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泡盛を20-30杯飲んで飲酒運転 同僚をはね3キロ引きずって殺害

2006-09-03 00:09:51 | Weblog
車ではね3キロ引きずり同僚死なす 飲酒の高校助手逮捕 2006年9月2日
産経 http://www.sankei.co.jp/news/060902/sha002.htm
毎日 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060902k0000e040067000c.html
<泡盛を20―30杯飲んだ>
 沖縄県警は、同僚の高校事務職員を車ではねて3キロ以上引きずって死なせたとして業務上過失致死の疑いで、同県嘉手納町水釜、県立浦添工業高校の実習助手、友寄祐哲容疑者(46)を逮捕した。友寄容疑者は飲酒運転しており、同乗していた高校教諭3人と、高校臨時教諭2人の計5人を道交法違反容疑(酒酔い運転幇助(ほうじょ))で書類送検した。
 友寄容疑者は「泡盛を20―30杯飲んだ。引きずった感触はなかった」と供述しているという。
 調べでは、友寄容疑者は8月25日午前0時半ごろ、沖縄県伊平屋村島尻の県道で、酒に酔って寝ていた同校事務職員、儀間秀之さん(28)に気付かずに車ではね、巻き込んだまま約3キロ引きずった疑い。高校教諭や臨時教諭の男女5人は友寄容疑者の飲酒運転を承知の上で同乗した疑い。
 友寄容疑者らは儀間さんを含めた県立高校関係者約10人と伊平屋村で旅行中だった。


 飲酒運転事故と言えば、福岡市で幼い3人の子供の命が奪われた例の事件が世間を騒がせていますが、実は沖縄でも負けないくらい悲惨な飲酒運転事故が起きていたことがわかりました。
 泡盛は県内に普通に流通しているものはアルコール濃度30度(本土向けでも25度、アルコール濃度の高いものには60度というものもあります)と言われていますが、それだけアルコール濃度の強いものを20-30杯も飲めば、酩酊するのは当然ですし、歩く事もおぼつかないはず。
 そんな状況で車を運転するなんて、いくら車社会の沖縄でも、あまりにも無神経で許されない行為ですし、(被害者を3キロもひきづっていた事実に)同乗していた5人が全く気が付かなかったというのも、運転手と同じくらい酩酊するほど飲んでいたのか…と陰鬱な気持ちにさせられます。
 飲んだら運転しない、あるいは運転要員には絶対に飲ませない、そんな当たり前の事が守られていないことも、今の日本のお酒に対する考え方の甘さを象徴しているんでしょうね。飲酒運転の刑罰はもっと重くすべきと願っているのは私だけでしょうか。容疑者や一緒にいた人には、自分達が将来のある若者の貴重な命を奪ったという重荷を一生背負っていってもらいたいと思います。

関連ニュース 
中日新聞社員が無免許・飲酒、懲役10月求刑
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060902i403.htm
YAHOOニュース 飲酒運転問題関連リンク
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/drunk_driving/


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