いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

都合の良い言い訳

2014年09月07日 20時05分51秒 | その他

PCも椅子も愚猫どもに占拠され、ブログの更新能わず(=都合の良い言い訳)。

■ 苦笑。 いわれなきゃ、両者は、結びつかない;


https://twitter.com/Chisaka_Kyoji/status/506035398569508864

佐藤慶さんの思い出、あるいは、学者と出世。

おいらは、出世しそこなった出世主義者である。

がきんちょの頃どうやって出世しようとしていたかというと、学者としてである。

昨今話題の人でなぞらえれば、笹井博士であろうか。

もっとも、おいらと笹井博士のアタマの出來は、オーダー(桁)で相当違うのであるが。

世間の人は意外と思うことが意外なのあるが、研究者の世界は出世主義者が多い。一発世紀の大発見をして、つまりは、一発当てて、しかるべき所(ところ=ポスト=地位)を得ようと、いささかみづからひそかに、がんばっているのだ。

それを失敗したのが、おいらだ。

おいらの出世主義のイデオロギー的注入は何によって行われたのか? あるいは、少しは元からあったおいらの出世主義は何によって翼賛、煽情されたのか? あるいは、元々持っている出世主義を歴史的に見てこういうものだと反省的に認識したのか? 自己分析してみた。

思い出した。

テレビだ! 1995年、NHK 大河ドラマ 八代将軍吉宗

おいらが、いくつ もの かのdefenceを経て、学位を取った年、おいらは、服役者がシャバでやっていけるように社会情勢に触れるため刑務所でも特別にテレビを見るように、 テレビ というものを見はじめた。30歳頃だ。 はたちすぎては、 学問を究めるため 貧乏だったこともあり、テレビは見なかった。

 見た、テレビ。NHK大河ドラマ 八代将軍吉宗。

NHK大河ドラマ 八代将軍吉宗 メイン・テーマ

これは、大出世物語である。 DNAだけが家康とつながっていて、かつ母親が藩主の( 将軍の ではない!)風呂で働いていたことで受精してできた男が、結果、出世して、将軍になるのである。

今で言うキャリアポルノじゃないか!

関連愚記事;

今度、吉宗クンと竹田クン。
八代公認問題

 さて、この見ていて楽しい出世物語で、新井白石も、結果、出世して、将軍のブレインとなるのである。 演じていたのが、佐藤慶。

「ただ」の甲府藩主の綱豊に士官した白石。 この綱豊[@DNAだけが家康とつながっている]が将軍となるのだ。

格好よかったなぁ、佐藤慶の演じる新井白石(wiki)。

今、白石を知ればわかるあの「狂気」めいた鬼気を演じていた。

それにしても、吉宗も白石も策を弄せず、出世するのである。

そこが、純朴なぬっぽんずん[@おいらもそうだ]に受けるのだと思う。

別途、白石は7代→8代の代替わりで、御免となることはいうまでもない。吉宗と白石は同じ陣営ではなかった。でも、その出世物語が後世の愚民に享受されているのだ。

なお、吉宗の物語のクライマックスの大奥美女大量解雇事件は、「史実」らしい。 

▼ それにしても、佐藤優さんは、何を目指しているのだろうか?

 



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