TRIUMPH・1962TR6SS トライアンフメンテナンス祭り5 〜第一章〜

2020-03-29 22:43:10 | バイク:モーターサイクル

  曇り後晴れ。午前中はけっこう寒かった。

 午前中は絵を描き、午後から割と暖かくなった(午前に比べ)ので、トライアンフTR6SSのメンテナンスを決行しました。ついでにドリーム50と、スーパーカブのバッテリーも充電。

 今年はいよいよ恐怖の車検でしばらくお別れしなければならないのですが、一応少しは乗れるかなということで作業します。ま、車検なくてもあってもきちんとメンテナンスするんですが(笑)。

 

 とりあえず今日の目標は、「ギトギトになって嫌な作業の代名詞」たる各部グリスアップです。簡単なところから。クラッチのケーブル端部を清掃し、グリスアップ。使うグリスは落ちにくい高級品、ワコーズのブルーグリスです。これは本当にいいです。劣化すると青い色じゃなくなるのですぐ分かりますしね。

 

 スイングアームピボット部分をグリスアップ。ニップルからグリスを注入します(写真上の三個のニップル)。もう三年この作業をやっていますが、相変わらず写真左のニップルは、全くグリスを注入させる気がない部分にあります(笑)。これは一体なんのためにあるんだろう? 一応、グリスが行き渡るとここからもニョロニョロと古いグリスが出て来ますので、確認するためなのかも知れません。勝手な解釈をしときます。

 

 レバー類。とにかくどこもかしこも汚くなるので嫌な作業。ケーブル端部のタイコも掃除し、グリスを塗りたくります。

 組み付け完了後、開口部分にグリスを充填し、清掃。ギトギトからおさらばとなります。

 

 もちろん、こちらも清掃します。それにしても汚いですね。一応、青い色が残っているのでそのままでもいいのかも知れませんが、そこは鬼なのできちんとやります(笑)。

 

 チェーンも清掃し、ウェットタイプチェーンオイルを吹き付け、余計な油分を除去して完了。私はドライタイプのチェーンオイルは使いません。あれはダメですね。やっぱりどこもかしこも「ギトギト」してないと。

 

 キックペダルを動かしますのでプラグチェック。けっこう煤けています。あまりエンジン回しすぎるとスピードが出すぎるので……。TR6SSトロフィーは豪快に加速するバイク。本当はぶっ飛ばしたいのですが……。実は峠でx0マイル=x44km/hを出してしまっていたことがあり、自分で自分にびっくりしました。あれ以来、スピードメーターを確認しつつ走る日々です。余談です。

 

 クラッチ部分をパーツクリーナーで清掃します。キックを手で動かし、クラッチを回転させながら一回り。ちなみに写真はテキトーに吹いてるように見えますが、実は奥のギヤ部分と手前の隙間めがけて吹いてます。

 

 清掃も完了させたらオイルを投入。「プライマリーオイル投入皿」の出番です。

 

 勢いでギアオイルも交換しちゃいました。工具が全く入らないボルトです。それにしてもメンテナンスさせる気が感じられない車両ですね(笑)。どこもかしこも「工具がまともに入らない」です。でもそこが可愛かったりします(笑)。

 

 実に見えにくい(写真では判別不能)ですが、「レイシャフト」なる部分の半分くらいまでオイルを投入します。オイル粘度が高いので、次回、もう一度チェックし、適正量に達しているか確認します。

 この辺でだいぶ寒くなってきたので一旦休止でした。

 ウォーキングにも行って自転車三本ローラー台でトレーニングもして日曜日が終わり。いよいよ次週四月一日から新職場へ初出勤となります。長い冬休みもようやく終わりで喜んでいいやら微妙な気分



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