函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

麒麟がくる、光秀の奇策!!

2020-11-30 | 歴史

松永久秀VS筒井順慶争いが始まろうとしていますが、

実際は信長と義昭による代理戦争です 

この戦いを陰で糸を引いていたのが摂津晴門 

比叡山焼き討ちに憤る義昭に、幕府が筒井側につくこ

とで間接的な対立行動を起こそうという訳です。 

そこで光秀登場

今回は光秀が松永・筒井の仲を取り持って和議を斡旋

すると言うのがメインテーマなのでしょうね 

叡山焼き討ちの恩賞として信長から拝領した志賀二万

 

それを久秀に渡すという奇策 

得たばかりの領地を差し出すという光秀の心意気に討

たれた久秀は和議の席に着く事に… 

和議は無事成立 

おそらく、久秀が領地を受け取らない確証が光秀にも

信長にもはあったのでしょうね 

ところで 

行方不明だった覚恕が信玄に匿われていましたね 

確か、信玄に法位を授けたのが覚恕だった筈。 

信長包囲網の主役は義昭ではなく覚恕だったのかも知

れません 

前から気になっていたのですが… 

覚恕のは思いやり、相手をとがめない、許すという

意味のようです 

怒りに任せて打倒信長を連呼する覚恕を見ていると、

よりの方がピッタリだと思ってしまいます

名は体を表さないと言う事なのでしょうかね

 

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麒麟がくる、山から逃げた覚恕??

2020-11-23 | 歴史

天台座主・覚恕法親王 

法親王と言われているので皇族として認知されて

いたのでしょうね。 

父・後奈良天皇には正親町天皇と覚恕の男子は二

名しかおりません 

兄に不測の事態が起きれば覚恕が天皇になってい

たかも知れないのです 

名誉と財力を手に入れ、ようやく兄・正親町天皇

に対する劣等感から解放されたのかも知れません

 

織田家に荘園を横領されていた比叡山が反信長勢

力を後押しするのは分かります  

裏では、将軍家から信長を追い出したい摂津晴門

とも覚恕が結託

内にも外にも敵を抱えた信長ですね 

信長は比叡山に浅井朝倉に加勢しないようにとの

最後通告を出します 

二か月間比叡山を包囲していた織田軍ですが、朝

廷と将軍を動かし何故か和睦

三好三人衆、石山本願寺、浅井・朝倉、比叡山と

反信長勢力に結集されれば、さすがの織田軍も敵

いません 

一時撤退する信長軍ですが、直ぐに反攻に転じま

再度比叡山を囲み威圧すると、焦った比叡山は攻

撃中止を嘆願し黄金を送りますが信長に突き返さ

れ万事休す

いよいよ比叡山焼き討ちですが、何故か?その時、

覚恕は比叡山に居ませんでした 

焼き討ちを察知しあらかじめ逃げたのか?

一説には再度の和睦の仲介を朝廷と将軍に依頼す

る為山を下りていたとも言われていますが…

どうも、逃げた様な気がしてなりません。 

さすがの信長も天皇の弟は殺せませんものね

勘ぐれば…

覚恕の下山を確認したうえでの焼き討ちだった

様な気がしてならない僕なのです 。

勘ぐり過ぎでしょうかね

 

 

 

 

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麒麟がくる、仏の沙汰も金次第!!

2020-11-16 | 歴史

金ヶ崎での敗戦から二か月

命からがら越前から逃げ帰った信長軍ですが、

直ぐに反撃の開始です 

朝倉攻めで失った鉄砲も何とか調達しました

が、北部の越前や若狭は朝倉が抑え、西部に

は比叡山

ゲリラ戦をしていた六角親子も味方につけた

浅井も準備万端 

信長も迂闊には攻められない状況です 

姉川の戦いですが、最近の説では、長政があ

と一歩のところまで信長軍を追い詰めたとも

言われています 

この時点では互角、もしくは浅井軍が優勢だ

った可能性すらあるのです 

織田軍にとっては唯一、秀吉の調略によって

小谷城の対岸に位置する横山城を押さえたの

が大きかったですね 

四六時中小谷城を監視出来るのですから、戦

略的には大きなアドバンテージを得た事にな

ります 

姉川の戦いは勝ったのか?負けたのか?も微

妙なところです 

これ以降、浅井を攻め滅ぼすのに三年も掛か

ったのですから姉川の戦いは引き分けと言っ

ても良いのかも知れません。 

何れにしても… 

浅井が三年も抵抗できたのは比叡山のお陰で

 

そういう意味では、比叡山の焼き討ちは避け

て通れなかったのかも知れません 

 

「何故?比叡山は朝倉をかくまう。浅井も何

故?この戦に関わろうとする?」 

光秀に疑問をぶつける信長に対し、「信長様

は叡山から多くを奪い、浅井朝倉は多くを与

える。」からだと答える光秀。 

「つまるところ金では御座いませんか。」と… 

仏の沙汰も金次第と言う事でしょうか?

いつの時代も変わらない様ですね

 

 

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麒麟がくる、命の恩人・朽木元網!!

2020-11-09 | 歴史

信長絶体絶命のピンチ、金ケ崎の退き口 

殿を務めたのは秀吉と光秀、池田勝正だ

と言われています 

秀吉の活躍ばかりが目に付きますが、光

秀も同等の働きをしていた筈。 

光秀が山崎の合戦で秀吉に負けた為に、

金ケ崎での活躍を消された感じがします 

歴史は勝者が作るものなので仕方ありま

せんが…

 

もう一人、信長の退去を助けた人物が…

松永久秀 

京を目指す信長は朽木元網の勢力圏を通

らなければなりません。 

朽木氏は浅井氏に従属していました。 

浅井・朝倉軍につくのが自然ですが、将

軍の奉公衆としての立場から義昭を庇護

する信長は味方と言う事にもなります 

本人は自覚がなかったかも知れませんが、

この時、間違いなく朽木元網は信長の運

命握っていたのです

信長の命の恩人と言ってもいいかも

関ケ原の戦いで小早川秀秋に呼応して西

軍を裏切った人物と同じだとは思われま

せんね

そんな朽木元網を説得したのが松永久秀

です 

久秀は武力だけではなく、かなり弁も立

ったとも言われています。 

胡散臭さ満載の松永久秀に運命を託した

長も大した決断力ですね 

毒を以て毒を制すといったところでしょ

うか??

時間に迫られる中、熟慮して結論を出す

事など出来ません。 

一瞬の判断だったのでしょうか?? 

信長の強運と瞬間の決断力には驚きです 

松永久秀も信長の人知を超えた人物像に

魅せられていた一人ではなかったのでし

ょうか? 

 

ところで 

何故?浅井長政は信長に反旗を翻したの

でしょうか

定説では… 

朝倉との長年の誼の為だとか、朝倉を攻

める時は了解を得る 約束を信長が反故に

したとか、長政は反対したが、父・久政

が強引に決めたとか、どれも説得力に欠

ける気がします 

浅井長政にしてみれば、千載一遇のチャ

ンスが目の前にぶら下がっているのです 

本能寺の変の光秀にも共通したものを感

じますか、武人として生まれてきたから

には見逃す筈がありません。 

 このチャンスをみすみす見逃せば一生に

悔いが残ります 

織田軍を背後から攻めたのは、勝利の確

信があり、信長に替わり天下(畿内)を手中

に出来ると思ったに違いありません 

そういう意味で、長政が信長に反旗を翻

したのは偶然ではなく必然だと言えます。 

  

「争いごとの無い、戦の無い世の中を作

る。その為に戦うのだ。」と家康。 

光秀も家康の言葉に共感していた様です

 

「戦の無い世を作る為に、今は戦いをせ

ねばならぬ時。今は戦いを重ねるしかな

い。」と悟りを開いた光秀。 

麒麟がくるのはまたまだ先の様ですが…

 

 

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麒麟がくる、光秀の進言!!

2020-11-02 | 歴史

いよいよ朝倉攻めですね 

建前は…十五代将軍を蔑ろにし、上洛しない朝倉義景を

信長が 成敗すると言う事ですが、肝心の将軍は蚊帳の外 

駒とままごとごっこをしている様では仕方ありませんが…

 

織田軍単独では負けると言い切る信長に対し、天皇から

お墨付きを得られれば朝倉討伐の大義名分がたつと進言

する光秀 

ようやく天皇に拝謁し、暗黙の了解を得る信長…

ここまでが普通のドラマの展開ですが、東庵と碁を打つ

天皇の姿に驚愕

信長ですら簡単に拝謁出来ないのに、町医者が天皇と向

かい合って碁を打つなど考えられません 

将軍とイチャイチャしている駒といい何かチグハグした

感じがします 

ドラマの中だるみといった感じでしょうか?? 

 

いよいよ来週は中盤のハイライト、金ケ崎の退き口です

 

信じ切っていた義弟の裏切りに信長絶体絶命のピンチ 

来週はワクワクする展開を期待したいものです 

 

 

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