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川口高校の校長が元交際相手の教え子を脅迫・逮捕 ニュース5本

2008-03-10 20:22:55 | Weblog
脅迫:高校長を容疑で逮捕 元教え子の交際相手を脅す--埼玉県警 2008年3月9日 毎日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080309ddm041040044000c.html
 別れ話のもつれから、かつての高校の教え子で交際相手だった20代の女性会社員を電話やメールなどで脅したとして、埼玉県警捜査1課と行田署は8日、埼玉県上尾市仲町1、川口市立川口高校校長、市川和夫容疑者(56)を脅迫容疑で逮捕した。女性の家族から今年1月に行田署が相談を受け、捜査していた。市川容疑者は電話やメール送信は認めているが、「脅すつもりはなかった」と容疑を否認している。
 調べでは、07年11月下旬~12月中旬の数回、「人を殺すことは平気だよ」「何があっても知らないよ」などと女性に電話をかけたり、手紙やメールを送りつけて脅迫した疑い。脅迫メールは校長室のパソコンから送ったこともあったという。
 市川容疑者は02年1月から、当時教頭をしていた県立高の生徒だった女性と交際。市川容疑者は既婚者だった。女性が別れ話を切り出した07年3月ごろから、復縁を迫るメールを送りつけるようになった。市川容疑者は市立川口高に06年に赴任した。

逮捕の高校長、メールなどでの脅迫100回近く 2008年3月10日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080310-OYT1T00072.htm?from=main3
 埼玉県川口市立川口高校長が教え子だった20歳代の女性に交際を続けるよう脅迫していた事件で、県警捜査1課と行田署に逮捕された同県上尾市仲町、市川和夫容疑者(56)は今月までの1年間に、メールなどで100回近くにわたり脅迫を繰り返していたことが、9日わかった。
 同課は同校の校長室などを捜索、押収したパソコンなどから脅迫内容などを調べている。
 調べによると、市川容疑者は、メールなどに女性との交際の経緯を詳細に書き込み、交際を続けないなら「交際していることを他人にばらす」などと脅していた。脅迫の回数は少なくとも100回近くに上るという。07年11月ごろからは、執拗に交際し続けるように迫ったため、身の危険を感じた女性が同12月に県警に相談。今年1月に被害届を出した。
 市川容疑者は2002年1月ごろ、教頭を務めていた県北部の県立高校で、当時2年生だった女性の相談に乗ったり、放課後に勉強を教えたりしているうちに交際を始めたという。既婚者だったが、女性が卒業した後も交際を続けていた。同課などは、07年3月ごろ、女性がほかの男性との交際を理由に別れ話を切り出したことから、電話やメールなどで交際を続けるよう迫り始めたとみている。
 調べに対し、市川容疑者はメール送信などは認めているが、「事実を書いただけ。脅迫するつもりはなかった」と、犯意を否認している。
 埼玉県川口市の神山則幸教育長は9日、記者会見し、「誠に遺憾であり、許し難い怒りを感じざるを得ない。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。事実を把握でき次第、厳正に対処する」と述べた。
 市川容疑者は、2000年4月から2年間、同県北部の県立高校教頭を務めた後、県立総合教育センターに4年間勤務。06年4月から川口市立川口高校の校長を務めていた。

「彼のこと全部知ってるよ」校長、教え子の交際相手調査 2008年03月10日 朝日
http://www.asahi.com/national/update/0309/TKY200803090185.html
 教え子だった女性を脅して交際を迫ったなどとして、埼玉県川口市の市立川口高校校長、市川和夫容疑者(56)が逮捕された事件で、市川容疑者が、女性が交際している男性の住所や経歴などを調べあげ、「何があっても知らないよ」などと女性を脅していたことが県警の調べでわかった。県警は、市川容疑者が校長という立場や教育界の人脈を使い、こうした個人情報を入手したとみて調べている。
 県警は9日、市立川口高校を家宅捜索し、校長室から市川容疑者が脅迫メールを送ったとされる市所有のパソコン2台などを押収した。
 その後の調べで、市川容疑者が女性を脅す際、女性の交際相手の男性の名前をあげ、「(彼の)住所も経歴も全部知ってるよ。人を殺すのは平気だよ」などと電話していたことが新たにわかった。男性の家族構成も把握していたとみられるという。
 脅迫メールは校長室の公用パソコンから送っていたとされる。メールは長い時はA4用紙3枚にのぼったという。脅迫文は封書で計十数通、メールは数十回に及んだという。
 市川容疑者は、女性が在学中だった02年1月にみだらな行為をして以降、女性が嫌がっているにもかかわらず、計5年間にわたり関係を迫ったとされる。その一方で、06年10月にはJR上尾駅ホームの階段で、女子高校生に痴漢行為をした男を取り押さえたこともある。当時、朝日新聞の取材に「女性が恐怖心を持つような行為は許せない。私の手柄ではない。助けを求めて声をあげた生徒が偉い」などと話していた。
 同市教委は9日、会見を開き、校長逮捕の不祥事を謝罪した。同校は8日の卒業式で卒業証書を授与したが、神山則幸教育長は「卒業生から校長名の削除などを要請された場合、真摯(しんし)に対応したい」と述べた。
 同校の1、2年生は10日から期末試験の予定で、同日朝の全校集会で事件を説明し、生徒の様子によっては延期も検討するという。
 同市教委によると、市川容疑者は77年に県立高校教諭に採用。数学と理科を教える教諭や、県教育委員会の指導主事などを務めた。

「共に高め合う人間関係を」と式辞 教え子に復縁迫った校長 2008年3月10日 
産経 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080309/crm0803091947010-n1.htm
共同 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080309STXKA017409032008.html
 埼玉県川口市立川口高校の校長、市川和夫容疑者(56)が、交際していた元教え子の20歳代の女性に脅迫メールを送ったとして逮捕された事件で、県警捜査1課や行田署は9日、同校と市川容疑者の自宅を家宅捜索し、同校校長室にあった2台の公用パソコンなど関係資料を押収した。
 家宅捜索を受け川口市教委は同日午後、市役所で記者会見。神山則幸教育長が「学校を管理する立場の校長がこのような事件を引き起こしたことは誠に遺憾。生徒や保護者に申し訳ない」と謝罪。市川容疑者を厳正に処分する方針を示した。
 同席した秋葉亘教頭は「校長は教育改革に熱心で、来年度から始まる『特待制度導入』などに向け、先頭に立って準備を進めていた。8日に行われた卒業式では『共に認め合い高め合う人間関係をつくっていこう』などと式辞を述べ、式後はアルバムに寄せ書きを頼まれるなど、生徒や保護者からの信頼も厚かった」と困惑した様子で話した。同校は10日朝に全校集会を開き、生徒に説明を行う予定。
 調べでは、市川容疑者は平成19年11~12月に元教え子の女性に校長室の公用パソコンから「何があっても知らないよ。人を殺すことは平気だよ」と脅すメールなどを送り、交際を迫った疑い。
 市川容疑者は14年1月ごろから、当時教頭として勤務していた県立行田女子高(現進修館高校)の生徒だった女性と交際。女性に恋人ができたため19年3月に別れたが、今年3月までに数十回以上、メールや手紙を一方的に送り続け、復縁を迫ったという。

校長逮捕にショック隠せず 川口市教委 2008年3月10日 産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080309/crm0803092041011-n1.htm
 「教育熱心。生徒や保護者からの信頼も厚かった」-。元教え子を脅迫した容疑で市立高の校長が逮捕された前代未聞の不祥事に、9日に記者会見を開いた川口市教委は困惑を隠せなかった。
 神山則幸教育長は「誠に遺憾。生徒や保護者に申し訳ない」と深々と頭を下げ、同市立川口高校の校長、市川和夫容疑者(56)を厳正に処分する方針を示した。
 同席した秋葉亘教頭は「校長は教育改革に熱心で、来年度から始まる『特待制度導入』などに向け、先頭に立って準備を進めていた。8日の卒業式後はアルバムに寄せ書きを頼まれるなど、生徒や保護者からの信頼も厚かった」と話した。
 同校は10日朝に全校集会を開き、生徒に説明を行う予定。卒業したばかりの男性(18)は「校長は生徒に明るく接していた。友人も動揺している」と語った。




 教育者としてのモラルや責任論とか、どちらが先に付き合ってくれと言い出したのかといったプライバシーに関わる問題はワイドショーにまかせるとしても、別れを告げられた直後からメールで100回近くも脅迫したり、「(彼の)住所も経歴も全部知ってるよ。人を殺すのは平気だよ」と電話するなど、この輩の行っていることは、もはやストーカーの域ですし、さすがにここまで粘着質な性格だと、不倫容認派の男性からも呆れ果てられているでしょうね…(呆れ
 一般論として、女子高などで一件包容力がありダンディに見える男性や若くてイケメンな男性教師がモテる傾向はあるかもしれませんが、それは大人の階段を上る前の恋に恋する時期の話。社会に出れば、もっと魅力的で将来のパートナーとしてもふさわしい相手が見つかり、別れを告げる方が普通でしょうし、教育者ということを割り引いても、あまりにも大人気ないというか、いい大人が何やってんだか…と思います。
 失われた学校の信用や在学生の動揺など、克服しなければならない問題が山積で、学校側も頭が痛いでしょうね。


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