スーパーでみがきにしんが売っていた。定価
札幌育ちのおいらは、みがきにしんにはがきんちょの頃から親しんでいた。当然、おばかなので、磨きにしんだと思っていた。今から思うと安い食材だからよく食べさせられたのだとおもう。正直子供心に、おかずにみがきにしんが出てとてもうれしいと感じた記憶はない。コンサドーレ@がきんちょにとって一番はやっぱり、例えば、ザンギだ。
もどって、身欠きにしんをどうやって食べていたのかもあんまり覚えていないが、固いことと骨が子供ごごろには嫌だった、つまりのどに刺さる恐怖があったような気がする。そんな時はごはんと一緒に飲みこみなさい!と言われた。
長じてみがきは身欠きと知る。それにしても、はらわたを取った状態を身欠きというのも変だな。なぜなら、さんまの身とはらわたという語法があるからだ。そもそもハラワタを抜いたいかを身欠きいかといわないではないか!なぜ、にしんのはらわただけが"身"なのか?
さらに、みがきにしんは干した魚ではあるが、開きではなく、まっぷたつにされた魚の胴体の片側なのだ。なぜ、アジなどは開いて干して、ニシンはまっぷたつにして干すのか?とある人に尋ねると、アジは小さいから開かないと ちんけ になっちまうから。それに比べにしんは頭とって真っ二つにして干しても、あったかいおそばの上で立派なお姿を披露できるからではないかというお答え。なるほど。(後記;にしんの開きというのはあった。でも面積広し!)
▼ニシン関連記事;『 結論、にしん立ち食いはあたわず 』