感染症診療の原則

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ドクターGG

2011-10-11 | (ちょっと休憩)ほんとに休憩
先週のNHK総合「ドクターG」は千葉大の生坂先生が登場。

若い女性、ピル服用、、、、、、肩への痛みのひろがり、、、。

クラミジアなどが原因でなる「フィッツ・ヒュー・カーティス症候群」が原因での痛み、ということでした。

Twitterをみていたら、皆が回答者と一緒に検討をしているのがわかって面白かったです(^^)。

へそから下の感染症が専門の編集部としては、皆様の性感染症アウエアネスが高まり「NHKさん、ありがとう!」の夜でした。

(自分で一度経験すれば、強烈に意識化されるんですが・・・体験学習はあまりおすすめできません。ぼそぼそ)

次回はなんと最終回。ちらっと山中先生がうつっていました♪


「米国で学んだ総合診療生かす 藤田保健衛生大病院 山中克郎さん」中日新聞の記事


若手医師セミナーの総合診療1と2の先生はどちらも「ドクターG」にご出演ですよ。すごいですね~♪



「えへん。私が選んだのだ」

―ふーん。編集長もほんとはでたかったんじゃ?

「いや無理だろう。視聴中、鑑別でよくまちがえておる(キリっ)」

―まーそういわず・・

「私はドクターGじゃなくGふたつだから」

―ふたつ?

「じじー、なんちゃって」

―ヾ(・・ )ォィォィ(どんな反応を期待されていたのか?)


山中先生はUCSFに留学され、鑑別診断の神様ティアニー先生のところで学ばれました。
(ティアニー先生はあまりお弟子さんをとりたがりません。日本人で研修された方としては、金沢の松村先生と山中先生は有名です)

「血液内科を専門にする道を歩んでいた12年前、国が育成を目指していた「総合診療医」について学ぶ米国留学生に思いがけず選ばれ、人生が変わった。
 米国の大学病院で会ったローレンス・ティアニー教授は「診断の神様」と呼ばれ、呼吸器や循環器、感染症など、どんな分野でも専門医と対等の知識があった。専門医だった自分よりも血液内科の知識が多いことに打ちのめされ、「総合診療医とは、こんなにすごいのか。自分も、何でも診られる医師になりたい」と意志を固めた。」(上記リンクの記事より)

「「技術的に素晴らしいことも大事だが、それだけではうまくいかない。医療には、母親が手を当てるだけで子どもが安心するような、アート(芸術)の部分が必要なんです」
 患者と心を通わせることこそ、正しい診断につなげる第一歩。そう信じている。」

いつもニコニコ。穏やかな先生。ER/総合診療の研修をしたい人は藤田保健衛生もぜひご検討を。


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