3日の米国市場 ナスダック2.7％安、S&P500種1.31％安、ダウ0.39％安

　3日の米国株式市場は、米長期金利が一時1.49%と前日終値から0.1%上昇したことでハイテク株主導で売り込まれて、主要3株式市場とも続落して終了。
　NYダウは、前日比121ドル43セント安い31270ドル09セントで終了（0.39％安）。
　ナスダックは、前日比361.04ポイント安い12997.75ポイントで終了（2.7％安）。
　S&P500種は、前日比50.57ポイント安い3819.72ポイントで終了（1.31％安）しました。

　ADP民間雇用統計による2月の非農業部門の雇用者数は市場予想（22.5万人増）を下回る11.7万人増となりました。
　長期金利の上昇が続けば企業の資金調達金利も上昇して巨額の借り入れをしている企業程資金調達コストが上昇して利益も減る理屈はわかるとして、ハイテク株がいかに楽観的なシナリオで物色され過ぎていたかを、このハイテク株の連日の売りは示しているのかもしれません、

　ダウ構成30銘柄では、12銘柄で上昇、18銘柄で下落。
　ボーイングが2.43％高、アメックスが2.4％高、JPモルガンチェースが1.93％高、IBMが1.69％高。
　一方、セールスフォースドットコムが3.5％安、マイクロソフトが2.7％安、アップルが2.45％安、インテルが2.19％安、ナイキが2.01％安、ウォルマートが1.94％安、ジョンソン＆ジョンソンが1.76％安。
　他、ネットフリックスは4.95％安と下落率が大きくなり、アルファベットは2.57％安、アマゾン・ドット・コムは1.64％安、フェイスブックは1.39％安。

　NY原油は、前日比1.53ドル高い1バレル61.28ドルで終了（2.6％高）。
　NY金は、前日比17.8ドル安い1トロイオンス1715.8ドルで終了（1％安）しています。