函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、土田御前の罪は大きそうですね!!

2020-05-25 | 歴史

「そなたはいつも私の大切な物を壊す!!」 
「そなたがそばに居るだけで、私の心は穏やかでなかった!!」 
「そなたはこの母も殺したのです。」 
ここまで言うのってくらい罵詈雑言を信長に浴びせる土田御前 
可愛がっていた信勝を殺されたのですから致し方ありませんが… 
もとはと言えば信秀が決した跡取り問題。 
それに異を唱えた信勝に非があります 
信長は一度は許したのです 
二度目はありません。 
ここまで言われる筋合いもないのです。 
信勝を諫められなかった土田御前こそ罪は大きそうですね 
 
伊達政宗の母・義姫、徳川家光の母・お江、そして信長の母

土田御前、何れも嫡男である継嗣を疎んじ次男を溺愛したと

言われていますね 
義姫にいたっては正宗を殺害までしようとしたとか 
三人に共通しているのは嫡子も次子も自分が生んだ子だとい

う事です 
自分が生んだ子供でも好き嫌いがあるのでしょうか? 
おそらくあるのでしょうね 
人間の奥深くに潜んでいる悍ましさを感じられずにはいられ

ません 
それにしても 
志村けんのバカ殿そっくりの義景から突然の京都出張命令。 
思いつきなのか?熟慮の末なのか? 
浪人の光秀に白羽の矢が当たるとは 
おそらく、これ以降、義景の家臣として召し抱えられたの

でしょうか?
将軍に鷹を献上する役目の様ですが、あくまでも義景の名代

として行くのですから軽い役目ではなさそうですね 
 
何の権限も持たないお飾り将軍となってしまった義輝 
かろうじて威厳を保っているみたいですが、衰退振りは誰の

目にも明らか 
もはや起死回生の一手もなさそうですね
 
麒麟がくるも六月七日の放送をもって延期となります。 
コロナ禍のさなかでの撮影はかなり厳しそうです。 
一刻も早く再開出来る事を望んでいます

 

 

 

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麒麟がくる、似た者同士!!

2020-05-18 | 歴史

いよいよ越前編が始まりましたね 
今回のキャスティングでユースケサンタマリアが

何と言っても一番 
朝倉義景の肖像画に瓜二つ 
ふざけているのか?本気なのか?掴み処のない義

景を演じていましたが、いつものユースケサンタ

マリアのままですよね 
 
最近の史実にれば… 
光秀は十年ほど朝倉に使え、軍医の様な役割をし

ていたとも言われています 
産後の女性に薬を処方していたとも… 
光秀は医術の知識も持っていたと言うことでしょ

うか? 
天性の器用さと勉学好きも相まって何をさせても

普通の人より上をいっていたのでしょうね 
見方を変えれば器用貧乏ともいえます。 


後に、信長の家臣として能力を開花させた光秀です

が、足利義昭に出会わなければ生涯を越前で終えて

いた筈です 
人生は出会いによって大きく舵を切る事が時事有り

ますが、光秀にとって足利義昭と織田信長との出会

いが正しくそうです 
この出会いが幸運だったのか不幸なのか光秀本人に

も分からないかも知れませんが…


 
「我らは似た者同士と言う事か?」 
信長が口にした言葉が全てを物語っていましたね 
両雄並び立たず、信長と信勝、どちらかが死ななけ

ればならない運命の様です。

「お前が飲め!!」信勝に迫る信長。 
流石の信勝も悟った様ですね

それにしても
信長が流した涙は弟を失う涙なのか?信勝に対して

の嫉妬からくる惨めな自分に対する涙なのか? 
凡人の僕には全く分かりませんが…

 

 

 

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麒麟がくる、長良川の戦い!!

2020-05-11 | 歴史

いよいよ前半戦のやま場・長良川の戦いですね
高政との一騎打ちに持ち込む道三。 
「そなたの父の名をも申せ!!」と何度も高政に迫

る道三でしたが… 
「わが父は土岐頼芸様、土岐源氏の棟梁ぞ!!」と

絶叫する高政 
それを一笑に付す道三、「我が子高政よ、その口

で欺き美濃をかすめ取るのか~。そなたの父は斎

藤道三じゃ。成り上がり者の道三じゃ。」と大勢

の兵の前で絶叫!! 
高政の家臣に討たれる道三がいまわの際に「愚か

者、勝ったのは道三じゃ!!」と… 
結局、高政は道三の術中に嵌ったのでした。

 
問題は明智家。 
ドラマでは…道三側に組したため高政軍に攻めら

れる明智ですが、実際は中立を保っていた様なの

です 
しかし、高政軍に参じなかったのが災い 
高政の恨みを買い、結局攻め込まれます 
光安は善戦しますが、多勢に無勢、自刃して果て

たてと言われています 
もし?光秀が光安と共に戦っていれば、その後の

光秀の活躍はなかった訳です。 
光秀一行が逃れたのは光安の威光が大きくはたら

いたのではないのでしょうか? 
城を枕に討ち死にするのが、当時の武将のならわし。 
そういう意味では光安こそその後の歴史を作ったと

も言えます 
長良川の戦いは単なる私怨での戦いの様に見えます

が、その後の日本の歴史を大きく塗り替えた一戦だ

ったと個人的には思っています。 
 
ところで 
高政は道三の嫡男ですが、正室の子ではありません 
母・深芳野はあくまでも側室。 
道三に反旗を翻した原因はどうもその辺りにありそ

うです。 
正室はあくまでも小見の方 
小見の方の子・孫四郎や喜平次が後を継ぐのが武家

の習わしといえばそうなのかも知れません。 
武家では奥さんの血筋か何より大事なのです
実際、道三は次男・三男をかなり可愛がっていたと

も言われています
 
古くは源義朝の子の義平。 
信長の兄・信広も嫡男ですが、側室の子でした。 
信広は一度反旗を翻した様ですが、許され、結局亡

くなるまで信長を裏切る事はありませんでいた。 
高政も信広と同じ様な生き方が出来なかったのでし

ょうか?? 
強引な道三のやり方に不満を持っていた国衆達に担

ぎ上げられ父・道三と戦うしか術がなかった高政 
自らの運命を切り開くことが出来なかったのでしょ

うね 

 

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麒麟がくる、十兵衛への遺言!!

2020-05-04 | 歴史

没落した土岐氏の血が自分には流れると流布し

美濃を纏めようとする高政 
道三曰く、高政は道三が実の父親だという事を

分かっているとも… 
激動の時代を古い秩序で乗り切ろうとする高政

ですが、時代の流れはもう誰にも止める事は出

来ません 
大きな国を作るという道三の夢
高政には理解が出来ないようですね

 
上に立つものは嘘をついてはいけないとの考え

を持っている道三にとって、自らの出自までも

改ざん、権力を握ろうとする高政を許せなかっ

たのでしょうか?

 
「信長とならそなたやれるかも知れない。」……

十兵衛への遺言の様でしたね。 
ところで 

ドラマでは高政をたきつける陰湿な一鉄像を醸

し出していますが、実際の一鉄とは少し掛け離

れた感じもします
頑固一徹は稲葉一鉄が由来だと言われていますね 
一旦決めたらてこでも動かない、稲葉一鉄の生

涯は正しく一鉄者に相応しい生涯かも知れません。 
 
一鉄は六男だったため僧籍に入ります 
兄が五人もいるのですから還俗する可能性は殆ど

ありません
ところが… 
牧田の戦いで五人の兄全員が戦死してしまうのです 
世の中何が起こるか分かりません 
兄達が亡くなった為必然的に一鉄が稲葉の家督を継

ぐ事になるのです。 
本来なら寺の住職として一生を終えていたかも知れ

ません。 
人間の運命とは摩訶不思議なものですね
  
それにしても、稲葉一鉄は何故?高政軍に加わった

のでしょうか? 
ドラマでは反道三の急先鋒の様に描かれていました

が、 どうも高政の母・深芳野の影がちらつきます 
一説によると、深芳野は稲葉一鉄の妹だとも…… 
つまり、一鉄と高政は叔父・甥の中と言う事になり

ます 
もしそうだとすれば高政に加担したのも頷けますね

 

 

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