いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

大愚民体制翼賛会、あるいは、デマゴーグを指摘するデマゴーグ

2011年04月07日 19時46分36秒 | 日本事情

― あなたが八度七分の声を使うときは、 必ずあたしにうしろめたいことがあるとき  ―
                               椎名林檎、『すべりだい』(歌詞



■大愚民翼賛会;

wiki 福島第一原子力発電所事故にある;

地震と津波への対策

2006年3月1日、国会質問で当時の経産相の二階俊博(自由民主党)は、吉井英勝(京都大学原子核工学科卒業、日本共産党)から福島第一原子力発電所を含む43基の原子力発電所における津波対策の不備を指摘され、冷却水喪失による炉心溶融の危険性を警告された[82]。このとき二階は吉井に対策を約束したが、実際には改善を行わなかった。吉井は同年12月13日にも「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」[83]を内閣に提出し、原発の安全対策の不備に注意を喚起したが、当時の内閣総理大臣安倍晋三は「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」[84]と退けた[85]。また、吉井は2010年4月9日にも衆議院経済産業委員会で同じ問題を取り上げたが、当時の経産相の直嶋正行(民主党)は「多重防護でしっかり事故を防いでいく、メルトダウンというようなことを起こさせない、このための様々な仕組みをつくっている」[86]と断言し、やはり安全対策を講じなかた。


震災のどさくさに紛れた大連立政権構想の動機はよくわかる。うしろめたい、第一愚民党と第二愚民党がお互いの落ち度を相殺したいのだ。

(関連愚記事;①第一、第二愚民党 ;②おいらの梅の実;③選挙に行く奴はバカである。 ;④お孫さまの時代;嫌われ芸編←鳩山由紀夫は人格障害者と見抜いていないまぬけ記事)

    
旧第二愚民党・現愚民党   旧愚民党・現第二愚民党

ネット上で誰も指摘していない科学的推論を披露するょ、

臨界してるよただし水のね;

福島第一原子力発電所の炉心では臨界が起きているにちがいない。ただし、核分裂反応の開始ではなく、水の臨界。報道では炉心温度が300-400℃になったと報じた。その条件なら水は超臨界状態になっているはずだ。物質には三態がある。気体、液体、固体。H2Oの場合、水蒸気、水、氷。この三態とは別に臨界点を超える高温高圧状態では超臨界状態となる。水が超臨界状態になると反応活性が上がる。つまり、他の物質を犯したり、溶解したりする。炉心の水素爆発が危惧されている。核燃料棒の表皮の金属のジルコニア合金が水と反応し、金属は酸化物に、水は水素を発生する。その水素が爆発の因子となって、今窒素封入を試みている。この水素発生反応はジルコニア合金と水(水蒸気、あるいは超臨界H2O)の反応。超臨界H2Oはより激しくジルコニア合金と反応し、水素を発生していると理論的には考えられる。

もっとも、こんな理論的予測は、冷却装置不動という震災初日から予測できたこと。

それに対し打つ手をその時点、つまり震災初日から考えていなかったことが問題。

後手後手、つけば焼き、泥縄、いきあたりばったり、そして、"窒素注入は米NRCの助言、水素爆発再発を警告"#1だって。「個々の技術は高度でも、総合的な判断や危機管理をできない日本人」という報道は、おいらの日ごろのぬほん見聞からしてその通り。

やはり、おいらどもは、「なんという土人の国にいるのだろう」、と感嘆しなければいけないのだ。 おいらだって、ダーチャで土にまみれて、がんばっている。

(土人の国;同紙は、問題が起きた際に連絡が取れなくなるのは、日本の経営者や政治家によくあることだと指摘。#2)

デマゴーグを指摘するデマゴーグをネタにする本デマブログ

山口二郎が、かわむらたかしら減税日本的政治をデマゴーグと指摘するのをみて、わらった。

元祖デマゴーグは、おまいだにぃ~。



政権交代こそ!っていってたんじゃなかったのかい!? The beginning of democrazy!

この顔触れ見ると、余計わらって、わらいすぎて涙が出てきた。寺島実朗の今の気持ちってなんだろう?東條英樹の気持ち、つまり米国に刃向かうとおそろしい~ことになるってこと、がよくわかった気持ちなんだろうか?おすえてほすい。

発熱中

(三十)八度七分の声どころか、臨界温度の悲鳴を上げて、うしろめたさも何も、~その時全て壊れ落ちた 激しい雨には 慣れていたけど、お得意の嘘や詮索ごっこが 最後の遊びへ導いていた~って感じ。


#1
窒素注入は米NRCの助言、水素爆発再発を警告


特集 福島原発

 新たな水素爆発を防ぐため、東京電力は福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器に窒素を注入しているが、この措置は米原子力規制委員会(NRC)が報告書の中で必要性を強調していたものだ。

 報告書は、同原発の現状について冷却のために原子炉に注入した海水の塩分が炉内にたまり、十分な冷却ができなくなっていると警告している。

 NRCは、原発の安全審査や規制、放射性廃棄物管理の監督に強い権限を持つ米政府の独立機関。日米政府が福島第一原発事故の対応のため設立した連絡調整会議にも参加している。

 NRCのチームが先月26日付でまとめた報告書は、1~3号機について、核燃料の一部が溶け、圧力容器の底にたまっていると分析。海水中の塩分が析出して燃料を覆い、冷却を妨げていると指摘した。特に、圧力容器内の温度が高い1号機で、塩の量が多いと懸念を表明している。2、3号機は、注水しても圧力容器の水位が上がらず、一部が壊れている可能性を示唆した。

 また、海水は真水に比べて、放射線による分解で水素を発生しやすいと指摘。海水に含まれていた酸素と反応して、水素爆発を起こす危険があると警告した。

 窒素注入は、その対策としてNRCが提案していたもので、東電は7日、「すぐに水素爆発する恐れはないが、(NRCの)指摘を踏まえた」と説明した。
(2011年4月7日20時19分 読売新聞)

#2
東電社長「雲隠れ」と批判 「福島」で米紙
2011.3.29 18:53
地震による原発施設への影響についての記者会見に臨む、東京電力の清水正孝社長=3月13日午後、東京・内幸町(松本健吾撮影)

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地震による原発施設への影響についての記者会見に臨む、東京電力の清水正孝社長=3月13日午後、東京・内幸町(松本健吾撮影)

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は29日、「経営者が雲隠れ」との見出しで、福島第1原発事故発生から2日後の13日以降、公の場に姿を見せていない東京電力の清水正孝社長を批判する記事を掲載した。

 同紙は、問題が起きた際に連絡が取れなくなるのは、日本の経営者や政治家によくあることだと指摘。その上で、社長の行動を「理解できない」とする西岡武夫参院議長の発言や、メディアの間で社長の刑事責任を問うよう求める意見が出ていることを例に挙げ、批判が強まっていることを伝えた。記事は「誰もが清水社長は辞任することになると思っている」と指摘する一方で、「電力会社と政治家、原子力規制当局の緊密な関係を引き離さなければ解決にはつながらない」とする日本国民の声を紹介した。東電は27日、清水社長が16日に過労から体調を崩し、政府・東電の統合連絡本部を数日間離れていたことを明らかにした。(共同)







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