。
しかも、「かなりや」の広海くんが成長していて……!
勤務の傍ら、例のお仕事もしているのかな?
白川紺子「京都くれなゐ荘忌憚」
今年は白川さんの本を結構読みました。「後宮の烏」好きなんですけど、途中の巻が行方不明で(全部買ってあるのに💧)なかなか読めない……
宮部みゆき「魂手形」
宮部さんの作品って、「火」に関わるモチーフが多いなあ、と感じました。
今回は火事にならない太鼓の話があったし、前回は燃える座敷だった。「クロスファイア」もそうだよなあ、と。
一穂ミチ「スモールワールズ」
「魔王の帰還」をはじめ、日常に潜むひやりとした何かを見つめさせられるような一冊。短編好きにはたまらないです。
柳田将洋「努力の習慣」
バレーボールの垣根を越えて、自分らしく生きることについて語ってくれた一冊。
私ビジネス書はバレー関係しか読まないな(笑)と実感しました。
佐々木ひとみ「兄ちゃんは戦国武将!」
伊達武将隊をモデルに描かれた児童文学。
進学のために仙台に行った兄が、何故か「伊達政宗」になっていた?
「推し」をどう創作に落とし込むか! そのお手本のような一冊です。
高木亮「きりえや偽本大全」
世界名作パスティーシュのカバーが、とにかく面白い。
「パシれメロス」とか「赤影のアン」とか、私も一枚ほしいです!
町田その子「うつくしが丘の不幸の家」
次第に過去に遡っていく構成と、ラストに心震える。
町田さんはふとした企みがきいているな、と思う。
山本弘「料理を作るように小説を書こう」
自分のために書く小説の楽しさ。
商業小説だけが小説ではないということを、考えさせてくれました。
秋川滝美「ひとり旅日和」
地味なOLの日和が、ひとり旅をすることで出会う様々な発見。
行ったことがある場所もない場所も、彼女の目を通して新鮮に味わえます。
こんなに続きが気になるのは、久しぶり。(三冊目まで続刊あるそうです)
私も今度旅行するときは、いろいろチェックしたいですね!
小野寺史宜「とにもかくにもごはん」
子ども食堂の一日を、関わる人々の視点で綴る連作。
波子さんの思いに触れて、周囲の人々も変化していく。
ラストが、とてもよかった。豆腐ハンバーグ、おいしそうです。
「みちのく妖怪ツアー」
児童書とあなどるなかれ。本当に怖いです。
禁忌を破って連れ去られる子どもたち。中にはかなり理不尽なものもあります。
よく知った場所や料理が出てくることもあり、生活のすぐそばにある異界を感じました。
いや、もう本当、こういう本が学校図書館にあるといいよね。
穂高明「ダブル・ダブルスター」
今年は穂高さんの新刊が読めてよかった。
家庭を失った主人公が、息子と一緒に天文台を訪れて星の話を聞くシーン、とても美しい。
しかも、「かなりや」の広海くんが成長していて……!
勤務の傍ら、例のお仕事もしているのかな?
白川紺子「京都くれなゐ荘忌憚」
今年は白川さんの本を結構読みました。「後宮の烏」好きなんですけど、途中の巻が行方不明で(全部買ってあるのに💧)なかなか読めない……
宮部みゆき「魂手形」
宮部さんの作品って、「火」に関わるモチーフが多いなあ、と感じました。
今回は火事にならない太鼓の話があったし、前回は燃える座敷だった。「クロスファイア」もそうだよなあ、と。
一穂ミチ「スモールワールズ」
「魔王の帰還」をはじめ、日常に潜むひやりとした何かを見つめさせられるような一冊。短編好きにはたまらないです。
柳田将洋「努力の習慣」
バレーボールの垣根を越えて、自分らしく生きることについて語ってくれた一冊。
私ビジネス書はバレー関係しか読まないな(笑)と実感しました。
佐々木ひとみ「兄ちゃんは戦国武将!」
伊達武将隊をモデルに描かれた児童文学。
進学のために仙台に行った兄が、何故か「伊達政宗」になっていた?
「推し」をどう創作に落とし込むか! そのお手本のような一冊です。
高木亮「きりえや偽本大全」
世界名作パスティーシュのカバーが、とにかく面白い。
「パシれメロス」とか「赤影のアン」とか、私も一枚ほしいです!
町田その子「うつくしが丘の不幸の家」
次第に過去に遡っていく構成と、ラストに心震える。
町田さんはふとした企みがきいているな、と思う。
山本弘「料理を作るように小説を書こう」
自分のために書く小説の楽しさ。
商業小説だけが小説ではないということを、考えさせてくれました。