おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

妻がトイレから出てこなかったら、あなたならどうする

2017-12-11 17:44:20 | 日記

【今日の 心配】

孫たちのクリスマスプレゼントを買いに、市内にあるショッピングモールに行った。

ついでに1階のスーパーで買い物をする、その前に連れ合いがトイレに行きたいと言った。

「じゃあ、ここいらで待っているから」ワシはトイレの出口にある椅子に腰かけて待っていた。

完全なる「ワシも族」であります。

・・・・・・

・・・・・・

なかなか出てこない、「うんこの方かな」・・・・・

それにしても遅い、いかに大量だとしても、もう出てきてもいいころだ。

「あー時間を計っておけば良かった。残念」

・・・・・

徒然に、目の前にあるDP(写真)屋のパソコン注文のための椅子に若い男女が坐って、機械を動かしているような、ただ話をしているだけのような風景をぼんやりとみていた。

たしか、このカップルは、ワシがここに坐り始めたときよりも前からいるなあ。

そのうちDP店の従業員も長っ尻なこのカップルに気付いたのであろう。

「お客様、何か分からないことがあります?」と声を掛けてきた。

しかし一向に男女は席を立たない。

いよいよ店員が、2人のそばにピタリと張り付く作戦に出た。

さすがにそばに立たれてはここにいることはできないだろう。

2人は何気なく席を離れた。やっぱりただ坐っていただけだ。

店員がワシの方を見たので「良いぞ!よくやった」の念を送ったのである。

しかし、店員からは無視をされた。

・・・・・・

・・・・・・

それにしてもワシの連れ合いの方はトイレから出てこない。

ワシは心配になった。(トイレの中で急病にでもなって倒れていても、誰もそのことに気付かないだろうなあ)

(本当にそうなっていたとして、ワシゃどうすればいいんかいのう)

・・・・・・

手遅れになっていたとして、人からは「旦那がそばにいながら、のんびりと待っていたんだってさ。」

どうするのが良いか。

逡巡していたが意を決して(そうだ電話をかけてみよう)

(最前も、おもちゃ店の中ではぐれたので電話したが、残念ながら彼女は出なかったけれども、今回はトイレの中、静かだし生きていれば電話に出るであろう)

(でも、出ないとなるとどうしようか)(女性店員に声かけして、中に入ってもらって調べてもらう手しかないなあ)

・・・・・・・

電話に出たわ。

「もしもし、あなたどこにいるの?私もうスーパーのレジの前よ」

なに?もうとっくにトイレを出てスーパーで買い物を済ましたんかい。

おかしい、ワシはトイレの前に陣取っていたのに、出てくればすぐに分かるところにいたのに、お前は忍者か。

年を取るとこういったことが日常茶飯事となるのであろう。

携帯電話は必需品である。もう、いやっ。

実話です。