いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

旧谷田部航空隊跡地

2006年04月09日 20時56分01秒 | 筑波山麓
つくば市観音台の農水省傘下の研究団地内の並木.

この地は終戦前は大日本帝国海軍の谷田部航空隊の基地、飛行場であった。
空想するに、この一本道こそ滑走路のひとつであったとおもわれる。

谷田部で訓練したひとのブログ↓
老兵の繰り言
谷田部の思い出
第五部 谷田部海軍航空隊







今の日本に繁茂している桜はソメイヨシノというもので、江戸後期につくられたもので、これだけ日本に繁茂しながらそのDNAのパターンはひとつかふたつとのこと。つまり、ソメイヨシノは交配繁殖しているのではなく、接木などの「クローン」で数を増やしているらしい。特に戦後。やたらめったら植えていることは見てわかる。ソメイヨシノはどいつもこいつも金太郎あめだっていうことか。この桜並木も農水予算のおかげで派手に整備されてる。



現在、谷田部航空隊を偲ばせるものはほとんど見あたらないが、この桜並木の通りが常磐自動車道を跨ぐ橋の名前.

筑波山麓は軍の飛行場がたくさんあったと知る。海軍だけでも、谷田部、筑波(友部)そして霞ヶ浦(阿見)。陸軍はパレンバン 「空の神兵」の稽古場の西筑波飛行場.

どれも、内地での飛行訓練基地として使われていたようだ。そして、訓練した少なからずの人が特攻参加したらしい。



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