函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

どうする家康、勝ち組の氏真!!

2023-03-27 | 歴史

駿府城は武田信玄によってあっという間に落とされ

てしまいましたね 

徳川と武田に囲まれたので仕方なく掛川城に立て籠

り最後の抵抗をみせる氏真ですが、家康に攻め込ま

れ絶体絶命のピンチ

遂には刀を捨て北条へと落ち延びる事に…

「そなたはまだ降りるな。」「そこでまだまだ苦し

め。」とは、氏真の負け惜しみではなく、家康に対

する励ましの言葉に聞こえてしまったのは僕だけで

しょうか

ところで… 

どうして氏真は寿命を全うする事が出来たのでしょ

うか? 

北条氏康が生きていれば、北条を足掛かりに旧領回

復に一縷の望みを掛ける事も出来たのでしょうが、

氏康亡き後、子の氏政は武田との同盟を模索し始め

ます

もはや北条家に氏真の居場所がなくなったとも言え

ます

次に氏真が頼ったのが、家康です 

主従逆転となりますが、氏直には選択肢が残ってい

ませんでした 

家康にとっても遠江支配を強固なものにする為には、

今川のブランドを利用するのが得策だとふんだので

しょうね 

何れにしても、この選択が今川家を幕末まで存続さ

せたのですら、氏真のこの時の選択は正しかったと

言えます 

今川家は、しきたりや礼儀作法を司る高家として幕

府内での立ち位置を確保したてところをみると、文

化人としての氏真の資質は子孫にも伝わったと言う

事なのでしょうね。 

ある意味、氏真は勝ち組と言っても良いのかも知れ

ません

 

 

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どうする家康、女城主・田鶴!!

2023-03-20 | 歴史

いよいよ武田信玄による南下が開始されようと

しています

ドラマでは… 

今川領に攻め入る事を躊躇している家康ですが、

動かなければ全て信玄に奪われてしまうのです

家康としても座して死を待つ訳にはいきません 

止むを得ず引間城攻めを決断する家康、瀬名の

幼馴染・田鶴に対して何とか説得を試みますが… 

 

桶狭間の後、田鶴の夫・連龍には御家存続の決

断をしなければならない状況に追い込まれます。

徳川・今川と接している地理的状態で中立を保

つ事など出来ないのです 

選択を迫られた連龍には時間がありません。 

危機感が薄い今川氏真よりも織田・徳川につく

事を選択した連龍ですが、普通に考えても真っ

当な選択だとも言えますね 

武田につく選択肢もあったのですが、連龍の領

土は織田・徳川・今川に囲まれていた為、地理

的にも無理があった様です 

水面下で、織田・徳川につく準備をしていた連

龍でしたが、その情報が何故か?氏真の知ると

ころとなります

連龍の家臣の間にも徳川方と今川方に分かれて

いたのでしょうね。 

ドラマでは、妻の田鶴が氏真に密告した様に描

かれていましたが、その後の田鶴の行動を見る

と考えられない設定だと個人的には思っていま

す。 

連龍離反の情報に激怒した氏真は連龍の引間城

を攻めますが、頑強に抵抗され中々落とす事が

出来ません

両陣営共、多数の戦死者を出した為、和睦する

事になったのですが… 

氏真には裏切り者として処刑した家臣が多数い

たとも言われています 

疑心暗鬼と言うか?人間不信に陥っていたのは

間違いなさそうです 

そんな氏真が、簡単に連龍だけを許すとは思わ

れません 

駿府に呼び出された連龍は、あっさりと殺され

ています 

あまりに警戒心が薄いと言うか?詰めが甘いと

言うか? 

戦国を生き抜く武将ではなかったのでしょうか

 

連龍亡き後、女城主として三年くらい領地を守

ったお田鶴ですが、生き残る道は有ったのです 

お田鶴は、家康に好条件で説得されますが、何

故か?拒否!! 

城を枕に討ち死にしてしまいます 

プライドなのか?残った子供の為だったのか? 

17歳で子供二人を出産している田鶴、享年は二

十歳そこそこだった筈。

まりにも儚い生涯ですね

討ち取ったのが、今川ではなく、徳川だったの

にも哀れを感じてしまう僕なのです

 

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どうする家康、対照的な二人!!

2023-03-13 | 歴史

2人の審査員、瀬名と於大よる側室オーディションが

始まりましたね 

まるでギャグマンガ状態でしたが、2人の目に適った

のがお葉・西郡の方で家康の次女・督姫を産みます 

側室オーディションは上手くいったかに見えましたが、

何と!!お葉は同性愛者だとカミングアウト

殿に触れられるたびに吐きそうに……」と明かしますが、

家康は「そんなに」と困惑した表情を…

戦国時代まで多かった衆道(バイセクシャル)ですが、

当時までは権力者にとってのステータス的要素の方が

強かったのかも知れません

家康は違うみたいですが…

時事ネタを織り込んだ感が否めませんが、性の多様性

はいつの時代でもあったと言う事なのでしょうかね? 

 

ところで… 

家康最初の側室・西郡の方ですが、家康が攻め滅ぼし

た鵜殿長照の弟・長忠の娘と言われています 

娘といっても、家老の娘を養女として家康に差し出し

らしいのですが… 

西郡の方の娘・督姫は北条氏直の正妻として嫁ぎます

が、北条氏滅亡の後は池田輝政の妻として悠々自適な

生涯を終えたみたいですね 

西郡の方と対照的なのが、於万の方です。 

於万は瀬名の待女だった為か?瀬名の逆鱗に触れてし

まうのです 

於万を気に入っていた家康は密かに逢瀬を重ね於万は

妊娠。 

その事を知った瀬名は、激怒し妊婦の於万を木に縛り

付け折檻し何と!!於万を追放してしまうのです

その事に対して家康は一切口出しをしなかったと言わ

れています 

於万は本多重次の許に保護され出産したのが結城秀康

です。 

秀康は家康の次男ですが、家康の子として直ぐには認

知されませんでした

当時の松平家での瀬名の力の程が分かりますね

瀬名に気を使いすぎる家康の姿が目に浮かびます

 

 

 

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どうする家康、鳥居忠吉の諫言!!

2023-03-06 | 歴史

ドラマでは… 

主君が家臣を信じるか、信じられぬ家臣を皆殺しにするか、

二つに一つしかないと鳥居忠吉に言われ迷いが飛んだ家康

自ら戦いの矢面に立つ決心を固めたみたいですね 

徐々に優位にたった家康軍から和睦を提示された一揆軍で

すが、もはや受け入れるしかなさそうですね 

一揆軍に加わった渡辺守綱や夏目広次は無罪放免。 

いよいよ一揆軍の軍師・本多正信の登場 

「仏にすがるのは現世が苦しいからじゃ。生きているのが

つらいからじゃ」 

「民を楽にしてやれるのなら仏にすがらずに済む。そのた

めに民はお前にたらふく米を食わせている。」 

「それをなさずして民から救いの場を奪うとは何事じゃ!」

「この大たわけが!」と…松ケン・正信迫真の演技でしたね 

家臣にここまで言われては、さすがに無罪とはいきません。 

三河追放で済んだのが不思議なくらいです 

 そればりか、空誓との約束を悩んでいた家康に…

元の原野に戻すとの秘策を伝授

某臣・本多正信の面目躍如といったところでしょうか

 

和睦後の正信は、加賀に向かい、一向一揆を煽動した

とも言われています? 

正信は参謀を楽しんでいたのか?もしかして、生きが

いを感じていたのかも知れませんね

その後、梟雄・松永久秀にも使えていたといわれてい

ますが?

久秀には気に入られていたらしいのですが、久秀が家

康の同盟者・織田信長の軍門に下った事から久秀の許

を離れたとも言われていますね。 

家康に対する遠慮があったのか?それとも、まだ、家

康との関りを持ちたくなかったのかは分かりませんが…

いつ頃からかは確かではありませんが、正信はおそら

く三河に潜伏していたのでしょうね 

どの様な経緯かは分かりませんが、大久保忠世の推薦

により帰参を許され時には15年の歳月を費やしていた

のです 

裏を返せば、それだけ正信の罪が重かったともとれま

すし 、家康が正信に対しての信頼が厚かった裏返しと

もとれます。

何れにしても、正信の能力を高くかっていたのだけは

間違いなさそうですね 

 

 

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