くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「大和言葉つかいかた図鑑」

2016-02-20 10:27:21 | 言語
 夫が買ってきました。海野凪子・ニシワキタダシ「大和言葉つかいかた図鑑」(誠文堂新光社)。
 わたしは「和語・漢語・外来語」の授業でクイズをしようと思っていて、和語にかかわる本を探していたところだったので、興味がありましたが……。
 でも、そういうニーズに合った本ではありませんでした。
 パターンとして、和語を含む短文「かろうじて失敗はまぬがれた」(「かろうじて」に傍点)と、凪子先生の解説、ニシワキさんの一コマまんがという構成。
 わたしは「整理→かたづけ」系のことをやりたかったので。
 語彙力をつけたい初心者向きでしょうか? 日常的な言葉ばかりだと思うのですが。

 わたしが初めて知ったのは「かぜをひく」という言葉。おせんべいがしけったときなどに使うらしいです。(先日、職場で消費期限切れの煎茶が山のように見つかりましたが、これを「かぜをひいたお茶」と言っていいのかな?)
 
 先日、わたしが書店に行ったとき、この本の隣に西東社の言葉にかかわる本(タイトルは忘れてしまいましたが、「2200」とついていたと思います)が並んでいました。
 外国語になった日本語(edamame,bonsaiのような)の一覧とか、地名の由来、着物の用語などトリビアルでおもしろかった!
 言葉に関する本は大好きですが、必要な情報をうまく引き出すためには、様々な本にあたることが大切だと感じました。
 凪子先生、また蛇蔵さんと組んで本を出してくださいよー!

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